たったら書く
期待
14歳の時、家庭の事情で単身で渡米した。
そこで、高校に通う事になったのだけど同居人のアドバイスで
普通の現地の高校に通う事になった。
(他の留学生なんかは専門の語学学校に通うのが一般的)
下手に日本語を入れた勉強よりも
全て英語の授業で頑張った方が早く覚える事ができるからだそうだ。
当時、勉強なんて全くせず
英語力はアイアムアペンくらい酷かったが軽い気持ちでOKし、
そこに入学した。
学校は、簡単に言うとAーDまでのコースがあり
Aが秀才ばかりの学生の集まりで
下に行くにつれて勉強できない、運動できない、楽器もひけない、
演劇もできないみたいに、レベルがわかれていた。
入ったのは、一番下のD。
勉強どころか、英語がままならない移民や留学生しかいないコースだった。
それでも授業は全て英語で行われる。
最初の授業は英語の基礎を教えてくれるクラスだった。
転入生として紹介されて入ったがアジア、アフリカ、南米など、
色んな人種の人がいてビビッた。
基礎英語のクラスとはいえ、自分以外の人はみんな普通に英語で会話し、
先生の受け答えもちゃんとできていた。
自分だけが全く何もわからず、ただボーっと授業の様子を見ていただけだった。
中学で50分の授業だったのでこちらの90分の授業は長くてただつらかった。
そんな感じで、わけもわからず、色んなカルチャーショックを
受けながら学校生活を続けていたが
ある先生に目をつけられた。科学のクラスの先生だった。
先生は、ルイージみたいな見た目の40歳くらいのダンディーな男の先生だった。
自称、語学堪能で英語、スペイン語、日本語、中国語、他
何でも喋れると自負していた。
ルイージwww 白人じゃないのか
>>6
たぶんヒスパニック系だったような。
肌は白に近かったよ
この先生は、>>1が英語を全く理解できないと知っていながら
何回も俺に授業内容の質問をしてきた。
俺は質問の意味すらわからず「i don’t know」と顔真っ赤で答えるしかできなかった。
ある日、いつものように質問された。
何回も執拗に質問され、そのたびにわからないと答え
最後らへんは、恥ずかしくてちゃんと声が出せなくなっていた。
そして、トドメといわんばかりに
ルイジ「これこれこうだが、答えは?」
>>1「・・・あ、あいどん・・」
ルイジ「i don’t know?っぷwwふはははははww」
馬.鹿にするように、自分の返答を真似しルイジ大爆笑。
クラスの、ルイジの取り巻きも爆笑。
何人かはしらーっと自分とルイジのやり取りを静観。
コメント