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私「A子さん、初めまして。彼女の●●と申します。」A子の頬には大粒の涙がつたっていた

サレ女
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691: 671: 2007/07/24(火) 13:43:38 ID:zNWHVMVC0

皆さんありがとう。
文字が二重に見えるけど成仏のため吐き出します。

私はこの言葉を聞いた瞬間、全身が脈打っているのがわかった。

私「・・・好きって何よ!両思いって事?じゃあ私は何なの!?」
多分こう言ったと思う。記憶がない。

彼「お前は最近連日仕事で残業しているから寂しかった・・・
  A子はその心の隙間を埋めてくれた。
  でも今日分かった!A子とは別れるから一緒に帰ろう?」

私「ふざけないでよ!!!!」
怒りの頂点に達した私は作った弁当を投げ捨て、
自転車をかっ飛ばし訳もなく駅へ向かった。
・・・・そのまま1時間以上かけて電車に乗り、私の実家へ逃げた。

泣きながら玄関に立つ私を見て
家族はビックリしていたようだが、温かく迎えてくれた。

すべてを話して両親は怒りを露にしていたが、
「今は何も考えなくていい。ゆっくり休みなさい」と言ってくれて、
話てすっきりしたのか、深い眠りにつくことができた。

朝になり、幸い土曜で休みだった私はまだ抜け殻状態だった。
ピンポーン
と鳴った後、下の階から何やら言い争う声が。

彼だ!!!

 

697: 671: 2007/07/24(火) 13:55:17 ID:zNWHVMVC0

彼「●●(私)と話をさせて下さい!お願いします!」
父「帰れと言っているんだ!俺だったお前を信じていたのに、
  お前のような最低な奴に娘はやれるか!帰れ!」
しばらく居座っていたようですが、彼はまた来ると言い残し帰っていきました。

その後、実家から会社へ通い(片道2時間)平日隙をみては荷物をとりに帰り、
休日は物件探しに明け暮れ、会社の近くで
一人暮らしをはじめました。

一人暮らしは寂しいものでしたが、
仕事を一生懸命してなるべく思い出さないようにしていました。
それから一ヶ月経ったある日のことです。

703: 671: 2007/07/24(火) 14:04:22 ID:zNWHVMVC0

仕事を終え、駅に行くと彼の姿が!
「しまった!」と思ったときにはすでに遅く、腕を掴まれる。

彼「●●がいなくなって存在の大きさを実感した。
  A子とはもう別れた。アドレスも消した。一緒に帰ってくれ!頼む!」
私「しつこい!」もう私には好きな人ができた!」

もちろん嘘でとっさに出た一言だった。

彼は一瞬「ハッ」と驚いて泣き出し、
彼「●●のこと信じてたのに、裏切られた。そんな言葉聞きたくなかった。」
私「人のこと言えないでしょ?あなたに言われる筋合いない!」

彼は「そんな・・・耐えられない。タヒんでやる!!!」
そう叫び、夜の繁華街へ消えていった。 

715: 671: 2007/07/24(火) 14:20:41 ID:zNWHVMVC0

これでラストです。

彼が去っていき、私はしばらく呆然としていた。
追いかけるべきか追いかけないべきか・・・・
電話をかけても応答なしだった。

でもよくよく考えたら、
叫んで走っていった数メートル先の交差点で彼はちゃんと信号待ちをしたし
自○はしないであろうということで、そのまま私は家に帰った。

真夜中彼からメールがあった。
「自○しようとしたけどできなかった。一生●●(私)の事は愛し続けるから・・・」

楽しかった思い出と、情けなさと、悔しさで
今もなお、私は一人暮らしをしているけど、
彼はA子と付き合っているのか・・・
彼は今もあのマンションで暮らしているのか・・・
たまに街で彼を探してしまう自分が嫌で
成仏させたくて投下させていただきました。
皆さん、読んでくれて支援も頂きありがとう。

みなさんに幸せが訪れますように・・・・

716: 恋人は名無しさん: 2007/07/24(火) 14:22:47 ID:cJBWfK2W0

お、乙でした。
「タヒんでやるー」も結局ポーズだけだったってことやね(信号待ちってwwwww
そんな奴と結婚してたら、きっともっと不幸になってたよ。
する前に本○が解ってよかったよ。

きっときっと、もっといい人が現れるよ!

サレ女
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