たいした話じゃないかもだけど。
自営業の跡継ぎだった元夫と大学時代に知り合い結婚、
私も自営を手伝うことに。
まったく縁のなかった職種だったけど必タヒで覚えて頑張った。
じき妊娠、長男出産。
だが当然のように姑に取り上げられ、
私は手伝いではなくフルタイムで働くことに。
一日に何度も「役に立たない」等罵られていたが
自分の仕事が至らないからだろうと反省の日々。
そういや、商売はうまくいっていて羽振りは良かったが
私には一円の給料もなかった。
ある日、近所の人が「あなたのご主人が浮気してる、
こんだけ働き者の奧さんがいるのにありえない」
などとおしえてくれた。
浮気相手には思い当たるところがあった。
しょっちゅう家に出入りいている近所のA子さん、
この人が来ると元夫は私に仕事を任せて奥に引っ込んでいた。
多少の疑念は持っていたけれど忙しさもあって
気のせいかと自分に言い聞かせていた。
これもいい機会かと元夫に確認してみると、
その日は言葉を濁され、次の日家族会議が開かれた。
姑が、私に「A子さんは立派な公務員。
あなたは役立たずを自覚してるなら身をひきなさい。
これは相談じゃなくて決まった事だから。」
と言われ、交通費だけ持たされて家を追い出された。
当時小学生の長男は「お母さんは役立たずだから」
と迷わず元夫側に残る。
どうしようもなく実家に帰って事情を説明したら、父が
「人生の浪費が今日で終わって良かったんだ。
子供のことは心残りだろうが本人が向こうを選ぶなら仕方ない。」
すぐに離婚に応じることにした。
表面上はおだやかに振る舞っていたが私の中は超修羅婆だった。
バカだと思うだろうけどこの時は未だ元夫に愛情があったから。
593: 名無しさん@HOME 2013/11/21 (木) 15:29:59.63 0
つづき
私は実家近くで仕事を見つけ、
とにかく人生を再スタートさせた。
その仕事先の社長が、姑の激烈ないびりで
嫁に逃げられたと噂の人だった。
誠実ではあるが人の丸さが徒になったんだろうなと言う感じ。
そこの職場は人間関係もよく、私は生き生きと働いた。
当たり前だけど給料はもらえるし、
頑張れば当たり前に賞賛し合うような職場。
無茶苦茶やりがい感じて毎日が楽しかった。
そんなころ、社長の母親(例の姑)が
私の噂を聞いて職場に観に来た。
確かにちょっと言葉にとげはあるが、話してみると、
苦労を鼻にかけないしっかり者のおばさんだった。
なんだかんだで打ち解けて、一緒にお茶を飲む仲に。
そうこうしているうちに、社長母から「息子をどう思うか」と。
実はちょっとまえから、
社長が何となく私を気に入ってるぽいことは感じていた。
根が正直者だからバレバレだったのです。
が、私は前の結婚があれだったこともあり、
気付かないふりをしていた。
彼は母親にも打ち明けてはいなかったようだが、
母は息子の悩みに気がついていた。
離婚の際かなりの修羅場があったらしく、
それを気にしてアプローチできずにいるのだろう。
息子にも前の嫁にも悪いことをしたと思っている。
気が進まないなら今の話は聞かなかったことにしてくれていいから、
そうでないなら前向きに考えてやってくれないかと相談された。
それから数ヶ月かけて私達は徐々に家族になり、入籍した。
しばらくして子供も出来、家庭に入り専業主婦に。
商売は好調で姑は「あんたがきてくれたおかげだねえ」
とホクホク。
夫も子煩悩で仕事熱心ないい家庭人に。
結婚っていいものなんだなあと心から感じた。
ある日突然、元夫から実家に連絡があった。
元夫との間の長男の学費を出せと。
コメント
せめて、徹底した糞人間育成英才教育の指導の賜物であってほしい。
元婚家から完全分離したら、少しくらいは真っ当な世界に戻って来れると信じてる。
A子は自宅から通える国公立なら学費出してもいいって言ってたんだから
そうすればよかったのに
私立を否定したのも家業が傾いて経済的に仕方なかった面もあるのでは?
自分の家の経済状況を顧みず我を通して役立たずと罵った母親の現在の配偶者という
全くの他人にお金を出させている長男オカシイでしょ
身の丈に合った学校に行かせれば、人の心もわからせたかも。甘やかしたら更にせびりに来そう。
実の子供だろうが、ない袖は振れないから国立の大学に行け、無理なら出せない、なんて家庭は沢山あると思う。
奨学金を借りて行く人も多いし。
役に立たない母親と言い切った息子は子供の頃の事とはいえ、よくのこのこと資金援助の要請に来た上に母が自分を連れて行ってれば良かったと思う、とか言えんのか謎。
失礼だけど常識を逸脱した考えの父親(元夫)と祖父母のいる家庭で長年培ってきた考えってのはそうそう変わらないと思う。
人のせい、自分は被害者だって考えの根っこは変わってないと思うよ。
背中から撃たれない事を願うわ。
今のご主人が懐大きすぎる。心の広さ海ぐらいあるわ。