この流れは勇気がいるが、もやもやがすっきりしたので書き込んでみる。
私の祖母は母をいびり倒していた。
お金はあるのに母は食器も違い、一人残飯を食べさせられていた。
他にも嫌がらせとか、意地悪なことばかり言ってた。よく母は風呂場で一人泣いてた。
父は祖母の味方。
私は初孫長女として祖母と父にちやほやされていた。
私が6歳のとき母が妊娠。
祖母は
「男じゃないと許さない、女はもういらない」
みたいなことを言ってたと思う。
ある夜食事のときに、祖母がまた「男じゃないと」みたいなことを言って、父も笑って頷いてた。
その直後、母がテーブルの上の皿をざーっと払い落とした。
それから私の手を引いてキッチンに行き、食器棚の食器をがんがん割り始めた。
祖母が何とか焼きとか言って自慢してたやつも全部割った。
その後はリビングで祖母自慢のでかい花瓶?とか灰皿をがんがん割って、家中の割れるものを割って回った。
私はずっと母のエプロンを掴んでついて回ってた。
祖母と父はなんかわめいていた。
次の日から、当たり前のように母は食卓の一番いい席に座り、お風呂も一番に入って、父にトイレ掃除を言いつけてた。
しばらくして家には離れが出来て、そこが祖母の部屋になって祖母の姿はあまり見なくなった。
父の部屋は一番狭い部屋になって、それまで父の書斎だった一番広い部屋は私と生まれてきた妹の部屋になった。
母の部屋は2番目にいい部屋。
で、あの夜のことは夢だったのか何なのか?
祖母が母をいびってたのも父が祖母の味方だったのも、なんか私の思い違いだったのかわからず、ずーっともやもやしていた。
で、今妊娠してるので実家に帰っているんだけど、思い切って両親に聞いてみた。
母曰く
「そうそう。あのときはね、女が生まれたら赤ちゃんがいびられる。男が生まれたらあんたがいびられると思ったら頭が真っ白になってね、やっちゃったのよー。
離婚しても、あんたは絶対お父さんに取られると思ったし、もし私が引き取ったら、お米にも事欠く生活をあんたにさせることになるかと思ったら出来なくて。
あのとき家の家宝とかぜーんぶ割ってさ。
なんかそれからお婆ちゃん離れつくって顔も見せなくなるし、お父さんも私の言うこと聞いてくれるし、快適になったわー。
もっと早くやればよかったと思ったわよ」
父はずっと俯いてたけど、ぼそっと
「ごめん」
って母に謝ってた。
妹は婦唱夫随の両親と、ぼけぼけでいつもにこにこしてる祖母しか知らないので目を丸くして話を聞いてた。
なんかところどころ記憶違いはあったものの、夢ではなかったと分かってすっきり。
生まれたのは妹だったのか・・・
しかし、お母さんすばらしい!
割ってる間わめいているだけですかふーん。
そんな鬼畜ウトメ(笑)ならそこらへんのものでナ.グ.ってでも止めると思うけどね
>>537 本当にキレている人を目の前にすると、何にも出来ないんだよ。
普段大人しい人ほど物凄い迫力だから。
例えが悪くて申し訳ないが「キ印に刃物」状態だもの。
>>532 お母様GJ!
記憶違いもけっこうあるんだ。
キッチンに私を母が連れて行ってはいない。「ここで座ってなさい」と言われた。
私はタオルを持ってキッチンで呆然と座ってた。寝室のガラスのランプを割る母を見た記憶はなんだったんだろう?
何とか焼きの皿はリビングの飾り棚の中にあったものらしい。飾り棚があったことなんて覚えてない・・・。
あと割って回ってただけじゃなくて、
割れ物を父と祖母に投げつけてたらしい。
一番狭い父の部屋はただの趣味部屋で、両親ともに一番いい部屋を妹と使い、私が2番目にいい部屋を使っていた。
「男じゃないと」という祖母に父は笑って頷いたのではなく、「男でも女でもいいだろ」と言っていたらしい。
父は100%祖母の味方ではなく、母へのいびりに対して祖母と父がよく大喧嘩をしていたらしい。なのでその後再構築できた。
(このとき二人が大声を出して母がおろおろしているので、私は二人で母をいじめてると思っていた)
なんか6歳くらいの記憶はけっこうあるんだけど、その夜と妹が生まれるまでの記憶がやけに曖昧で夢みたいだったのは、やっぱり子供には衝撃的過ぎることだったからだと思う。
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