職場に不妊治療をしているAさんとBさんがいた。
年齢的にも厳しい状況だったが、
「どうしても子供が欲しい」
と治療を受けていた。
職場で働いている人誰もがその二人が治療を受けているのは知っていたし、2人が
「お互い頑張ろうね」
と励まし合ったりしているのを度々見かけた。
数年後Bさんが妊娠。
職場は一気におめでとうムードの中、
「BさんがAさんに『ごめんね』と謝っていた」
Aさんは
「気にしないで。おめでとう」
と一言だけ返していたそうだ。
出産したBさんが産休から職場復帰後、一気にAさんへのマウンティングが始まった。
事あるごとにAさんがいる場所に来て
「うちの子が」「うちの子は」
と話しかける、周囲が気を使って子供の話からそらそうとするけど
「でもうちの子(略)」
と続ける等。
更に数年後、上司に呼ばれていった自宅でのパーティにも、誰も子供を連れてきていない中、Bさんだけが子供を連れてきていた。
保育園児だからはしゃぎまわるし、小さな子がいるから皆気を使って
「可愛いね」「元気だね」
と言うとBさんが
「そうなのー!もう可愛くってー!」
その場所にはAさんも来ていたのだが、Bさんを避けているのは誰の目にもあからさまだった。
なるべく関わらないようにしていたんだと思うけどBさんはおかまいなく近づいて
「楽しんでるー?」
とケタケタ笑っていた。
ただでさえBさんの行動にドン引きしていたのに更に引いた。
上司や同期の同僚に何度か忠告されていたのに、Bさんは
「何が悪いの?」
とばかりにAさんに絡むのを辞めなかった。
最初はAさんも
「気にしてないから」
と言っていたが、元々明るくて元気だった彼女は出勤してBさんを見かけるたびに無表情になっっていった。
その数年後、Aさんは一身上の都合で辞めた。
そして数か月後にはBさんも
「子供の教育の為」
と辞めた。
それから数年後、ばったりBさんとあった。
一瞬
(誰だっけ?)
と思うくらいやつれて髪もボサボサ。
Bさんから声をかけてこなければ気づかなかったと思う。
話を聞くとBさんの子供が事故でなくなり、
「その事で毎日のように旦那とケンカして疲れている」
と言う。
旦那さんとは子供の教育の事で以前から口論していたらしく、子供の事故の事で旦那の両親からも責められてると。
「せっかく授かった子供なのになんで…」
と涙をこぼしていたが、申し訳ないが私にはAさんの事があったので、子供は可哀相だけどBさんは可哀相だとは思えなかった
>>626
>旦那さんとは子供の教育の事で以前から口論していたらしく、子供の事故の事で旦那の両親からも責められてる
Aさんに見せびらかしたように、アクセサリーみたく連れ回してたんかな…
せめてAさんの心が今平穏であることを祈るわ
Aさん辞めて数ヶ月後にBさんが「教育のために」辞めたのって…


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