んで運命の日。その日も水曜日。嫁はまたも遅くに帰宅。
お疲れ様、頑張りすぎて体壊さないように、大切な体なんだから、
といつにもまして嫁を労う。
実質的には夫婦最後の夜だからな。
嫁はありがとうとか言ってた。
んで嫁は風呂入って速攻グーグー睡眠。
俺はここもタ.バ.コ.氏に倣って、
手紙と離婚届入りの封筒を机の上に置きと、簡単な朝飯及び目覚ましセットだけして脱出w
手紙には、お前のやってたこと知ってるけど、包んであげられなくてごめん、とかそんな感じ。
流石に感情昂ぶってたんで支離滅裂だったかもしれない。
タ.バ.コ.氏とちょっと違うのは翌朝からすぐに携帯に火の出るような勢いで電話やメールの爆撃があった。
当然無視。
内容は初日は、どうして?や何やってるのよ、誤解よ、みたいなのがメイン。
誤解もくそもないだろ、とw
俺は嫁のお馬鹿なメールは放っておいて、その日の夜に嫁親に挨拶&謝罪。
嫁実家は電車で1時間ほど。
嫁親はほんとにいい人なんで心が痛かった。
両親共にタヒ去してた俺にはほんとの親のような存在。
嫁父は息子がいなかったこともあり、息子とやりたかったことがあるんだって、
俺と将棋やったりシ酉飲んだりした。
嫁母は成人した娘がいるとは思えないほど綺麗な人で、料理作ってもらったり、色々世話になった。
婚約の挨拶のとき、娘さんを一生大切にします!とか俺言っちゃってたわけ。
それを反故にしちまうわけだから、土下座して、ただただすいません、と…。
今回の一連の騒動の中で一番泣いたのがこの時だったと思う。
嫁親は始めは信じられないって感じだったけど、理由聞いてきて、
娘が浮気したからですとは申し訳なくて答えられなくて泣いてたら、なんとなく理解してくれたみたいだった。
嫁実家から失礼してワンルームに帰宅。
翌日からも嫁の爆撃は止まず。
次第にごめんなさい、とか、直接会って謝らせてとか、仕事も辞めるとか、子供も産むとかまぁ必タヒに弁解。
嫁のイメージとしては、ふーん、そうなんだ、離婚したきゃしてあげるわよ、
って言いそうな感じだったから、ちょっと予想外で驚いた。
次の日に弁護士から嫁と間男の会社に内容証明。
あと、弁護士にお願いして、俺に連絡すんな、今後は一切弁護士に連絡しろって言ってもらった。
…あんまり効果なかったけどw
嫁は弁に、俺に会わせろ!って凄い勢いで言ってたらしい。
ただ、間男は逆に飄々としてて不気味だって弁が言ってた。
嫁のメールは次第に悲壮感が漂い始め、ごめんなさい、愛してるの、貴方だけなのとか、貴方なしじゃ私ダメなのとか、そんな内容に。
それ見て、ちょっと揺らぐものの、走り始めた俺を止めることは出来ずw
嫁は会社の前で待ってたこともあるけど、会いたくないんで違う出口から帰ったりとかしてた。
しばらくして、弁交えて、嫁、間男それぞれとの話し合い。向こうは弁護士なし。
嫁は本当にごめんなさい、何でもしますんで離婚だけは許して!と号泣。
証拠の写真とか見せたら、これは違うの!と。(何がどう違うんだよw)
いつもツンってしてる感じで、嫁泣いてるの殆ど見たことなかった俺マジでびっくり。
俺が面食らってると、弁が俺の気持ちをしっかり代弁してくれた。
嫁更に号泣で収拾付かず、要求だけ伝えてその日は帰宅させた。
間男は友人の話どおり結構イケメン。ただ慰謝料請求されてるのに何故か余裕の表情。
要求伝えたところ、俺と嫁が別れるんなら慰謝料の請求に応じるそうな。
どうやら間男は嫁に本気らしい。
こんなところまでタ.バ.コ.氏と同じだなってぼんやり思う。
けど聞き捨てなら無い言葉がひとつ。
「奥さんを俺が『奪ってしまって』すいません。」
の一言には頭に血が上った。
弁に諭されて何とか落ち着いたから暴/力はなかったけどw
よく考えるとそのとおりなんだが、無性に腹が立った。
応じなくても請求する、拒否したら裁判だって言っても、全然堪えてない感じだった。
今思うと、金で嫁を買ったつもりなんだろうかって。
その後、何度も話し合いがもたれた。
俺が絶対離婚しますってスタンスだったり、
嫁親が嫁に、お前が悪いんだろう、これ以上俺君を苦しめるなって諭したこともあり、嫁離婚に合意。
かなり時間かかったけど。
結局慰謝料はなしってことに。
嫁が間男にラリってたら請求したけど、そうじゃないみたいなんで別にいいかなと。
gdgdですまん。
間男も慰謝料支払いに同意。
ただ、嫁は間男に嫌悪感を抱いたみたいなんで、間男は熱烈にアピールするも相手にされてなかった。
嫁はどうやら間男を憎むことによって心の均衡を保ってる感じだった。
友人によると、嫁は間に、あんたのせいで私は捨てられるのよ!とか言ってたらしい。
ほんとかどうかは知らんが。
間は俺が嫁に何か言ってんじゃないのかっていいがかりつけてきたが、相手にせず。
離婚届提出前。
最後に夫婦としての時間を過ごしてやって欲しいと嫁親に言われて嫁親の顔を立てて承諾。
嫁はかなりグロッキーになってる感じだった。
いつも凛としてる感じだった嫁が見る影もなく弱弱しくなってるの見てかなり心が痛んだ。
そこで初めて、それまで聞くのを躊躇ってた浮気の理由聞いてみた。
もう離婚は決定したんで、後学のためにと思ってw
そうすると驚きの答えが。
何でも、要は俺が嫁を熱心に愛しすぎたとのことらしい。
つまり、家事をやる、わがままは聞くし金は出すしと甘やかしすぎたらしくて、
次第に嫁は、何をしても俺は許してくれると思ったんだそうな。
外見に反して男と付き合った経験が殆どなかった嫁としては、そんな勘違いして、
なんか言い寄ってきた間とちょこっと火遊びしてみようかなと思ったらしい。
間には特別な感情は無い、不倫してる自分に酔ってたとのことだった。
なんつーか、もう開いた口が塞がらなかったよ。
俺はどうすればよかったんだよって、愛し、大切にしたのが不倫の原因てほんとに…。
俺涙目w
嫁はごめんなさいとか好きだとか愛してるとか繰り返して、セ○クス誘ってきたが、きっぱり拒否。
嫁はまた泣いてたが、子供とか狙ってるかもと思うと怖くてw
で、離婚届提出。5年弱の結婚生活に終止符が打たれたわけさ。
コメント
ボンクラは相談しにくんな
懐かしいがコレ777がネタ宣言した話
※2
えっ?マジ?
こういうヘタレ馬鹿って、何で女は優しさだけだとつけ上がるって分からないんだろうね。
優しさは大事よ。だけどそれだけじゃ舐められる。強さや怖さも見せないとダメ。
女のストッパーは愛じゃなく恐怖だから。浮気したら生活を失う、旦那がキレる、こういう恐怖感が不倫のストッパーになる。
よく言われるけど、報告者の優しさはただの弱さだから。女はそれを見抜いて浮気してる。