14: 名無しさん 2014/05/27 (火) 19:27:49
もう疎遠にしたけど、元友人の話。
彼女は目立つ美人でモテてたが、結婚相手に選んだのは、真面目が取り柄って感じの人だった。
彼のほうが友人にぞっこん惚れまくり、結婚してくれなきゃタヒぬぐらいの勢いでプロポーズしたらしい。
「ここまで言ってくれる人なら、一生大事にしてくれると思った」
と彼女は言っていた。
実際、結婚後も旦那さんは彼女を大事にしてたし、失礼ながらあんまり年収高くなさそうだったけど、頑張って専業主婦をさせていた。
ところが子供が生まれて間もなく、彼女は知り合いのエリート会社員と浮気した。
すっかり舞い上がった彼女は、
「運命の相手だ」
と騒ぎまくり。
夫の前でも自分の恋心を隠さず、
あろうことか夫に恋愛相談する始末。
そんな扱いをされても、いまだ妻に惚れてる夫は離婚せず、ただただ妻に振り回され、どんどん病んで行った。
そんな夫を見て彼女は、私が悪いのね とべそべそ泣きながら、悲劇のヒロインをしていた。
私が悪いの~
と言いながら、自分への愛で苦しむ夫と愛/人を見て悦んでいたように見えた。
16: 名無しさん 2014/05/27 (火) 19:51:13
ところがそれからしばらくして、彼女は乳がんになった。
オ○パイは切除、再建手術は不可能。この時点でさっさと逃げ出す「運命の相手」。
幸いガンは再発しなかったが、オ○パイ切除後の彼女は
「もう女性としての価値がない」
と思いこんでしまい。
そのストレスからか過食で肥満体、不平不満ばかりのせいか顔も歪んで醜くなってしまった。
プライドの拠り所だった美貌を無くし、さらに自暴自棄で過食を繰り返す。
それでも夫は彼女を見捨てず離婚をしなかったが、かつて妻にいたぶられ、すっかり人格が歪んでしまった夫はネチネチと彼女をいびっているらしい。
「夫に傷付けられて辛い、でももう私を好きになってくれる男性なんかいないだろうし
働くこともできないから、離婚されたら生きていけない
養ってもらってるだけ有り難いと思って、必タヒに縋っていかないと…」
と呟く、以前とは別人のような卑屈なオバサンになってしまった元友人を見て若干哀れにはなったけど、でも自分がしたことが返ってきただけなんだよなぁ。
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