自分がやった復讐じゃないけど。長文ごめん
中学時代、クラスの女子グループに入れずはぶられてた。
中心になってたのがギャル系DQNのA子と取り巻き数人で、
pgrから始まって私物を壊されたり階段で突き落とされたり、
担任も薄々気付いてはいたんだろうけど見て見ぬふり。
今思えばされるがままになってた私も悪いんだけど、その時はひたすら毎日耐えてた。
グループに属してない女子は私の他にもう一人いて、そのB山さんは秀才タイプの大人しい子。
何ていうかだいぶ大人びた子で、クラスの男女からは一目置かれてる感じだった。
人気者って訳ではないけど、ぼっちの私と違って誰からも声をかけられるし、担任からも好かれてるようだった。
ある日の休み時間、私にネチネチ絡んでいたA子のところにB山さんが寄ってきて、「A子に話がある」と教室の隅に連れて行った。
二人で何やら話していたと思ったら、B山さんが大声で
「ごめんなさい!」
と叫び出した。
「ごめんなさい!ごめんなさい!誰にも言わないから!コ.ロ.さないでー!」
大人しいB山さんが大きな声を出す事なんて初めてだったし、内容が内容だったのでクラス中ポカーン。A子もポカーン。
「ごめんなさい!言わないから!コ.ロ.さないで!」
を連呼してぶるぶる震えながら泣きじゃくるB山さん。
我に返って慌て出すA子。
「え…何があったの…」とざわめき出す教室。
しまいにはB山さんがひきつけを起こしたようになってしまって、駆けつけた担任に抱きかかえられて行った。A子も連れて行かれた。
そのまま二人は早退。双方の親が呼ばれてちょっとした騒ぎになったらしい。
A子は
「自分は何も悪くない」
と主張して、B山さんも何も言おうとしなかったらしいんだけど、B山さんの尋常じゃない怯えようを目の当たりにしたクラス中が「どんだけ酷いことしたんだよ」とドン引き。
グループからもハブられて最終的にA子は孤立。卒業までぼっちだったみたい。
>>214 続き
学年が上がって少ししてから、B山さんに
「あの時はごめんね」
と謝られた。
?と思って話を聞くと、
「真正面から苛めは良くないと言えば良かったのにできなかった。
あの時やったのは全部演技だった」
との事…( Д ) ゚ ゚
予想以上に周囲の反響があって流石にやりすぎたと反省した、親にだけ本当のことを話したら怒られて呆れられた、と笑ってた。
それから凄く親しい仲になったというような事もなく、高校は違う所に進学したのでB山さんのその後は知らないけど、女優になれば絶対成功しただろうなあと思うw
私はぼっちには変わりなかったけど、
それから卒業するまでいじめはなかった。今でも感謝してる。
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