続きです カウント間違えたので+1します
さすがガキ。足元が疎かだったらしい。
当日は雨が降ったり止んだりの天気で地面が濡れており、そのため
マンホールも滑りやすくなっていたのか、泥ガキは派手にすっころんだ模様。
しかも顔からアスファルトにスライディングしてギャン泣き。
俺は悠々と追いつき、傷を見て差し上げようと、泥ガキの頭を地面に押さえつけた。
おとなしくしていればいいものを、泥ガキさんが暴れるので、顔を地面に
こすり付けたまま1メートルほど引きずることになってしまった。
幸か不幸かコンクリではなくアスファルトだったため、鼻がモゲたりする
ことは無かった。
泥ガキが何か叫んでいたけど、ギャン泣きな上、ガキ特有の語彙の少ない
スラングだったので、おっさんの耳にはでうまく聞き取れなかった。
そのあと大雨になったので、地面についた血も流れたんじゃないかな~
泥ガキは顔からは出血していおり、俺は娘が水たまりで遊んで泥だらけに
なったタオルしか手持ちが無かったので、それを顔にかけて差し上げた。
更に、迷子センターに泥ガキを送り届け、「駐車場で転んで泣いてました」
と伝えて(嘘は言っていない)おきました。
タオルは返してもらいました。固まりかけた血で泥ガキの顔に張り付いていた
けど、ゆっくりはがすと痛いだろうから、バッと勢いよくはがして差し上げました。
続きます
続きです
俺は急いで従姉妹のもとに引き返した。
今度は人だかりができていた。
どうやら泥母の方は、10メートル程走ったところで転んだらしい。
さすが親子pgr
というか、ハイヒール?ミュール?で走るやつの気がしれない。
どうやら排水溝の鉄板に開いた穴にヒールの踵が指さって転んだらしく、
ヒールの踵がきれいに折れていた。
それで、従姉妹を指差し、あいつに押された!とか騒いでいたいたらしい。
従姉妹は雨に濡れないように、自動ドア前の廂から出てなかったけどね。
で、泥母が転んでいたのは、駐車場のど真ん中で、自動車用の通路。
更に屋上駐車場からの出口のスロープ付近だったので、大渋滞まで引き起こしていた。
警備員も来ていて、泥母をどかそうとしていたが、ギャンギャンわめいて
暴れるので手こずっている様子。
俺は、ゴミ箱に捨てられたカードフォルダーを回収し、従姉妹と甥にそれを
見せながら、帰ろう、と促した。
俺は、泥ガキを助け起こす時に泥ガキのリュックも拾ってあげていたのだけど、
偶然リュックの口が開いていて、偶然リュックの中のカードが落ちて、
偶然レアカードだけが俺のジャケットのポケットに入るという奇跡が起きていた模様。
帰宅後、そのカードに気づいた俺は、それらを甥に渡し、カードが足りるか
確認させた。スーパーレアが増えてる!と叫んでた。
神様っているんだね♪
夢だしね♪
おわり


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