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女性恐怖症と男性恐怖症【胸糞→ざまぁ】

サレ夫
この記事は約4分で読めます。
48: 40 投稿日:2015/04/16(木) 00:55:50 ID:9mv

ゼミの仲間が事情が分からず混乱していると、
ふっとばした酔っ払い男が起き上がってきた。
そして、俺に抱きしめられている現嫁を見たそいつが
「男つきかよ、相手おっさんじゃねぇか、円光かよ最低じゃねぇかビ.ッ.チ.が!」
と喚き散らした。

「中学ん時からやってたんだろ、じゃねぇと俺の告白ことわるわけねぇもんな!」
とかわめいたのでこいつが現嫁のトラウマを作った逝であると判明。

俺は詰め寄ろうとしたゼミのメンバーを止め、
現嫁を任せると男に詰め寄って、ムナ倉掴んで思いっきり頭突きかましたった。
そして痛みに悶える逝のコカンに膝ブチ込んだ。
逝泡吹いてコカン押さえてへたり込んだ。
野次馬から「うわぁ」とか聞こえた。

そのコカンの前に右足叩きつけて逝にガンつけながらぶちまけた。
「ふざけてんじゃねぇぞこの槍珍野郎!
「(現嫁)ちゃんはてめぇのせいで人間不信で
男に近づくだけで吐きそうになるほどトラウマ負ってたんだ
今でも男に触るだけで発狂しそうになるんだ
当然○女じゃボケナスカス!
てめぇみてぇに頭とコカンが直結してるような
年中発じょうしてる糞猿と一緒にしてんじゃねぇぞ
このドサンピン!」(意訳)

もうちょっとぶちまけようと思ったら背中をばんばん叩かれた。
振り返ったら顔を真っ赤にした現嫁がいた。
周りの視線と自分が言った言葉を思いだし、速攻で現嫁に土下座した。
流石に飲み直しの空気ではなかったので解散、
後日ゼミだけでもう一度することになった。

49: 40 投稿日:2015/04/16(木) 00:56:35 ID:9mv

逝は同じ学科の違うゼミに所属していたらしく、
取る授業もかぶらなかったので
互いに気付かなかったらしい(4年過ごしてそれもどうかと思うが)。

卒論打ち上げは学科単位で行われたため、
顔を合わせることになったという。
逝の顔は見るのも嫌だったので関わらないよう立ち回り、
そろそろ俺が来るだろうとこっそり外に出たらしい。

そこを逝が目ざとく気づき、
トイレに行くふりをして現嫁を追ってきたとのこと。
「昔のことは水に流してやるから俺と付き合えよ」
とかふざけたことを言っていたらしい。

テーブルを挟んで向かい合い、昨日の話をしていると
「どうしてそこまで私のことで怒れるんですか」
と聞かれて返事に詰まった。

少し考えさせてもらい、自分の中の気持ちを整理して伝えた。

50: 40 投稿日:2015/04/16(木) 00:59:09 ID:9mv

「家庭教師をした1年間で、現嫁ちゃんを妹のように感じた」
「恩人のAさんの娘さんであり、
 俺がAさんに信頼されて預かっているのだから、
 それに応えようという気持ちもある」

ここまでで明らかに落胆している現嫁。
それを見てうぬぼれてもいいのだろうか、と迷いながらも続けた。

「だが、なによりこの4年間一緒に過ごして、
 現嫁ちゃんと一緒にいる空気がやさしく、自分の居場所のように感じた」
「体調に気を使って消化のいい料理を作ってくれていた」
「疲れのとれる入/浴剤を選んで入れてくれていた」
「リラックスできるアロマを焚いてくれていた」
「一緒に住んでいるだけの俺にここまで気を使ってくれている
 現嫁ちゃんを馬.鹿にされたのが許せなかった」
「現嫁ちゃんを大事にしたいと思った」

ただ、やはり肝心の言葉だけは出せなかった。
それを口にした瞬間に、全てが嘘になるような気がしたから。
それでも、精一杯を口にした。

「俺が君に何を返せるか。何をしてあげられるのか。
 隣にいる資格があるのかわからないけれど」
「できればこれからもずっと、そばにいてほしい」

はは、これじゃあまるでプロポーズだな、と苦笑いした。
そして顔を上げて見えたのは口元に手を当てて涙を流す現嫁の姿だった。

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51: 40 投稿日:2015/04/16(木) 00:59:45 ID:9mv

「自分も家庭教師をしてもらった一年間で俺さんを兄のように感じた」
「たぶん、お父さんに恩があって、
 それを返すためだけに一緒に住むことを許してくれたんだと思った」
「でも俺さんが私と似たようなトラウマを持ってたと聞いて驚いた」

「それなのに恩だけで一緒に暮らしてくれているのかと思うと申し訳なくなった」
「俺さんは相談に真摯に乗ってくれた」
「どんな話でも茶化さず真面目に聞いてくれた」

「だから私にできる恩返しは何か頑張って考えた」
「昨日俺さんに抱きしめてもらった時、怖いという思いより、
 大事にしてもらっていることを実感して安心した」
「だから、これからも隣にいさせてください」

これじゃあまるでプロポーズですね、と現嫁は微笑んだ。
この子となら、きっと一緒に生きていける。
そんなふうに感じた。

「もういい年した×1のおっさんですが、よろしくお願いします」
「不束者ですが、よろしくお願いします」

俺29歳、現嫁22歳の時の話だった。

サレ夫
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コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    後半の話しが無ければ、世の中捨てたもんじゃね!ってなるのに、後半の釣りですよ感満載はいただけないよね。

  2. 名無し@2ch浮気速報 より:

    ケセラセラ〜
    こんなのもさ〜
    【フラバ体質】

  3. 名無し@2ch浮気速報 より:

    会社から億単位の賠償を自分からしてくるとか無いから。
    こっちから裁判起こして証拠集めてもはした金だし、働いてない間の給与とかありえんから。
    逆に示談で済ませたくて1億払ってもはした金で、株主も許す会社なんか日本のどこにあるんだよ

  4. 名無し@2ch浮気速報 より:

    最初から全身全霊でネタ

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