不倫の終わりは3年目の秋に来た
おそらく職場にバレたのだろう、部署のチーフのような役割を果たしていたaikoが突然全く違う部署に異動になった
昇給もしたし、昇進もした、栄転だと言われたが
異例の人事な上、今までのスキルは生かされない部署だった
俺は別れを告げた
もうそこまで好きじゃなかったし、嫁より緩いし、
何より俺に二重生活を何年も続ける器用さマメさは無かった
aikoは感謝の言葉だけ残して引き下がった
別れてしばらくは、嫁を○しにくるような気がして不安だった
そうして、
俺の不倫生活は終わった
不倫中嫁とはしょっちゅう言い合いになっていたが
俺の(バレることへの)不安がなくなったからだろう、
自然と減っていった。夫婦生活は相変わらずろくになく、
不満ではあったが。
2年が過ぎて、そこにはあたかも仲睦まじい家族があった
何もバレなかった、不倫の美味しいとこだけを手に入れたと俺は思っていた
最初に事実を言うと、実際何もバレてはいなかった
俺の不倫は(職場にはバレていたろうが)成功していた
ある日嫁が、息子の悪事を見つけてこう言った
「そんなことしてると、パパみたいな嘘つきになるよ」と
血の気が引いた。不倫の他に大した嘘をついた記憶はなかった
全部バレていた?いつから?当時から気づいていた?
諍いの多かった頃の嫁の言動を思い出すと、あれもこれも
疑わしく思えた
疑心暗鬼になってから俺が折れるまでは早かった
3日後には嫁に土下座していた
浮気していた当時のことを嫁に話した
嫁は全く気がついていなかった
嫁は3日ほど泣いて、aikoの名前と居場所を教えろと詰め寄った
俺はaikoの嘘の名前を教えた
もう退職したから居場所はわからないとも言った
俺は許してもらえた
許さざるを得なかったのだろう、嫁は専業主婦で
社会に出た経験もなく、実家とも縁が切れ、そして子持ちだった
俺にとってはaikoだけが離婚したり、俺の嫁から制裁を受けるのだけが怖かった
俺のカミングアウトからもう3年、嫁がaikoを見つけたと言う話もない
今はなんとか以前より仲の良い夫婦をしている
実はaikoとは年に数回メールを交換する
何十年かかっても良い、いつか夫婦になりたいと文面では言うが
あちらも家庭は保てているようだ
地獄を見たとはイったが、先人達に比べたら俺は地獄を(まだ)みていない
今一人で地獄に落ちたのは俺の嫁だけ
これから俺自身にさらなる地獄があったらまたスレ立てするよ
不倫がバレずに終わったおまいら、秘密は墓場まで持っていけよ
乙
スレ立て出来る余裕はあるようだな
いつか地獄に落ちろよ
証拠握られてもシラ切れる覚悟がない奴は不倫するなよ
嫁さん傷つけただけのくそ野郎だな
ん?地獄を見るまでの話なのに地獄がないんだが?
>>66
その通りだな
正直に話して謝るのが唯一の償いと思っていた俺は自分本位だった
嫁が声あげて泣く姿をみて初めて悟ったよ
そんな辛い時でも嫁が抱きつける相手は俺しかいなかったのも
腹いせに浮気の一つでもする女ならこんなに罪悪感はなかった
>>67
俺にとっては自滅するまでの3日間は地獄だった
一生シラを切り通すのか、離婚覚悟で話すのか
話した後嫁には「話してスッキリした?ずっと辛かったでしょ?
私はこれからずっと辛いよ」と言われた
>>71
ホントクソ男にはもったいない良い嫁だな
俺の嫁は俺の浮気がバレたと同時に浮気し始めたわ
そのおかげで俺の罪悪感も少しは薄らいで救われた感はあるが、確実に夫婦としての絆は崩壊した
コメント
欧州みたいに子供いても気軽に離婚出来る世の中になればいいのに
その代わり共同親権や面会確保が保証されない場合刑事罰や、養育の義務は徹底させて
「不倫するような外道な人間は決して平穏な人生で終わらない。
いつか必ず運命によってドン底へ叩き落されるかコロされる。
それが病気によってなのか事故なのか、若い頃なのか年取ってからなのか分からないけど、人生不思議とそう出来ている。」