「…マジ?」
「ち、違う!これは罠だ!コイツはお前を騙してんだよ!」
『…彼女いるんじゃん…なんで…?』ヨウコが口を開く。
『どっちもたいしてかわんねーよwwwよかったなヨウコ!これが真実だ!』
「なんでお前がヨウコの…俺が何したっていうんだ…」
『えーっとねーヨウコ喰った、メグミ裏切ったー、俺やメグミに罪かぶせよーとしたー、あとなんかあるかな?スゲー十分だと思うんですけど、一途なヒロシさん』
「テメェ!」
ヒロシがコウジにナグりかかった。
止めようとした私も何発かナグられた。冷えピタ吹っ飛んでテレビに貼り付いた。
コウジはナグられながらヒロシの腹を数発ナグった。崩れ落ちるヒロシ。
『女ナグっちゃいかんでしょ~。さて、K察いこうかwww』
コウジがヒロシの髪掴んで帰ろうとする。
「いたた!やめ!悪かった!いてぇ!離せ!」
『あ、ヨウコお前もう帰っていいよ。メグミ、コイツK察もってく?』
「いや、K察はいいよ」
『マジ?お前ナグられてんだよ?』コウジが手を離す。
「ヒロシ、コウジ強いんだよ。下手に手を出してもアンタじゃ敵わないって」
「先に言えよ…」お腹抑えていうヒロシ。
「私の言った意味理解してないアンタが悪い!まぁ、なんていうか、ざまぁwwwwK察は勘弁しとくから、二度と姿見せないでね」
『ヨウコ、そいつ連れて帰って。お二人仲良くねwwwww』
『待って、私…』『あぁ~ヨリ戻す話とか無しな。無理!お前は騙されたんだろうが、二又かけた事も事実』
『そうじゃない…1人で帰る…一緒に帰りたくない』
『あぁそういう事ね、解った解った。じゃね、二度と連絡取らないから』ヨウコがトボトボと帰っていく。
「ヒロシ、アンタも帰ってよ。K察行く?」
「ぐ…違うんだ…許してくれ…」
ヒロシのキーケースから合鍵抜いて、
「言ってること滅茶苦茶。何が違って何許すの?私は許さない。私が一番気にしてる事を掘り返して、トドメに浮気してたんだからね。消えてよ、嘘つき」
起きようとしないので蹴り転がしながら玄関の外に追い出した。
幼馴染がどう見ても男に暴/力振るわれて顔腫らしてるのに
www口調で話し続けるコウジにすさまじい違和感。
笑い事じゃないんだが
>冷えピタ吹っ飛んでテレビに貼り付いた。
これでタヒぬほど笑ったwwww疲れてんのかなwwwwww
2人が帰った瞬間、コウジが謝ってきた。
『ごめん!俺、知ってた!すぐに話すべきか迷ったんだ!○ろうが蹴ろうが好きなようにして構わない!悪かった!』
「えっと、ちゃんと説明して?」
コウジはヨウコの携帯を見て、浮気が発覚。メールや写メがわんさか。全部保存して問い詰めたら謝罪と寂しかったオンパレード。
知るかビ.ッ.チ.!二又とかしたきゃ他探せ!でヨウコ追い出し。
コウジは保存した浮気写メ見て、前に私が送った私とヒロシの写メを思い出し見比べて同一人物かなと。
私に言おうにも確定したものがなく、今日の私の電話で裏付けをしようと企んだ。
私の携帯を見て、ヒロシのアドレスを確認して確信が出来た。で、あの行動に出た。いきあったりばったり、一か八かだったそうだ。ヨウコはもし何もなかったら、そのまま別れ話でもして帰すつもりだったらしい。
『つー訳だ。すまない』
「ん、いいよ。すっきりした。まさかこんな事になるとは思わなかったしね、そんな風に仕組んでたんだ」
『腹立ったからさ、奴等にちょっとした仕返しだよ。因みに今日は失恋会wwwwwww』
「ごめんね…」
『まぁしゃあないwwwwあ、診断書絶対取れよ。何かあったら役に立つから』
「ん、わかった…」
この時点で私は泣き崩れてしまいました。色々感極まって涙止まりませんでした。ヒロシはよく頑張ったとか、気にすんなとか、色々なんか慰めてくれてた気がしますが、あまり覚えてません。
朝の目覚ましで起きて、私はベッドにいました。
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