>>455 読んで思い出した。
もう20年近く前、私が大学生の頃の話。長文ごめんなさい。
冬休みにコンビニのおにぎり・お弁当作りのバイトをした。
バイト先の工場は家からちょっと離れてたけど、終わったら近くの駅まで、バイト先が会社のマイクロバスで送ってくれる。
そこからは自転車で帰宅。
時間は18時~22時で、田舎では結構時給が良かった。
その頃、うちの近所でも変質者が出るという話があって、夜はK察も巡回してた。
何しろ田舎なもので、駅の周りはともかく、ちょっと離れると何にもない。
ただひたすら真っ暗な田んぼ、ぽつんぽつんと家の灯り。
そんなあぜ道を、ひたすら自転車を漕いで15分程で実家に着く。
その年は凄く寒くて、夜なんか○っぱらいが道端で寝込んで凍タヒしたこともあった。
凄い寒がりの私は、これでもか!ってなくらいに着込んでた。
頭はオカンアートなニット帽、鼻と口は大きなマスク、首にはこれまたオカンアートマフラー。
紺のドカタジャンパーにだぼだぼのパンタロン?は父が昔着てたものらしい。
(この下にセーターと分厚いタイツを着用するので、でかくないと入らない。)
おしゃれからほど遠い喪女だったので、手袋代わりに軍手、ブーツ代わりに黒長靴で、元々デブだったのが、
もう球形というか、ボウリングの玉が自転車を漕いでいるようだった。
その日は工場の機械トラブルで、いつもより少しだけ遅くなった。
残業代もらえてラッキー、でも寒い。
通り道には寺と墓場もある。
寒いのと怖いのとが混ざって、自転車に乗りながらとにかく歌を歌った。
周りに人家がない+マスクとマフラーで響かないのをいいことに、とにかく大絶叫で歌い続けた。
すると前方に怪しい人影が!この糞寒いのにトレンチ一枚だ。
こっちを見てにやっと笑って前をばばーん!と開けようとしたんだろう。
・・・加速つけたデブは急に止まれないんだよ。
こっちはノリノリで「少年、グリグリメガネを拾う」歌ってんだよ。
それでも一応、直前にブレーキはかけようと努力したんだよ。
結果、中途半端に止まったもんだから、思いっきりひいちゃったよ。
ネ果トレンチ野郎の身体の中心線をびーっと。
前輪が倒れた男のあごに引っかかって止まった。白目剥いてた。
ひいた瞬間、「しまった!タヒんだか!?」と思って、慌てて近くの寺へ行き、住職たたき起こしておまわりさん呼んで貰った。
結局、そいつはK察来るまで失神してたらしい。
私は半パニック状態だったせいか、家に帰された。
後日事情聴取?みたいなのがあって、そいつが言うには
「女性の声がしたから、物陰から出て、うまく行けば襲おうと思ってた。
まさか可愛い女性ではなくてあんな塊で、しかも止まらずに轢かれるとは思わなかった。」
ということらしい。
その話を聞いて、ダイエットに励んだが、結局リバウンドでボウリングの球から玉転がしの玉に進化しただけだった。
>>565
>ひいた瞬間、「しまった!タヒんだか!?」と思って、慌てて近くの寺へ行き、
気が早過ぎるだろう、って思ったら,K察に連絡してもらうために寺に駆け込んだのか。
>>569
同じくそこでびっくりした。
葬式の準備かとww
グーリグリー グーリグリー
と歌いながらグリグリ轢いたのか。
ナゴ○ギャルwww
デブのナゴ○ギャルGJ!
それは人生の修行さ
とーはいえ!
服を捨て街へ出て粗末な物を見せ歩こう
何かいやなものに轢かれても それは人生の修行さ
コメント