軽い修羅場を少し
北国の片田舎、兼業農家の集落に住んでいたが大学進学を機会に都会へ
大学3回生の時に同じサークルの後輩(当時1回生)の彼氏と付き合いはじめたが
彼はサラリー家庭の実家を出て、大学から徒歩数分の私の家(1DK)に押し掛け同棲開始
彼実家は車で30分の距離、私実家は車で4時間程の距離
地元に帰らずにそのまま就職して社会人2年目になった冬の足音が聞こえてきた10月下旬
当時、就職が内定していた彼が遊びはじめて程なく大学の後輩との浮気が発覚
浮気自体はどうでもよかったが、一緒に暮らし始めて生活面で合わない事が多くなり
彼実家に荷物を送り、別れ話や金銭面でも相当縺れたが鍵を取り上げて出て行かせた
この時に鍵を取り上げるだけではなく、何故すぐに鍵自体を変えなかったのかと後悔する
別れて2週間くらい経った週末、大学時代の友人と飲むことになった(女子会)
せっかくの週末だからうちに泊まったらいいよ!と少しのおシ酉を買いこみほろ酔い気分で家路に着く
この時点で午後11時前
「散らかってるかもしれない~ごめんね」と鍵をあけて玄関の電気をつけると
そこには床一面、廊下中に白い物体がびっしり敷き詰められていた
続きです
「きゃああああああああああああ」と慌てる2人(最初は虫か何かだと思った)
廊下の端から端まで綺麗に『卵』が敷き詰められているわが家
綺麗に立てて卵が鎮座しているのには、卵1つ1つに接着剤らしきもので止めているみたいで
はがそうと引っ張っても割れるという状態
また計算されてて幅も綺麗に固定されているという徹底ぶり
まだ有難かったのは今年は初雪が早く、もう冷蔵庫の温度以下の冬の寒さを更新していたので
夏だったら腐ってえらい臭いを発していたであろう
足で踏み続けて中に入っても意味がないからとりあえず片付けようということで
隣人(顔見知り、家族3人暮らし)にお玉とボールを借りて、ゴミ袋を貰えるように頼む
「一体どうしたの?」と隣人が家にきたら
「なにこれー!?」と驚き、慌てて旦那さんを連れてくるしまつ
「もし、何かお手伝いすることがあったら」と言われて、また家に帰って
玄関から廊下一面に鎮座されている卵に一礼をして(←まだ酔っ払いだったと思う)
私は1コ割ってはお玉で掬い、ボールに入れるという地道な作業
友人はボールの中に入ってしまった卵のカラを持参してた毛抜きで取り除くという地味な作業
ボールの中に卵がいっぱいになったらまたボールを隣から借りてきてという作業をすること1時間くらいでやっと床半分の台所付近まで到達しました
結局、3時間くらいかかってすべての卵を除去はしたが床はまだべとべと
雑巾で拭くが、接着剤の残りかすがまだついていてボコボコ
飲み直す気なんてサラサラなく、他に取られていない物は無いかを確認して
友人とそのまま疲れて横になりました
友人にはお食事をご馳走しました
また何か起こるかもしれないと思い、実親に相談して引越代を借りて即引越
出て行く時に接着剤も頑張って取りましたが、結構引かれてしまいました
彼はその後、今考えたらロミオメールらしきが送られてきたり
卵の事は天罰だとほざいたり、金を返せなど、会社にクレームつけたりと色々言われましたが
実親の知り合いが介入したらあっさりと解決しました
よく考えたら何かしら病気になっていたのかもしれません
今は元彼の噂を聞きませんが、あんな奇妙染みた事はもうこりごりです
ちなみに卵は250個くらいだったと思います
捨てるのは忍びないと思い、1週間程は自分も食べ、友人を誘いまくって卵料理をご馳走して頑張って片付けました
せっかくの卵ですからね、卵に罪はありません
おかげで今はすっかり卵が苦手です
K察行けば良かったのに
>>143サン
当時は社会人2年目の甘ちゃんで浅はかな考えしか持ってない子だったんです
親にも迷惑かけたくない、せっかく無理言ってここに住んでいるんだから!って
でも、結局は怖くなって引っ越しの時点で親に連絡しちゃったんで親にも怒られました
プチ修羅場でしたが、本当に片づけるの大変だからやっちゃダメですよ・・・
やんねーよw
いや、ホントに乙でした。
食べ物を粗末にする元彼にはエグい天罰が当たりますように。
乙、凄まじい……
気持ち悪いな
>>146
おっ、上手いねー
玉子食ったんかい
コメント
警察沙汰だろ常識で考えて