>>353 ちょ、聞いてくる
さらにまた1ヶ月後、友子は鼻息を荒くして私子のところに駆け込んできた。
その日、彼男は妙に態度がおかしかったらしく、彼男が寝ている間に彼男の携帯をチェック。
全ロックが掛っていたが、ロック番号が0000で解除。彼男バカスwww
そして案の定女の子のメールがわっさわっさ。
その場で女の子のメールおよびアドレスを全て抹消し、
静かに携帯電話を置いて私子の家に来た。
女の子のアドレスはキャバ嬢のかと思ったのだが、
メールを見た限り女子大生やらOLやららしい。
しかも出会ってまだ間もないメール内容だったようだ。
辿り着いた結論として、彼男は某巨大ソーシャルネットワークのコミュニティで
出会ったのではないかという考えに至った。
パソコンで某巨大ソーシャルネットワークを開く。
彼男のページにログインするには彼男のアドレスとパスワードがいるのだが、
あっさりログイン出来た。
友子パネェwK察学校に編入した方がいいのではないか。
彼男のプロフィールには経歴こそ偽りはなかったが、
彼女いなくて寂しい男なのでじゃんじゃん絡んでください!と書いてあった。タヒねばいいのにwww
某巨大ソーシャルネットワークにはコミュニティのコメント履歴が反映されるのだが、
『コム持ち同士で電話しよぉ』みたいなコミュニティにコメントが残されていた。
またwill混む買ったんかいwwwww
さらに彼男はいろいろな女の子にメッセージみたいなの送っていた。
友子は私子の家の物を壁に投げつけていた。やめてほしい。
友子「もうこいつ本当にバカだわ」
私子「もう別れなよ、言っちゃ悪いけど何がいいのかわからん」
友子「いや…おびき寄せる」
友子は私子の携帯で某巨大ソーシャルネットワークに登録し始めた。
名前は愛奈とし、経歴は大学生で住んでいるところは私たちと同じにした。
どっかのサイトから引っ張り出してきたギャルのプリクラをトップ画に。
彼男と同じ趣味にし、彼男が好きそうにいろいろ登録した。
そして彼男にメッセージを送った。
愛奈『こンちわッ☆気になったンでメッセ送りましたッ!彼男くンて超かっこぃぃですねッ
愛奈も○○好きなの~☆良かったらぉ返事欲しぃナ』
普段二人とも絵文字皆無の顔文字かwwwのメールなくせに頑張ってギャル風のメッセージを送った。
すぐ返事来た。
彼男『こんちわ~愛奈ちゃんよろしく~!俺全然かっこよくないよ~愛奈ちゃんもめっちゃかわいいね!
○○俺も好き~趣味合うね~』
ガッツリ引っかかってくれた。
そしてそのやりとりを1ヵ月近くした。1ヵ月もギャルを装うのは疲れた。
その間も友子と彼男は普通にカップルで、かなり順調だった。
友子はぐふぐふと笑いながら愛奈を演じていた。
そろそろシメる時かと思った矢先向こうから誘いがあった。
彼男『てか明後日会わない?はぁと』
友子は目の前の机を蹴り上げた。
この時授業中で教授焦り出す。
友子は何でもないでーす!と言って静かに机を戻した。
以下、その時のやりとり
愛奈『ぃぃけど、どこ行くのぉ~?』
彼男『俺、夕方まで仕事だから~愛奈のハンバーグ食べたい(愛奈の得意料理はハンバーグにしといたwww)』
愛奈『愛奈の家来るのぉ~?』
彼男『うん!』
愛奈『ご飯食べたぁとどぉするのぉ~?』
彼男『いちゃいちゃ笑』
愛奈『ぃちゃぃちゃって~?』
彼男『愛し合うこと!はぁと』
友子舌打ちしまくりで顔面は般若だった。
『ぃぃょッ☆ハンバーグ作って待ってる!』と返事して終わった。
そして彼男と愛奈が会う日。
待ち合わせは大学の最寄りのコンビニに指定。
彼男からメールが来た。
彼男『18時くらいに行くね~ハンバーグ楽しみすぎてお昼抜いてきた!』
食べることのないハンバーグを楽しみにされてちょっと哀れに思った。
そして友子自身の携帯からメールを送った。
友子『今日会えない?晩御飯ハンバーグだよ』
最後のチャンスらしい。彼男から返事きた。
彼男『ごめん、今日同僚と遊ぶから無理。明日ハンバーグ食べるから残しといて!』
彼男オワタwwwwwしかも二日連続ハンバーグ食うつもりかよwwwww
18時、私子と友子は待ち合わせのコンビニに。雑誌コーナーの雑誌で顔を隠しながら彼男を待つ。
5分後、彼男がスーツでコンビニに入ってきた。
キョロキョロ見渡していたが、友子に気付いたのかめちゃくちゃ焦った顔をしてコンビニを後にした。
そしてすぐ私の携帯にメール来た。
(愛奈の電話番号、アドレスとして私子の電話番号、アドレスを彼男に教えていた)
コメント
素人さん女が浮気不倫でヤリマン状態の日本だから、よくよく考えてみると商売女のほうが正解なのかも? と人生とか価値観の見直しを最近感じてる。