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【復讐】同じクラスに、どう贔屓目に見ても、養護学校の方が相応しいだろ…というレベルのシ也沼がいた。担任がその母親だったんだ。

復讐
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155: 本当にあった怖い名無し 2013/09/02 22:37:26 ID:72eRubqf0


中学生のときの話だ。
同じクラスに、どう贔屓目に見ても、養護学校の方が相応しいだろ…というレベルの
シ也沼がいた。担任がその母親だったんだ。

この担任、シ也沼をゲロ甘く育てていたので、俺達は授業中に突然発せられる奇声や
理解不能な感情の爆発に振り回されることになった。
更に悲惨だったのは、週替りで「お世話係」に任命される女子だ。というのも、男子の
言うことはまったく聞かない。
女子ならば、ベタベタ甘えるという被害はあるものの、何とか言うことを聞くんだ。

シ也沼はその頃、身長170cm、体重100kg超はあろうかという巨体、そのうえ人一倍、
性谷欠に目覚めていた。
女子に後ろから抱きつく、無理矢理キ.ス.しようとする、女子トイレに入り込んで個室を
ノックして回る等々、母親である担任以外の目には明らかだった。

担任は、マジでこのシ也沼のことを時折「天使ちゃん」と呼び、「この子は人一倍純粋に
生まれてきただけ」と主張していた。
何度か他の先生に訴えてみた奴もいるようだったが、担任は学年主任を務め、組合
でもそこそこの地位だったらしく、「触らぬ神になんとやら」だったようだ。

当時放送部だった俺には、同じクラスでテニス部の彼女がいた。
彼女と言っても、所詮は中坊、今みたいにススんでるわけではなく、せいぜい数キロ
遠回りしてチャリで一緒に帰るとか、地元の祭に一緒に行くとか、そんな程度だ。
手をつないだことくらいしかなかった。

俺のいた放送部は、当番が部活終了時間まで居残り、「部活終了時間です。校内
に残っている生徒の皆さんは、速やかに片付けをして下校しましょう」と放送すること
になっていた。
テニス部は割と成績が良くて、その分練習が長く、部活終了時間の放送を聞いて、
ようやく片付けに入るという感じだった。




156: 本当にあった怖い名無し 2013/09/02 22:38:27 ID:72eRubqf0

冬休み前の終業式の日、俺は当番だったので、部活終了の放送をし、チャリ置き場で
彼女のことを待っていた。
彼女は、今週の「お世話係」にされていたので、一緒に帰る間中、愚痴をこぼしていて、
今日もそうなるんだろうな…とかぼんやり考えていると、彼女が通用口から出てくる
のが見えた。

彼女はダッシュでチャリ置き場の近くまで来ると、何故か俺に背を向けて、セカセカと
チャリにカバンを積み、背を向けたまま
「ごめん、今日一緒に帰られへん」
と言った。

横顔に涙が光っているのを見て、どうしたんやと声をかけたが、彼女は無言で去ろう
とする。背を向けたまま。
ふっと臭いがした。嗅いだことのある臭いだ。
青臭いような、生臭いような…。

何の臭いか分かった瞬間、俺は走って彼女の前面に回り込んだ。
彼女の胸元の辺りから、斜めに、濃紺のセーラー服にべっとりと、信じられないくらい
大量の白い粘液が付着していた。
「これどうしたんや!」彼女は「シ也沼君が…」とだけ、絞りだすように言うと俺を振り切って
走り去ってしまった。

家に電話しても、押しかけてみても、親御さんが出て「今は誰とも話したくないみたい、
ごめんね」と言うばかり。
ジリジリしながら年が明け、学校が始まっても、彼女は来なかった。
「●●さんは転校しました」と、とてつもなくあっさり担任が告げた。
帰りに彼女の家に行ってみた。ピンポン押しても反応がない。
「●●さんなら引っ越ししたわよ? あなた娘さんのお友達?」
買い物袋を下げたおばさんが、そう言った。

157: 本当にあった怖い名無し 2013/09/02 22:40:02 ID:72eRubqf0

彼女と親しかった数人の女子達の話で、あの日何があったのかを知った。
部活後、着替えを終えて、教室にカバンを取りに行った彼女に、下半身を露出したまま
ふらっと入ってきたシ也沼が抱きついて押し倒し、発情期の犬みたいに腰を振っていたと
思えば、ドバッ、と放出したのだそうだ。

怒りで目の前がチカチカした。
絶対に落とし前をつけさせてやる、と心に誓った。

そう決心すると、かえって俺は落ち着いた。
他の先生に訴えてもダメだったという。ならば、ダメ元で教育委員会だ。と思った。
でもどうやって訴えるか。考えに考えた。

そして思いついた。
年に数回、視察で教育委員会の面々が来校する日がある。
一番近く、そして一番都合がいい日、それは2月にある立志式の日だった。
うちの中学では、この日が創立記念日でもあり、大事にしている。
その日、昼食時間の校内放送は各学年代表の作文の朗読になる。

まず、学年代表にならねばならない。
俺は何度もトイレで吐きながら、
「シ也沼君のお世話を通して、僕らが学ばねばならないこと」
というクソみたいなタイトルの、如何にも担任が好みそうな内容の作文を書き上げた。

今思い出しても、怒りで吐き気を催すくらいだが、これまでの担任の言動を思い出し、
可能な限りそれにおもねった内容にした。

復讐
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コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    つまらん、浮気速報は浮気専門で行けよ

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