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彼の元カノ「…あ、お腹が…」苦しげにうずくまる。彼「大丈夫か!」 私「...」

サレ女
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202: 恋人は名無しさん 2007/08/11(土) 00:58:43 ID:4EeJh4jyO



昔の修羅場(?)こっそり置いてく。


私美…23歳・大学を卒業して彼とは遠距離
彼介…26歳・社会人
彼女子…元カノ・21歳・彼と同じ街に住む

付き合って三年。
私は大学を卒業し、地元に帰り就職が決まっていた。

彼にプロポーズされたのはその時。
彼介「俺たち離ればなれになるけど大丈夫。時期がきたら結婚しよう」
そう言って箱を出した。

あけるとちゃんとした婚約指輪…紅白の箱に寿とか書いてあって、驚いた。
婚約指輪って紺色の小さな箱に入ってると思ってた。

彼は少しろくでなしだったけど、私と付き合ってから借金も全額返済、
パチや賭け事もやめてくれた。


私はこの時付き合ってて一番幸せだった。
 



204: 恋人は名無しさん 2007/08/11(土) 01:02:07 ID:4EeJh4jyO

そして実家に帰って半年。
遠距離だけど月に一度か二度はデートしていた。

そんなある時、久々のデートで彼の住む街へ。
強引に連れて行かれたのは不動産屋さん。

彼介「仕事やめてこっちにきてくれ。一緒に暮らして欲しい」
嬉しかった。私の仕事は一年地元でがんばれば他県に転属できるので
私美「ありがとう、嬉しいよ。でもあと半年待ってくれる?」
彼介「わかった。半年後に間に合うように今日家をいろいろ見よう」
それから1ヶ月、彼を思いながら過ごす日々は幸せなものだった。
なのに、その夜の電話の彼はなんだか変だった。
話をあまり聞いてないような、元気がないような…。

私美「どうしたの?元気ないみたい」
彼介「…仕事でちょっと」
なんだか今までにないくらい無口。

206: 恋人は名無しさん 2007/08/11(土) 01:06:20 ID:4EeJh4jyO

私美「あまり言いたくないならいいけどさ、彼介ならきっとうまくいくよ!元気だしてね」
彼介「簡単に言うなよ!何もわかってないくせに!」
急にドナる彼介にショックをうけた。
彼介にドナられたのなんて初めてだった。
私美「ごめんなさい…」
彼介「…なぁ、もし俺に子どもできたって言ったらどうする?」
私美「え?そんなん考えれないよ~(笑)てかありえない!私が妊娠するって事?」
彼介「冗談だよ…今日は切るわ」
私美「えっ…ちょ…」

なんだか胸騒ぎがした。
その後何度も電話したけど、ずっとつうじなかった。
彼介のセリフが頭から離れない。
明日になったらまたいつもの彼介だよね?そう自分に言い聞かせてその日は寝た。

次の日。朝のメールにも返信なし。
休憩時間のメールにも返信なし。電話したら電源が切られていた。
次の日も、また次の日も彼介とは音信不通だった。
そして、以前会う約束をした日が明日に迫っていた。
そこに一本の電話。…彼介だ。

私美「どうしたの?何かあったの?大丈夫?」
でるやいなやすごい剣幕で質問する私。

208: 恋人は名無しさん 2007/08/11(土) 01:09:37 ID:4EeJh4jyO

彼介「…実は俺、借金をしてしまったんだ。だから別れるだろ?」
以前からまた借金をしたら別れるからねと言ってた私。でも…
私美「婚約までして今さら何!?苦労は二人で分けようよ!いくら?」
彼介「いや、別れよう。別れてくれ!!私美に苦労かけたくないんだ」
私美「…もしかして…この間言ってた『冗談』本当の事?」

この何日間、ずっと抱いていた嫌な予想。

彼介「…ごめん」
私美「嫌!嫌だよ、別れたくないよ。私たち結婚するんだよね?」
彼介「…ごめん」
私美「子ども、私ひきとるよ。一緒に育てようよ」
彼介「…ごめん無理」
私美「…誰なの、相手?」
彼介「元カノ。」
私美「…いつ?ずっと浮気してたの?」
彼介「ずっとじゃない…たまたま電話かかってきて、お前と暮らす事相談して…
   久々に合おうかってなって…」
私美「その一回で?」
彼介「…あいつ、前に友達に襲われておろしたばかりらしくてさ、妊娠しやすかったみたい」
私美「じゃあ今回もおろせば!」

今思えばすごいひどい事言った…。我を失うって怖い。

彼介「これ以上あいつ傷つけたくないんだ。あいつ彼女に悪いって俺の目の前で手首切って」
私美「じゃあ私が手首切ったら私を選んでくれる?なら切るよ。」
彼介「頼むからお前は切るな。俺を困らせないでくれ。」
私美「…明日のデートはどうする?」

まだ理解できてない私。

彼介「ごめん、今からあいつんち行くから…明日連絡する…じゃあ」
電話が切れた。

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