781: 名無しさん@おーぷん 2017/04/03(月)06:16:59 ID:7Je
10年以上昔、主に友人が果たした復讐。
しかし中学に上がるとガラの悪い隣の学区からも生徒が来るため、DQNに目をつけられてしまった。
ある時、Aから
「俺は強くなりたい」
と言われた。
「このままやられ続けるのも癪だから一緒に何か格闘技を習おう」
しかし自分たちは中2にして身長155と150のちびっ子なので、普通にやっても勝ち目はない。
それを格闘技好きの先輩に相談した所、隣町にあるレスリング系のジムを紹介してくれた。
自分たち二人は周りにバレないように放課後に通い続け、共に体と技を鍛え続けた。
相変わらず小突かれながら。
3年になる頃には自分は身長も平均くらいにはなりガタイが良くなったため、DQN攻撃はいじり程度になった。
でもAは相変わらずちびっ子だったので、下っ端DQNから小突かれていた。
ただ一見太ったように見えるAの首は、とんでもなく太くなっていた…。
782: 名無しさん@おーぷん 2017/04/03(月)06:18:19 ID:7Je
卒業式の後。
いままでの仕返しをするべくDQNのYを呼び出した。
場所は人目につかないよう学校の横の公園にしたが、AとYが決闘すると聞きつけたDQNグループ数人と一般グループの友人含め男女20人ほどが集まった。
Aは
「散々やられた仕返しをしてやるよ」
と言い放つも、未だにちびっ子なので周りもYもAを馬鹿にするように野次を飛ばしてきた。
そんな中、ふざけたファイティングポーズをとりながらピョコピョコ挑発するYに綺麗にAのタックルが入った。
Aは
「ごめんなさいは!?」
仲間DQNが止めにかかるのは自分が抑えたので救援は無い。
Yは
「ギブ…ギブ…」
Yは喉が締りグゲグゲ言いながら
「ゴメンナザイ」
戦いの後、Aはいつの間にか増えていた野次馬から賞賛され、Yは戦いでシャツが破れ髪も乱れ哀れな姿で卒業を迎えた。
卒業後は自分はただの筋トレ好きなオタになり、Aは鍛え続け総合格闘技の世界でそこそこ強い選手になり、引退後トレーナーをやっている。
昨日、数年ぶりに再会したので書いてみました。
コメント
プロになるのは凄い