日本語もできんのか
>>8
後でわかるが、できない。
たまらなくなって教室から逃げた。トイレにかけこんで、くやしくて泣いた。
でも、このまま逃げていたらいかん、面倒見てくれてる同居人に申し訳ない
と、タヒぬ程恥ずかしかったが、教室に戻った。
隣の席の黒人の女の子が、大丈夫?と心配してくれまた泣きそうになったがこらえた。
ルイジは教室に戻ってきた自分に、ペナルティだ何だといって上に報告し
休日に学校の掃除をする奉仕活動みたいな事をやらされた。
後で知ったが、教師の許可なく教室を無断で出たりするとペナルティになるんだそうだ。
半年くらいしたら、英語もだいぶ聞き取れるようになったんだが
ルイジからの暴.言.の意味も理解できるようになり、余計に落ち込んだ。
一度、ルイジにweirdと言われ、後で辞書で調べてみたら変人という言葉と
知った時はショックだった。
何で、自分で自分の悪口を勉強しているんだろうかと激しく落ち込んだ。
I can’t understandでもバカにされるのかな? 知らんけど
めげずに学校行ったのがすごいわ
>>11
バカにされない。
普通の人なら馬.鹿にしない。
その後も、教科書に北京原人などの挿絵が出ると
「ちょっと見た目がアレだよねー、これw日本人かな?wっぷぷw」
みたいな事を言われたりしたが笑われても我慢して授業を受けた。
少しづつ、会話もできるようになった頃リーゼントのスペイン人と仲良くなった。
リーゼントは、好青年でイケメンだがランマ1/2の大ファンでアニオタだった。
主題歌を歌ってやったら凄い喜んだりしてた。
最初は日本のアニメ好きーみたいな感じでいろいろ話かけてくれて
後に彼女(アムロナミエみたいな美人)を紹介されたりして結構仲良くなり
学校終わって、一緒に映画見たりハンバーガー買い食いしたりするようになった。
とにかく、初めてできた友人と遊ぶのが楽しかったし
たどたどしい英語を拾ってちゃんと会話してくれたり
わかりやすい英語を話してくれたりして自信もついた。
放課後、芝生に座ってお互いの家族の問題とか話して慰めあったりとか
映画みたいな事して楽しかった。
まあ、それもルイジに壊された。
>>12
成績下がったら、嫌いな家族のいる日本に帰国って約束だったからだよ。
ある日、ルイジの授業で「友達に言えないような本音をレポートにする」ような課題がでた。
科学の授業なのに、ルイジはよくこういう意味のわからない課題を出していた。
馬.鹿正直にリーゼントの事を書いた。
「とてもいい奴。優しい。ただ、彼女がいるのに、他の女性と仲良くしすぎかな?」みたいな事を書いた。
まあ、わかると思うが、ルイジはリーゼントにこのレポートを見せた。
しかも改悪して見せたみたいで、リーゼントは怒って俺に抗議しにきた。
リ「何で俺の悪口を書いた?」
「悪口なんか書いてない」
リ「嘘つくな。俺はレポート用紙でお前の名前を見た。お前の名前と苗字は(米国では)珍しいから
間違えようがない」
「でも、俺は悪口なんか書いてない、何を怒ってるんだ?」
リ「・・・お前は、俺を笑わせようとしてるのか?」
「そ、そうだよ。俺は悪口なんか書いてないよ。もう帰ろうよ、何か食べに行こう!」
リ「・・・もういい」
リーゼントはそう言って、どっかへ行ってしまった。
意味がわからずに、自分はそのまま帰った。
で、何か受け答えを間違えたのか考えた。
リーゼントが言った「俺を笑わせようとしてるのか」って言葉は
文法とかを思い出して考えてみたら意味が違っていた。
本当は「俺を笑って(馬.鹿にして)いるのか」だった。
俺はそれに、そうだと答えたわけだ。
リーゼントはそれ以来、俺を無視するようになった。校内で目があっても、顔を背けられた。
結果的に俺の英語力が無かったせで友達を失ったワケだが俺は原因を作ったルイジを怨んだ。
たまに会話する人はいたが、またぼっちの学生生活に戻った。
それでも少しづつ英語ができるようになり
もう少しでルイジのクラスが終わるという時、復讐する事にした。


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