230: 恋人は名無しさん 2012/04/30 (月) 14:01:28.07 ID:AmuDjIti0
私子 会社員
彼男 同僚で私子の彼氏だった
盗子 同僚 異性関係が派手という噂だった
違う部署の彼男に告白されて付き合うことになった。
見た目爽やか系で愛想のいい人だったので付き合ってみることにした。
ある日彼男が宝くじを買った。
当たったのは3000円。
良かったねえと言ってたら彼男が
「私子と一緒に買いに行ったんだから私子に半分権利あげるよ」
とランチを奢ってくれた。
他の同僚と飲みに行った時話のネタとして、金額とか話して
「彼男気前いいなー」
と話してた。
彼男も冗談で
「そーそー宝くじで大金持ちなの俺w」
と笑ってた。
しばらくして彼男と盗子がよく一緒にいる場面を見かけるようになった。
最初は彼男もごく普通で私に見つかっても
「よう!私子」
と挨拶したりしてた。
でもある日を境に盗子と居る時に私に出くわすと目が泳ぐようになった。
そして他の同僚女性から
「気をつけた方がいいかも・・・盗子っていろいろ噂あるよ。単なるうわさかもしれないけど
と言われた。
盗子は持てるけどなぜか歴代彼氏は直前まで彼女持ち。
略奪癖があるのでは?と言われてた。
証拠もないしその話は噂の噂だったので気にしないようにしてた。
そうこうしてるうちに彼男から
「ごめん他に好きな子できた」
と別れ話をされた。
その相手は盗子。
茫然としてたら盗子に
「話があるんだけど」
と呼び出された。
盗子「話は彼男に聞いたわよね?」
私子「彼男、私と付き合ってたし、盗子って他に彼いたよね?」
盗子「もう別れてるから関係ないし。それよりまだ全額使い切ってないでしょ?今はもう私が彼女なんだから私に権利があるの。残りを渡して」
私子「?」
盗子「とぼけないで。宝くじよ」
私子「え?あれはもうすぐに使いきったよ。彼男に聞いたら分かると思うけど」
盗子「聞けるわけないでしょ。あるんでしょ?持ってくるの明日でいいから」
私子「持ってないって。彼男が支払ってくれたりしたから現金は私触ってないもの」
盗子「じゃ、彼男がまだ持ってるのね」
私子「もう無いと思うけど。全部ランチ代になったから」
盗子「下手なウソつくのね」
何がなんだか分からないけど、もう彼男からは別れると言われたし、盗子の方が美人だし気が抜けたようになった。
その後も私の机やロッカーが荒らされたりと踏んだり蹴ったりだった。
同僚たちは
「悪いことが続くね。厄払いしよう」
と飲み会してくれたりしてなんとか気持ちを持ち直した。
それから一カ月後、彼男に復縁を持ちかけられた。
高額宝くじ当選したって聞いたのにそうじゃなかったことを盗子に詰られて振られたそうだ。
彼男から
「盗子に騙された。あいつ信じられない。宝くじのために私子のロッカーとか荒らしたって」
と聞いてそのまま上司に報告した。
盗られたものは彼男と行った初詣で買った金運守りだけだった。
彼男と復縁する気にもなれなかったのでお守りは神社に返した。
彼男は歴代の盗子の餌食に名を連ねることになって、盗子は余罪もあり退職。
他の部署の人と不倫や経費ごま化しがあったという噂。
彼男とは修羅場らなかったけど、盗子に宝くじを問い詰められた時が修羅場だった。
声は荒げないけど目が据わってて心臓バクバクして怖かった。
底なしの欲深さだな。それにしても彼男愚かなり。
うわぁ
コメント
盗子が伊藤潤二の双一で脳内再生された。手をヒラヒラしながらお金を要求する姿。