【復讐】ファミレスで彼の浮気相手に水をぶっかけてやった

先日、同棲していた彼の浮気が発覚しました。
私が二週間ほど帰省してまして、帰ってきたらどうも様子が
おかしいので、問い詰めたら白状しました。

「だってお前がいなくなるからいけないんじゃん！さみしかったんだよ」
「彼女だってオレが同棲してることしってるんだ。
でもそれでもいいって言ってくれたんだ。
言っとくけどオレからじゃないぜ。あっちから誘ってきたんだ。
彼女いい人なんだよ、とっても。
でも一番はお前だから、さ。大丈夫だよ」
相手は会社の人だとか。２６歳。３つ年上の女性…。

２年付き合って、彼とは結婚の約束をしていました。
頑張ってお金ためようね、って二人で貯金して…。
それが突然…。

浮気されただけでもショックなのに、こんな言い訳って！！
頭が割れるくらい痛くなりました。
べらべらと言い訳を並べたてる彼が、猛烈に憎くなった。

「もう別れましょう」
「何でだよ、お前が一番だって言ってるじゃん」
「嫌、浮気するような男とは一緒にいたくない」

別れる、別れないの押問答がしばらく続いて、

「じゃあに彼女に会わせてください。あなたもいていいから。
ちゃんと話し合って決めましょうよ」

話し合うつもりなんてありません。
そのときは頭に血がのぼりきっていましたから、
彼女に会ったら一発○ってやろう、とか考えていました。

「……うん、まあ、話し合って決めても…」

彼はＯＫしました。そんな彼にまた新たな憎悪がわきました。

驚くことに彼女も私に会ってもいいとのことで、
ファミレスで３人で食事をすることになりました。

３日後、私たちは会いました。
席に着くまで二人は口をひらこうとしません。気まずいのでしょう。
私もいくらか冷静になっているとはいえ、
並んで座る二人を目前にしたら、
怒り悲しみ憎しみ…どうしようもない感情が渦巻いて、
○るどころか、もう何も言えないのです。

彼は下を向いて黙っているし、彼女は何故か涙目。
しばらくして彼女が言いました。

「○○ちゃん（彼）、私が悪かったのよ」

そして私にむかっては

「ごめんなさい。どうしようもなくって」

それきりまた黙ります。
どうせ腹の中では笑っているに決まってます。

もうばかばかしくて、一刻もはやくこの場から去りたい気分になりました。
「お水とってくるから」
と言って私は席を立ちました。そのまま出て行くつもりだったのですが…。

ふと席のほうを振り返ると、彼女が彼の肩にもたれかかり、
彼も彼女の肩に手をまわしています。
頭が真っ白、ってこういうことなのだと思います。
体が勝手に動いてました。
私はコップ１０杯ほど水を入れ、トレイにのせ席に戻りました。

席に着くなり、まず一杯を彼女の顔めがけてぶちまけました。
「この、泥棒が」
二杯目。
「恥を知れ！」
立て続けに水をぶちまけました。
最後の一杯は彼にむかって。
凍りついたような二人の表情が快感でした。

周囲は静まり返り、私たちに釘付けです。
店員さんですら固まって立っているだけ。

全部ぶちまけてしまうと、私は店をでました。
これで何もかも最後、と思うとすっきりしました。
ところが、彼が追いかけて来たんです。彼女を置いて…。
びっくりして私は走って逃げました。