6年くらい前の話。
2歳年下の彼、Kと付き合ってもうすぐ2年になる所でした。
人生二人目の彼氏でしたが、こんなに好きになれる人がいるなんて!!
って思う位彼にのめりこんでいました。
2日と離れたことはなく、彼の仕事の都合で3日間離れた日には
2人共電話で「寂しい早く会いたい」を連発してたくらい。
今思えばほんとにバカップルだったw
そして、私の誕生日の1週間前。
彼とイチャイチャしながら同棲している部屋でビデオを見て
「誕生日プレゼント何がほしい?」
「何を食べにいこうか?」
なんて話しをしていました。
夜中の2時過ぎにビデオが終わって、イチャイチャがイチャエロ、になった頃
彼の携帯に着信がありました。
彼の会社の同僚がよく夜中に電話してくるので、その人かな、なんていいながら
明るく電話を取った彼。
「おーおつかれ!」の彼の声に私も「ああ、○○さんかな」って思った。
「・・・?どうした!?」「ちょ、おまえ・・・」
突然、口調が変わって電話をしながら私から離れる彼。
なんかマズイ話しなのかなと思って私も離れて台所のほうにいってたんです。
そしたら、彼が真っ青な顔でコートを羽織って外にでようとしてて。
「おれちょっと××行って来る」
××はマンションから電車で30分以上かかる場所でした。
夜中の2時、当然電車は動いていません。
「友達が今変な男に襲われたらしくて・・・逃げてるんだよ!俺がいかなきゃ!」
「ちょっと!なんでKがいくの?今電車だって動いてないんだよ!!」
腕をつかんだ私を突き飛ばして
「ほんとごめん。今日は帰れないからお前は先に寝てろ」彼は飛び出していきました。
私放心。でもすごくすごく嫌な予感がして眠れるわけもなく。
そして4時過ぎ。彼から電話がありました。
「・・・無事だったよ」
「そっか、よかったね」本心じゃなかったけど、ついそんなことを言って、状況を聞きました。
電話の声がおかしくて(ハアハア言ってる)、最初は酔ってふざけているのかとおもっていたら
彼女は走っている最中で「変なおじさんがついてくるの!助けて!!」と言ったそうです。
で、電話が突然きれた、と。
「ここまで言えばわかると思うんだけど、俺の彼女なんだ」
もう目の前が真っ暗。
聞けば、3ヶ月前に彼女に告白され、断りきれずつきあい始めたらしい。
彼女私がいることも知っている。
しかも高校生。
「無事だったけど、彼女怯えちゃって。お前は強い女だかけど
彼女は俺がついてなきゃだめなんだ。
俺がそばにいなきゃだめなんだよ」
いまどきの少女マンガにもないようなセリフとともに別れを告げられて
もう私真っ白に。
それから数日して、彼から荷物を引き取りに行く、と連絡がありました。
彼の指定した日は、私が友達の家に泊まりに行く日だったんです。
でも彼に会いたくなかったので合鍵で荷物を勝手にもってって、
カギは宅急便で返す様頼みました。
友人の家から帰宅して、彼の荷物がない部屋をみてまたないてたら
彼の荷物の変わりに見慣れない口紅ハケーン!!!!
私のじゃありません。
いやな予感がして部屋をいろいろあさったら、台所のふたつきのゴミ箱から
ティッシュにくるまれた○ンドームの外装(中身はなかった)と
みたことない、女の文字のいたずら書きのメモが。
で、とりあえずここで話しは一旦終わるんだけど、2年後のまた彼らにかかわる
はめになったんです。
で、それから2年たって、私にも新しい彼ができ、婚約したんですよ。
そんなときにあのKからメールがきたんです。
Kのアドは消したけど着拒はしてなかったので。
私と思い出の場所をたまたま久しぶりに通ったらしく、私のことを思い出した
てメールしたとのこと。
「新しい彼ができて結婚がきまった」
と返信したら、Kは喜び、お祝いをしようともちかけきたんです。
私は、婚約者との結婚に対して悩んでることがあって、でも誰にも相談できなくて
悶々としてたので、Kのことは正直もうどうでもよかったけど、
どうでもいいKなら相談できるかな、と思い呼び出しに応じたんです。
その悩みって、○ックスレスだったんですよね・・・
婚約者のことは大好きだけど、どうしてもエチをするのに抵抗がある。
家族とエチするような罪悪感すらあって、本当に彼と結婚していいのか?と。
「おまえと親友になりたいんだよ」Kは親身になって相談に乗ってくれました。
私も誰にも相談できなかったことをぶちまけてちょっと心が軽くなって
その後も2,3回Kと会いました(あ、体の関係とか一切ないです)
私はKの「親友になりたい」という言葉を信じてました。
でもKは違ってて、本当は2ヶ月前にあの彼女と別れたこと、私とやり直したいことを
告白してきました。
すごく悩んで、結論だしました。
婚約は破棄する。Kとも二度と合わない。
婚約破棄の話しも色々あったけど、ここは関係ないので置いといて。
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