私「あきら君、ちょっとこっちこれる?」
あきら君が服着たから聞いてみた。
無言で私の元にきた。
私、何となく小声で会話する。
私「誰?それ」
あ「…彼女」
なんて返せばいいか分からない。
彼女の目の前で知らない女を彼女と断言したあきら君すごい。
私「いつから?」
あ「ちょっと前から…」
私「会社の人?」
あ「友達…」
昨日あんなにふざけ合って、笑いあって、アニメの話を電話したのが嘘みたいだった。
裏切られるってこういうことなんだって考えてた
これ以上この場にいてもラチがあかなさそうだったから私、合鍵をあきら君に返す。
私「私のこの部屋にある荷物は全部実家に送って。あきら君に貸しているものも、全部。布団も私が持ってきたものだから返して」
あ「…わかった」
私「ドライヤーはいいよ。あげる」
あ「うん…」
私部屋を飛び出す。
ドライヤーは去年のクリスマスに、あきら君からプレゼントされたものだ。
家近いの?
未練タラタラで草
>>34
近からず遠からず…って感じかな
1時間ぐらいだよ。
>>35
流石にもう信じられないよ。
悔しいから吐き出してる
悲しいより悔しいが勝っていて、涙は出なかった。多分まださっきの出来事を信じきれてなかったからでもあった
駅に向かう途中、あきら君からラインがきた。
あ「今どこにいる?」
私「あきら君の最寄駅」
あ「話がしたい」
私、あきら君のこと分かっていたはずなのに、もうよく分からなかった。
私、とりあえず駅であきら君を待つ
今さら何を話すんだろう…って思いながらボーッと舞い散る桜を見てた。
10分程であきら君到着
あ「……ごめん」
ごめんで済んだらこの世界は浮気不倫やりたい放題だよねえ。
私「とりあえず人が少ないところで話そう」
駅からちょっと離れた所にある、土曜日だけどあまり人がいない公園に到着。
あ「ごめん」
あきら君、改めて謝罪。
私「そのごめんはどれに対してなの?」
あ「……」
私「あの人とはいつから?」
あ「一カ月前から…」
丁度あきら君が私に距離を置こうと告げたあたりだ
私「友達なの?」
あ「ネットで会った…」
私「………まじか」
ショックが大きくて、まじか、しか言葉が出ない
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頭が悪いやつとは縁を切らないと不幸に巻き込まれるよ