証拠の写真を手にした俺はこれまで防戦一方だった嫁からの攻撃を跳ね返した
A子は証拠の写真を見て改めて偽りの証言はしないと言ってくれた
B子もA子から本当のことを聞いたので嘘はつかないとA子に約束してくれた
それとこのことは誰にも話さないでほしいと俺は2人に頼んだ
残された嫁の攻撃材料は経済DⅤと実家に同居を強いるということだが
これも証拠らしいものはなく嫁が勝手に言っているだけなので
嫁の浮気の証拠写真を手にしたので対抗できるようになった
お前の希望通り離婚してやると言って嫁を呼んだ
やってきた嫁と離婚届を出した後で
自宅に連れて行って嫁が浮気している証拠を見せた
A子やB子から話が言っているかもしれないが
彼女たちは嘘の証言はしないと言っている
お前が計画した俺が浮気した話とDⅤの話は崩れているからな
おろおろしだす嫁に要求した
財産分与はするから慰謝料は払えよ
慰謝料は300万円
嫁はドナりだしたがそれは予想していた
嫁をどう説得するかはずいぶん考えた
証拠があると言っても相手が納得しなければ多くの慰謝料を取るのは難しい
「慰謝料なんか払うわけがないでしょ」という嫁に説明した
慰謝料を支払わないでゴタゴタしてもお前にいいことはない
はっきりした証拠があるから争ったところでお前が有利になることはない
浮気をしたことに対しての慰謝料請求の書類を作るから
それにサインして素直に支払えば
お前の親には俺を悪者にしていいから
お前の親には俺のことをボロクソに言っているようだがそのままでいい
親も離婚に賛成するだろう
自分の娘が浮気して追い出されて離婚になったなんて知ったら悲しむ
本当のことは言わなくていい
俺が悪者でいいから
離婚することになったのだからもうこれ以上親を悲しませるな
その場では返事をしなかったものの嫁は慰謝料の支払いを認め振り込んできた
最後に間男が他の女性とも浮気していることを嫁に教えた
どのように間男に制裁するかをNと打ち合わせをした
俺は離婚も済んだし仕事も大変な状況なので早目にけりをつけたかった
しかしNは時間をかけて間男を徹底的に追い込んでいきたいと思っていた
俺に協力して証拠を売ったのも間男を苦しめるためだから
交渉事が好きな奴だから今回も戦線を拡大して
相手にできるだけダメージを与えたいのだろう
俺は嫁や会社に秘密にするという条件を付けてなるべく高く慰謝料をとる
Nは嫁にも会社にも話して間男を追い込むつもりなので方針が違った
2人がお互いにやりたいようにした場合は秘密にするという俺の作戦は使えなくなる
他に追い込む作戦があったのかもしれないが、このやり取りを隠し撮りして証拠追加とかしなきゃな
浮気やDⅤでっち上げされてそれだけじゃ甘い
>>451
そのほうがさらに確実だったですね
書類に嫁がサインしたしDⅤや浮気の証言も取り下げられたので大丈夫だと思っていました
おもろい
そこで折衷案として
初めに俺が間男と交渉する
この時に嫁にも会社にも言わないからということにして
慰謝料を300万円と外部に漏らさないということで200万円追加して
合計500万円の慰謝料を請求する
額が多いから無理かもしれないので
減額することになるかもしれないが初めはこの内容で押してみる
俺の方が決着した後でNがやりたいようにするということにした
計画通り俺は間男と交渉した
しかし間男は慰謝料の支払いは渋った
要求額が高すぎることが原因で話し合いは難航した
慰謝料減額か支払い時期を延長することを主張してきた
支払いについては4年分割の案を提案してきた
分割がダメであれば慰謝料を100万円にするなら1度に支払う
嫁にばれないためには一度に全部の支払いは無理
嫁にはばらさないという条件には
支払いが可能な支払い方に応じるという条件が含まれていると考えることができるという主張だった
話がうまくまとまらないので
俺のほうは減額で間男は期間の短縮について検討して後日話し合うことにした
交渉内容をNに話して
再度交渉することになったのでNの交渉は少し待ってくれと伝えた
ところがNは動いた
Nは間嫁と連絡を取って会った
もともとそんなのが得意な奴だから最初から急所を突いた
間男の出方は想像できるから間嫁に会ってどう出るかを知りたかったのと
間男を間嫁から攻撃させたかったそうだ
そんなことを知らされてなかった俺に
俺とNと間男と間嫁の4人で会うことになったとNから連絡があった
もう間嫁に連絡したのか
こっちの計画がつぶれただろと思ったが
もともとNのことはそこまで信用していたわけではないから意外ということでもなかった
ともかく4人で話し合いになった
初めに間嫁から謝罪があった
それから俺に対して500万円一括支払いに応じるから口外しないでほしい
Nに対しても同じ条件で同意してほしいとお願いされた
間男には2人の娘がいた
とにかく会社に知られたり娘に知られるのは避けたい
娘が知れば悪影響がどれほどあるかわからない
何とかこの線でまとめてほしいと言ってきた
俺としては予定通りのため何も文句はなかった
Nは間嫁に離婚するのかを質問したが
それは私たちの問題ですからここで話すことではありませんと言った後で
娘には知られたくないので離婚はしないつもりです
この人、稼ぎだけはいいのでしっかり働いてもらいますと言った
この提案に納得できないのかNは秘密にするつもりはないと突っぱねた
間嫁はもう一度丁寧に謝罪した
主人がしたことは謝って済むことではなく取り返しのつかないことですが
罪のない娘たちが苦しんだり悪影響が出るのは避けたいと願っています
埋め合わせにならないかもしれませんが奥様への慰謝料は請求しません
Nは離婚したから嫁のことはどうでもいい
むしろ慰謝料を請求してくれたほうが嬉しいと答えた
間嫁はそれでは俺嫁とN嫁にそれぞれ100万円ずつ請求します
その分も慰謝料に上乗せして支払いしますのなにとぞ口外しないでください
そして再び間嫁は誠心誠意謝ってきた
これが決め手となってNは同意した
後日間男から600万円が振り込まれた
俺は嫁に裏切られるという男からすると最悪の経験をしたがその後は予定以上の結果となった
Nは間男の家庭を壊すという目的は達成できなかったが俺と同じ額の慰謝料を手にした
間男は貯金を1000万円失い間嫁には生涯頭が上がらなくなったが
会社や娘たちには知られないからその後の出世に影響することはなく
娘には面目を保つことができた
間嫁にとっては娘は守れたし収入のいい夫にしっかり稼いでもらえれば
今回失った貯金はそのうち取り戻せるだろう
俺の嫁は財産分与は得たものの俺に300万円、間嫁に100万円支払った
N嫁は離婚したのは確かだがそれ以外のことは知らない
離婚騒動は終わった
間嫁は会社にも知られたくなかったと思うが
それをほとんど出さずに娘に知られたくないということでNにお願いしたのがよかったと思う
間嫁が一番の狸か
>>459
間嫁はとてもしっかりした人でした
これで話は終わりです
コメント
次は間男会社周辺や間男自宅周辺にに怪文書だろう(笑)
馬鹿が頭の中で考えたような話だな