一夜が明けてあらためて弁護士から夫へ接触。以後は全て弁護士を通すように通告。
私が本気だと知ったとたん「軽い気持ちだった」とか「許してください」とか
その他言い訳が留守電にいっぱい入ってた。弁護士に委任した意味がないと思って
先生に連絡。早速弁護士から夫へ教育的指導。お陰でようやく静かになった。
かねてから弁護士と打ち合わせしていたとおりお馬.鹿二人に内容証明を送付。
プリンちゃんには慰謝料請求を単品で、夫には離婚、慰謝料請求、財産分与のお得な三点セットで。
実家住まいのプリンちゃん宅に弁護士名の内容証明が届いた時、慌てて夫に泣きついたらしい。
何日か音沙汰無しだった夫から「彼女は無実だ。」なんてヘンテコメールが来ていたし。
夫とプリンはまだ繋がっているよって事がバレバレの反応。
もちろん弁護士から厳重注意。「(私)さんとの接触はだめだと言っているでしょう。
守られないようならしかるべきところに通報します。」また静かになりますた。
その後プリンちゃんから慰謝料を払う意思があるとの事で弁護士立会いのもと会うことになった。
容姿については触れません。人はそれぞれの好みというものがありますので。
プリンちゃんは上司である夫に無理やり関係を迫られていたのだと主張。
何年も関係していたのになあ、今更そんな他人行儀な。
でも普通に抗議するのもつまらないので
「まあそれは大変、あなたも被害者というわけね。私が付き添いますので今からでも
K察へ行きましょう!あなただけでなく他の女性のためにも被害届を出してください。」と言いました。
プリンちゃん何も言えなくなっちゃったよ。青い顔してブルブル震え始める。
白目むいて失神するまであと一歩か?
興信所の報告書も有るっていったら石のように固まってしまった。
そりゃあ、今まで温泉だのグアムだのさんざん行っておいて「セクハラ」ですと???
それなんていうプレイですか?
プリンちゃんは親になんとか知られずに事を納めたいらしく(内容証明はまだ
親の目には触れなかったらしい)私の請求額は300万でしたが150万で合意。即日支払い。
正直プリンちゃんの親にばらしたいという気持ちもあった、夫とのメールのやり取りでも
私のことをかなり悪く言って盛り上がっていたし、夫もプリンちゃんに相当貢いでいた。
ねばって300万支払ってもらっても良かったが、今後の夫との交渉が長くなるので早々と決着。
プリンちゃんとは一応の決着がついて次は夫の番。
私は離婚する、慰謝料で今まで負担していた分だけでもとにかく取り戻したい。
夫は離婚しない、慰謝料を払いたくないで平行線。
夫はとにかく私と会って話をしたいの一点張りなので、頑張って会ってみることに。
弁護士付き添いということもあり思ったよりもおちついて面会することが出来た。
メールの盗み見や興信所頼むなんてどんな了見だ!なんて相変わらずチクチクネチネチ攻める夫。
不倫の事実>>>越えられない壁>>>メールの盗み見
不倫してなきゃ興信所つけられてもあせる必要なし、ですが何か?
謝罪の一言でもあれば手加減してやっていいと思ったけれど駄目だこりゃ。
私は離婚調停を申し出るつもり、それでも駄目なら裁判も辞さないと主張。
今まで集めた暴.言.暴/力浮気の証拠書類は電話帳並みに厚くなっている。
興信所所長や弁護士にも太鼓判を押されるほどの証拠の数々、負ける気はいたしません。
夫の横暴にビクビクしていたかつての自分が信じられないくらいだった。
結局その場で交渉は成立せず、しかし終了直前に夫に言った。
「あれだけ自分はエラいスゴいなんて自画自賛しているけどとんでもない。
プリンさんの方が器が大きいよ。上司に無理やり関係を迫られたんだって泣いていたよ。
あの子も被害者なのに訴えないばかりかきちんと謝罪もして慰謝料もポーンと払ったよ。
あまりにも潔いから私も慰謝料半分でいいよ、って値下げしてあげたから。」
それまで口に泡を飛ばしてしゃべくりまくっていた夫が絶句、ゆでダコのように顔が真っ赤になる。
弁護士への挨拶もそこそこにあわてて帰っていった。
思ったより長くなるなあ、家庭裁判所でKOするしかないか~と考える私に弁護士が一言。
「…あの様子だと旦那さん、確実にプリンさんと揉めますね…。」
確かに、あの夫の性格からして彼女に苦情電話するか突撃する可能性大。
嫌みったらしく皮肉の一つも言ってやれと思って口にしただけなんだけど、
思いがけない効果が出そうな予感がした。
結局調停になる前に夫から白旗が上がりました。
調停→裁判は職場バレに繋がる、それだけは避けたかったらしい。
かくして離婚成立、希望額満額(計800万)とはいきませんが300万を即時、
200万は分割で支払ってもらうことに。支払い滞ったら給与天引き差し押さえをする条件付。
今後一切の関わりを断つことも盛り込む。
今回のことで私はやると決めたら必ずやる恐ろしいヤツだということがよくわかったらしく、分割が滞ることはなかった。
その後、プリンちゃんから弁護士に連絡が入る。
私の予想通り元夫から彼女への口撃がすごかったらしい。同じ職場ということもあり表立っては
動かないが、裏からネチネチやってるらしい。家族にも相談できずにどうしたらいいかわからず
こちらに相談してきた。
そんなプリンちゃんに弁護士は「元夫さんを避ける方法ならいくらでも考えられるでしょう?
(退職するとか家族に相談して防波堤になってもらうなど)これはあなたと元夫さんの問題です。
私は(私)さんの代理人です。(私)さんはご自分の足で私の事務所まで来て依頼をされた。あなたも他に
弁護士を探して相談された方がいい。」と返答。
結局耐えられなくなったプリンちゃんが自分で親にばらしてしまった。
相当叱られた後、退職させられたようだ。プリン親から弁護士に「奥さんに謝罪します。」と申し出があったけど、
プリンちゃんとは決着がついているのでお断り申し上げました。
30になる娘の不始末なんて私が親でも嫌だし。
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