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11人の女の人が、叫び、泣き、兄の友達にビンタ【ワロタ】

シタ男
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388: 恋人は名無しさん 02/07/17 23:15

約10年前の話しです。

私の兄は、某私立美大に通っていました。
地方出身で、たまたま兄の友達(智弘)もその大学に通っていたので
2人でアパートを借りていました。

私は、高校を卒業した春休みに、兄の所に遊びに行きました。

兄は、バイトで忙しく、その上彼女がいたので、
あまりかまってくれませんでした。私は、高校を卒業したばっかりで、
初めて自由に遊べたので、1人で、東京歩き?(ワラ)を結構楽しんでいまた。

ある時、1人で兄のアパートに戻ると、見た事の無い女の人(秋子)
(20代前半、きれい!)が立っていました。

私が部屋に入ろうとすると、突然
「彼にタヒねって言っといて」と、叫びました。

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私は、それが兄に向けられた言葉だと思い、
恐々、「私は、妹ですが何か?」と、いいました。

すると、彼女は、半泣きしながら私に話し始めました。
秋子は、智弘の彼女でした。お嬢様系短大を卒業したばっかりで、
「春休みに、スキーに行く約束だったのに、智弘に突然振られた、
電話にも出てくれない」みたいな事を言っていました。

私は、当時は恋愛未経験、兄の事では無かったし、しかも東京ってことで、
結構野次馬的に、面白がって聞いていました。

私は、とりあえず、智弘が帰って来たら、電話するように伝えます、と
だけ言ってアパートに入りました。

実は、その時、智弘は、アパートの中にいて、
私たちの会話を聞いていました。しかも、別の女の人(夏子)も一緒にいました。

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私は、「かわいそうだから、電話してあげてね」と、智弘にいいました。
すると、夏子が、「馬.鹿だよね、彼女・・・。ただのセ○レだったのにねぇ。」みたいな事を
いいました。

よくよく夏子の話しを聞いてみると、智弘は、二又を掛けていて、
夏子が本命で、二又の相手をちょくちょく変えているとの事でした。

夏子は、夏子で、智弘とは、半分本気みたいな事を言っていました。

その夜、夏子が帰った後に、兄と智弘と飲みながら話しをしていて、驚く事実を聞きました。

実は、智弘には、今現在、付合ってる人が、12人いるとの事。彼は、全員
セ○レだと思っているが、女の方は、
全員智弘を彼氏だと思っている。と、彼は言っていました。
智弘は、その12人に、「付合っているのは、君だけじゃ無いけど、君が一番好き」みたいな
事を言っていたそうです。また、付合っている人の中には、
主婦や学生、会社員、フリーターや風イ谷関係など、様々な職種の人がいるから、
会う時間も様々である事など、いろいろ教えてくれました。
主婦や風イ谷系は、智弘が貧乏学生だと思って、結構貢いでくれて
金が無いから、絵をかいて返しているとか、
その分、学生やフリーター達には、金が掛るんだよねぇ。等など、言っていました。

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そして、秋子は、結婚の話しをしてきたから振ったと、言っていました。
私は、これが東京かぁ、これが大学生かぁ、なんて感動しながら聞いていました。
兄も智弘の女遊びの事は、十分知っていて、笑いながら聞いていました。

でも、智弘は、その12人に飽きていたらしく、
今度の週末、面白いもの見せてあげるからついておいで、と、言っていました。

春休みも残り少なく、私は、地元に戻らなくてはいけなかったけど、その土曜日の午後、
興味半分で、智弘について行きました。

行った場所は、当時、新宿西口のビル街に会った”Wendy’s”でした。
店に入ってみると、女の人達が、沢山いてびっくり。
しかも、みんな「智くん。」なんて、甘い声を出して来ました。

智弘は、当時付合っていた人、11人(秋子は居なかったけど、夏子は来ていた。)が揃っていました。
ここから、プチ修羅場。

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智弘が、「ごめん、二又は、嘘。ここにいるみんなと付合っていたけど、
もうお終い。」みたいな事を言い出した瞬間、女達の叫び声が聞こえてきました。

とりあえず、みんな店の外に出ました。
土曜の午後、新宿のビルの下で、11人の女の人が、叫び、泣き、智弘にビンタする姿は、
怖かったです。
「どういう事よ、説明しなさいよ」と、叫びながら泣く女の人や
「うそつき」、「馬.鹿」、「金返せ」みたいな叫び声が、聞こえたり、
「私だけは、愛してるんでしょ」みたいな泣き声など・・
女のプライドを捨てた姿・・(私に文章力があったら、もう少しリアルに書けると思うのですが、
文章力なくてごめんなさい。)それは、すごかったです。
私は、何をして良いか分からず、黙って見ていると、今度は、
私が、智弘と付合っているのかと思われて、
「そこで笑って見てんじゃねぇよ。」って、女の人に髪を引っ張られたり、
蹴られたり、ビンタされたりしました。
私は、怖くて怖くて、何も言えませんでした。

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