すぐに会いにいくって連絡を入れて終電で彼女に会いに行った
その日の夜はじめて最後までした
お互い好きということは知ってたこともあってどちらともなく線を超えた
俺はこの時点でもうほとんど付き合ってるようなもんだと思ってた
相変わらず会う頻度等は変わらなかったが2週間程たったある日
彼女に呼ばれ泊まりに行くと
上機嫌でケーキを作っていた
話を聞くと自分らと同じサークルの男にケーキを作ってくれと頼まれたらしかった
男はかなりイケメンで
ファンがかなりいるレベル
俺から見てもかっこいいと思う
その男は彼女が気になっているということも聞いていたから正直かなりもやもやした
嫉妬したのもそうだし
男とは仲が良かったので彼に対する罪悪感もあった
かと言って何も言うわけにはいかず黙って様子を見てた
けれども日が経つにつれ
彼女はその男のことをよく話すようになり、その割合はかなりのものとなった
けれど彼女は自分とこういう状態だし
揺らぐことはないだろう
そう思ってはいたが、ある日どうしても気になって
男のこと好きなの?
と聞いてしまった
何言ってんのそんなわけ無いじゃんと答えてくれることを期待してた
しかしながら返答は期待を裏切り
わかんないというものだった
わかんないってなんだよ、と
この時はじめて彼女に少し強く当たってしまったことを覚えてる
それでも関係は変わらず幾度となく求められた
きっと自分の事の方を好いてくれてる
そう思い彼女に求められるがままでいた
関係は変わらず、というよりも半同棲に近いレベルでずっと一緒にいるまでになったある日、彼女が男と食事に行くと言ってきた
場所はずっと自分が彼女に行きたいねーと話してた場所
今まで溜まってたもやもやが爆発されたのか、
なんだか自分をないがしろにされた気がして一気に彼女の気持ちがわからなくなっただから彼女に問いただした
お互い好きで、イ本の関係もあって、付き合ってるようなもんだよね
というよりはっきりさせたい俺と付き合ってください、と
彼女の答えは
付き合えない、他に気になってる人がいるから
だった
なんとなく予想はしてても実際に聞くとダメージが全然違うんだと痛感した
今まで自分がしてきたことはなんだったんだろうとか
なんで嫉妬するからと俺と周囲の女の子を遠ざけたんたろうかとか
なんで毎晩求めてきたんだろうとかいろんなことが頭をかけ巡って
何もかもが馬鹿らしくなった好きであることには変わりないのに
同時に不幸を願うようなそんなわけわかんない心境だった
その女はセイ獣よ(*^^*)!!
逃げて~
この時はほんとに何も考えられなくなってた
後先のことを一切考えられず
感情だけで動いてしまった
結果俺は男に彼女にされたことを全部吐露し、男は彼女の元を去った
最低なことをしたとは思うが自分も交友関係を断ち切ったんだと自分を正当化した
男に俺と同じ目にあって欲しくないという思いもあったが何より彼女に乗り換えられるのが嫌だった
その後自分と彼女は仲直りをし、関係だけは続いた
付き合えはしなかったが、離れるよりはましだと、そう思った
更に2週間程たったある日サークルでの飲み会のあと
私にちょっかい出しすぎです、と彼女に言われた
だって他の子にちょっかい出すと怒るじゃないか、と答えたらもう怒らないし妬くこともない
友達と遊ぶことが増えたからかもしれないけど寂しいと思うことも減ったからもうこの関係やめたいと言われた
なんでも話せる兄妹みたいになりたいと
正直理不尽だとは思った
いつでも求めてきた時には無理してでも応えていたのに俺の気持ちは無視かと
でも好きだったから離れるのはなにより嫌だったし彼女の気持ちを尊重したいからそれでいいと言ったんだ
コメント
いっぱいヤレてよかったね^^
しかもクソビチのほうから後腐れなく離れてくれるなんて^^