何故相手の離婚してほしいタイミングに合わせねばならんのか。離婚の時期を決めるのは自分だ

旦那はそのうち顔に痛々しい爪痕をつけて帰ってくるようになった。
離婚を頼む姿勢もトーンダウンしていった。

その数ヶ月後には旦那は
「目が覚めた」
とかで完全に戻ってきた。

旦那にいいようにされてバカかと思われるかもしれんが、私の黒いところは逐一旦那の携帯をチェックして彼女の妊娠を知っていたこと。
（もう手放そうかな）
とは思ったが、
（何故相手の離婚してほしいタイミングに合わせねばならんのか。離婚の時期を決めるのは自分だ）

幸せを演出して、もの言いたげな旦那にそのことを言わせなかったこと。
（命に罪はない？知るか。産もうがおろそうが知るか。）
と思ったこと。
結局黒いのは旦那なんだが、その黒い旦那の黒い部分を知ってるのに知らないことになってる。

今もにこにこで専業主婦してます。
「（私）には頭が上がらない」
と旦那は言う。

（彼女はどーしてんのかな？）
とふとよぎったりするが、美人さんだからなんとかやってんだろうなー。

何が黒いって向こうが完全に精神的に来てると思ったら妙に楽しかった事かな。

（産むとしてもシングルマザーで産ませてやる。新生児の顔見ながら他の幸せそうな家族を見ながら泣きやがれ）
とか…ほんまどす黒いねー。