「別れたんですか？」　俺「何で？別れてないけど？？？」

じゃぁお言葉に甘えて
登場人物

Ａ男（俺 ２９）
Ｘ子（俺の彼女　２７）
Ｂ男（Ｘ子の元彼　妻子あり　３２、３３？）
Ｙ子（Ｘ子の親友　２７）
Ｚ子（Ｂ男の妻　３０前後？）

年齢は全て当時

とりあえず前置き。
俺とＸ子はひょんなことから知り合って、たまに２人で飲んだり、
Ｘ子の不倫の相談(彼(Ｂ男)が奥さんと別れるって言ってるのになかなか別れてくれないとか)
とか受けていた。

んでそれから半年ぐらい経ったら、奥さんとなかなか別れてくれないＢ男に業を煮やした
Ｘ子がＢ男と別れた。
Ｂ男とＸ子は小さな会社で同じ会社に勤めていて、俺は全然別業種、別の会社。

さらにまた半年ぐらい経って、Ｘ子から告白され俺（Ａ男）とＸ子が付き合うことに。
当時の心境としては、不倫するような女と付き合うことには多少抵抗があったけど、
一緒に居るとまぁまぁ楽しいし、それなりに話も合うしと思ってとりあえず付き合ってみた。
ついでに俺は転勤で某地方都市に飛ばされて、友達も少なかったし、東京居た頃に
付き合っていた女とも別れてフリーだったことも手伝ったのかもしれん。

んで付き合いだしてからなんだけど俺は当然一人暮らし、Ｘ子は元々実家に住んでたんだが、
Ｂ男と付き合うようになってから1人暮らしを始めていたので仕事が終わった後や休日は
どちらかの家に入り浸るようになっていく。
んで３ヶ月も過ぎた頃、(俺の家の方が広い＆Ｘ子の家はボロいので)ほとんど毎日Ｘ子が俺の家に居るようになった。

半年ぐらいは一応順調に付き合っていて、
Ｘ子は、事あるごとに自分の友達との飲み会とかに俺を連れて行きたがり、
Ｘ子の友達（Ｙ子を含む多数）とも知り合いになった。

んで付き合って7,8ヶ月目の頃、
俺の携帯に知らない番号から電話が鳴る。
仕事中だったんで出れなく何度か着信来た後に出ると、Ｘ子の親友のＹ子からだった。
Ｙ子とは前述の通り、Ｘ子に連れられて行った飲み会とかで何度か面識はあるし、
俺、Ｘ子、Ｙ子の３人で映画とか見に行った事もある間柄だが、電話番号を教えた覚えはない。

俺が「何で？別れてないけど？？？」と聞き返すと。
Ｙ子「…あ、そうなんだ…　…ごめんなさいなんでもないです。」ガチャ。
切れた。何でそんな事聞くのか、なんで俺の番号知ったのか聞こうとする前に切られた。

かけなおしてもＹ子は出ないし、
不審に思ったんで、その日夜Ｘ子にＹ子からの電話の事を話す。
Ｘ子は明らかに動揺しつつも「前に喧嘩した時に相談したから別れたと勘違いしたんじゃないかな？？？」
などの抜かす。　はい。もうこの時点で怪しさ満点です。

確かに付き合って７，８ヶ月も経ってるし、ほとんど一緒に住んでるようなものだから
それなりに喧嘩もしたんだけど別れるまでは行ってないはずだし。
本人に問い詰めても仕方が無いんで放置して、とりあえずＹ子になぜあんな電話をよこしたのか確認することにした。
翌日Ｙ子に電話して、仕事が終わった後に会うことにした。(最初は渋っていたが)
Ｙ子に会ってなぜあんな電話をかけて来たのか聞いた。
前日の夜中(俺がＸ子にＹ子からの電話の話をした日の夜)にＸ子から俺に何言われても
知らない振りしてと言われていたらしく、
最初は勘違いって言ってたんだが、問い詰めると本当の事を吐いた。
前にＸ子に会った時に、Ｂ男と寄りを戻した。と言ってたとの事。

コレ聞いた時、（ ﾟдﾟ）俺はマジでこんな顔してたと思うｗ

詳しく聞くと、Ｘ子の元彼Ｂ男は妻Ｚ子と３ヶ月ぐらい前に別れた。　１ヶ月ほど前に
自分はＸ子から直接Ｂ男と寄りを戻したと聞いた。
実は自分（Ｙ子）は俺(Ａ男)の事を好きになってしまい、Ｘ子の彼ということで
諦めていたが、Ｘ子が別れたのならと思って電話した。
なのに俺が別れていないと言うので、私も困っている。
電話番号は俺がＸ子の別の友達に教えていたのでそこから聞いた。
だそうな。

その日Ｙ子と別れ自分の家に帰る。
Ｘ子にその日Ｙ子から聞いた話を全部話すとＸ子は泣き出し、なぜか俺を罵る。
曰く「私に内緒でＹ子に会ったりして、浮気だ！！！」等と。
当時を振り返ると俺はもう完全に冷めてたんだと思うんだけど、冷静にＸ子の罵りを受けつつも
本題(Ｘ子とＢ男が寄りを戻した)について問い詰める。
この間、化粧品だの本だの物は投げるは、壁に穴を空けるわ大変だった。
何回問い詰めても頑として俺を浮気者呼ばわりするので「じゃぁＹ子ちゃん今から呼んで
話聞こうか。」というとあっさり吐きやがったｗ

Ｘ子曰く、Ｂ男と寄りを戻したというか、Ｂ男と別れた直後からＢ男からは何度もやり直したい
と言われていた。自分(Ｘ子)は新しい彼が居るからと断っていたが、Ｂ男が奥さんＺ子と別れた
と聞いてなんとなくずるずる以前のように仲良くするようになってしまった。

俺が、じゃぁ何でＹ子ちゃんは俺に別れたのか聞いてきたのか？と言うと知らないの一点張り。
もう俺もどうでもよくなってたので、Ｘ子に別れを切り出すが、イヤだイヤだ言うだけで話をまったく聞いてくれない。

一緒に居る気もしないし、とりあえず別れる別れないの話は置いといて今日は一人になりたいから
自分の家に帰ってくれと言うと渋々家に帰っていくＸ子。