今までにあった最大の修羅場。
独身の頃、デパートの売り場で働いていた。
ある日、40前後の女性に売り場で声を掛けられ
「○○(私の旧姓)さん?」って聞かれたので
「はい、そうでござい・・・?」ますが、まで言い終わらないうちに
いきなり思いっきり平手打ちされた。
何が起こったのか分からなかった。
その女性、続けて「この泥棒猫っ!」と言いながら
私の髪の毛を鷲掴みにして振り回してきた。
回りにいたお客さんも呆気にとられて固まってた。
ちょっと離れた所にフロアマネージャーがいて、
気が付いたようでこっちに小走りに走ってくるのが見えた。
でもその女は容赦なく、お客さんたちに向かって
「この女ーーーー人の夫を盗んだ泥棒ですよーーーーー」と。
「ふ・り・ん!不倫女ですよーーーー」と。
私は髪を掴まれたまま振り回されて、なんの抵抗もできなかった。
やっと手を離されて、フロアにへたり込んで息を整えていたら
頭が冷たくなってじゅわああああ・・・と変な音が聞こえてきた。
いつの間にか缶ビ○ルを手にしていて
頭からビ○ルをドボドボ掛けられていた。
が、最大の修羅場は、それが人違いだったこと。
私の旧姓はありふれた名字で、同じフロアにも同じ苗字の女性がいた。
そしてその女の旦那の不倫相手はその女性だったんだ。
その女の旦那は、デパートに出入りしている設備業者で
50歳前半のむさくるしいおっさん。
あだ名をボイラーと呼ばれている男だった。
元々奥手で、当時は不倫どころか未経験だった20代の私、
何か悲しゅうてボイラーの不倫相手に間違われなきゃいかんのか。
そしてしばかれて髪掴まれて振り回されてビ○ルかけられなきゃいかんのか。
(続くでござる)
女と一緒に私もバックヤードに連れていかれ
やいのやいのやってるうちに人違いと分かったとき
女は放心状態という武器を使いやがった。
私の方は号泣。
トイレで髪を洗って着替えて早退した。
その後一週間ショックで休んだ。
私の名誉をどうやって回復させればいいのか分からなかったし。
結局ボイラー夫妻が謝罪に来て、慰謝料だって言って30万置いていった。
それが高いのか安いのか相場が分からないので何とも。
でもお金より、お客さんの前であんなことされたのが許せなくて
最初は受け取らなかったんだけど、
会社側からそれで示談しろとか言われて仕方なく手を打った。
ボイラーは離婚して、どっかに異動した。
不倫相手は退職した。
私も巻き込まれただけなのに、なんとなく居づらくなって転職した。
これが私の20年前の人生最大の修羅場。
コメント
20代でこの程度の対処しか出来んのか
女は軟弱だな
2013の20年前に20代独身でデパートの売り場。おおよそ経歴の推測はつく
バブル崩壊直後のデパートで、普通に選考通ったなら四大のそれなりに名の通ったところで成績は中の上。コネで通ったとしても最低でも短大卒。もちろんコネでということなら、人事に顔の効く親もしくは親族がいるか、あるいは実家が優良顧客だということ。
要するに、※1とは世界の違う人だよ。
ジャスコのパートだろ
※2がすげ〜