俺 「まず、お前が見たのはいつ?」
M美「忘れた。」
俺 「おいおい。俺の浮気現場を見たんだろ?そんな衝撃的なこと忘れるか?
時間を追って思い出せ。」
しばらく考えた後、
M美「1ヵ月くらい前。」
俺 「曜日は?」
M美「水曜日か木曜日」
俺 「時間は?」
M美「お昼ごろ。」
俺 「車のナンバーは確かめた?」
M美「確かめてない。見た瞬間に俺さんの車だとわかった。」
俺 「相手の女性はどんな感じの人?」
M美「車に乗ってたからよくわからないけど髪の長い人だった。」
俺 「ホテルの名前は?」
M美「○○ー○。」
俺 「見たのは一回だけ?」
M美「そう。実際には何回やってるかわからんけどね。」( ̄ー ̄)
やっぱりナグってやろうかと思ったがここもガマン。
本当はもうちょっとやりとりがあったんだけど割愛。
俺 「最後にもう一度聞くぞ。いままでの言葉に嘘はないな?」
M美「あ・り・ま・せ・ん!」( ̄ー ̄)
どっからその自信が湧いて来るんだ?
俺 「わかった。じゃあM美は俺が浮気していた証拠をだせ。
俺はこの録音を元に自分のアリバイを調べてくる。
俺はなにもしてないから、今回の件は名誉毀損で訴えさせてもらう。
慰謝料として100万。みんなの前で嘘でした御免なさいの謝罪を要求する。
後日弁護士から内容証明を送るからそのつもりで。示談には応じるよ。
あと、君の悪事はすべて公になると思ってて。」
俺 「それからE子。お前はM美の話を聞いて俺を疑っているなら一緒にこなくていい。
どっちを信用するか考える時間は5分だ。車で待ってる。」
俺は、一気にまくし立て自分の子供を連れて妻実家から出てきた。
M美は顔面蒼白でぎゃーぎゃー言い始めたけどすべて無視。
>>348
すげぇ
頭の回転早くてかっこいいな
そんなあなたから学んだことはDQNと関わるなってことだね
車まで行くと、すぐにE子もついてきた。
E子「あんなの信用出来るわけないでしょ。矛盾してる所もいっぱいあったし。
だけど、これからどうするの?」
俺 「会社に行ってM美が言ってた時、俺が何してたか調べる。
アリバイが見つかったら、内容証明を作って送る。」
E子「本当に訴えるの?」
俺 「お金はともかくお灸を据えるつもりだよ。」
E子「わかった。あのバカには一度痛い目にあってもらわないと懲りないからね。」
E子と話をしてる内に怒りも収まってきて、
弁護士云々はやめておこう。内容証明だけ出して、せいぜいびびらせてやろう。
ぐらいに考えを変えていた。
ちょっとノロケだが、E子には人を和ませる力がある。だから嫁スキーなのだが。
この後、会社に行って自分のPCやタイムカード、作業届けをすべてチェック。
M美の証言の時間は、俺は客先に行っててその時間にホテルにいることは、
ドラえもんでも存在しない限り不可能なことがわかった。
必要とあらば、お客さんに証明してもらうこともできそうだ。
アリバイ成立。
家に帰って内容証明の文章を作成しようと思ったら、
M美から電話。
M美「ひっ・・ひっ・・・ご、御免なさい・・・私は・・・嘘を・・・付きました・・・(泣)」
俺はE子に向かって( ̄ー ̄)
もう一押しだ。
俺 「いまさら何を言ってるの?もう俺のアリバイは見つかったよ。
弁護士から連絡が行くと思うから、その時話そうぜ。」
M美「(泣)」
俺 「まあ、そういうことだから。」
M美「待って!!」
俺 「なに?」
M美「・・・私、お姉ちゃんがうらやましかった・・・。
俺さんみたいな旦那さんと仲良しで、幸せそうにしてたから・・・」
俺 「なんだ?んじゃ、俺達の家族を壊そうと思ってでっち上げたのか?」
M美「・・・うん」
俺 「ふざけんな!お前はあほか?
俺やE子が何にも努力しないで今の状態があると思ってるのか?」
M美「・・・(泣)」
俺 「俺達は、誰かさんみたいに目先の快楽を求めるんじゃなくて
1週間後、1ヵ月後、1年後、10年後を考えながら、
話し合いを繰り返して今の俺達があるんだ。
幸せはもらうもんじゃない。作るもんなんだよ!
そんな努力もしないで人を羨むなんて10年早いんじゃ!!ぼけ!!」
M美「・・・御免なさい(泣)」
俺 「んで?謝るからにはこの後どーするの?」
M美「直接謝りたいです。」
俺 「まだ妻実家に居るのか?」
M美「うん。」
俺 「わかった。それじゃあそっちに戻るから待ってろ。」
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