修羅場体験、投下します。初カキコなんで、不手際あったらすみません。
私が大学4年のときの話
当時は体育会系のがっつり部活(男女比1:1)で毎日練習していた。
登場人物
私 (21)4回生
彼 (20)3回生 雰囲気玉木宏の束縛系男子 以下玉木
浮気女(18)1回生 バナナマンの日村をやわらかくした感じの顔 体はきゃしゃで雰囲気かわいい 以下日村
私の在籍してた部活は、バリバリの体育会系。飲みも毎週あり、でも練習も週6であるという、
体力的にはかなりしんどいが、とてもやりがいのある楽しい部活だった。
当時4年の4月新歓の時期のこと。私は12月の最後の試合でいい成績が残せるよう、がんばっていた時期。
うちの部活は男子に人気がなく、でも試合に出るためには男子を入部させなければいけないため、
「新歓の間(約一ヶ月間)は、恋愛中の人がいたとしてもそれを新入生には伏せる」という習慣があった。
実際、先輩に憧れて入部する人も多く(同姓同士の憧れが多い)、
誰と誰が付き合っているか当てるというのもいいゲーム?になっていた。
当時、私は同じ部活の後輩の玉木と恋愛中で、私の一人暮らしの部屋に半同棲生活をしていた。
付き合って一年くらい経っていたが、束縛の強い玉木は、私が部活の飲みに参加するのを嫌がっていて、
飲み大好きだったが、彼のためにと、自由参加の飲みには行っていなかった。
新歓にて、玉木は中身はヘタレだが、顔はいいので、新歓では女子にモテた。
私もやきもち焼きなので、「入部させたいのは分かるが、あまり一年生に優しくしすぎないでほしい。」とお願いしたこともある。
でも玉木は、「新歓の時は営業スマイル。本気で優しくしてるわけないだろ。」
と言っていた。
そんな中、日村が新歓にやってきた。
いつものように接待する玉木。喜ぶ日村。すんなり入部宣言。
女の直感ていうのかな。その時、この女は本気で玉木を好きなんだなとすぐ分かった。
でも、カップル披露の日まで、まだ二週間もある。その間、玉木も周りも、玉木に彼女(私)がいることは伝えられない。
なんか嫌だな。と思いながらも、部活の慣習だし仕方ないと思って、べたべたしている日村をほっておいた。
ちなみに、日村は飲み会大好きのシ酉豪。飲み会という名のつくものには、店だろうが家だろうが皆勤だった。
その後、やっとカップル披露。
試合後の打ち上げ飲み会で発表するのが慣習なんだが、その3次会が他後輩の家飲みだったらしい。(私、玉木は不参加)
メンバー的には、ほとんど男子で、一人か二人が女子。そのうちの一人が日村だったらしい。
ちなみに、主に家飲みをするときは、男子の家で行うことが慣例。
たまに例外として、広い部屋持ちの女子に頼むときもあるけど、みんなそのまま雑魚寝できないからって、あまりつかわれない。
そこで、
日村「玉木先輩のことほんとに好きだったんです。なのに、私先輩と付き合ってたなんて。
ずっと玉木先輩は騙してたんですか?こんなに好きになってしまったのに、どうしたらいいの?
あんなに優しくしてくれたら、勘違いしちゃうじゃない。ひどい。(ぽろぽろ泣く)」
男子たち「それは玉木がひどいわ。」
男子たち「誰でも、勘違いしちゃうよな~。日村ちゃんは悪くないよ~。」
男子たち「そうだよ。好きなら仕方ないよ。僕ら応援するよ~。」
・・・てな感じで、部内の半数ほどの男子(1、2回生)を味方につけたらしい。
その時点で、
人の彼氏を好きになってそれをあきらめようともしない、しかも味方まで作って何者?!って感じでカチムカだったんだけど。
まぁ、その時は、玉木を信じてたし、日村って性格悪いな。女が嫌いそうな性格だわ。くらいしか思ってなかった。
その後部活では、先輩として私が日村など一回生に教える機会もあって、私はその当時は部内トップくらいの巧さだったので、
一回生からはよく慕われてた、と思う。
日村だけは要注意人物だったけど、他の一回生はかわいかったし、かわいがってたつもり。
私に面と向かって玉木について聞いてくることもなかったし、表面上は他の後輩と同じく、優しく接していたと思う。
夏休みに入るころのこと。
日村は、すっかり部になじみ、特に男子からの評判はよかった。よく飲むし、飲み会には皆勤ででるし、雰囲気はかわいいから。
玉木も、先輩として日村にも教える時はあったし、結構話しかけられて話していたのは見かけていた。
玉木と半同棲していたが、玉木は一回生相手の飲み会に頻繁にでかけていて、でも私は飲み会参加しないでといわれていたので、
家で玉木の帰りを待つって日が多かった。
ある日、ささいなことでけんかして、玉木は飲み会に行ったきりなかなか戻らなかった。
連絡しても返事はなし。ちょっと心配になったので、(たまに飲みあけにそのまま泊ってる)玉木友人宅に聞いてみた。
・・・来てないとのこと。
どんなにけんかしても、うちに帰ってこなかった日はそれまで一度もなかったので、心配になって、いろいろ探していると、
やっと返信。
玉木「なに? ちゃんと泊るとこあるから大丈夫だよ。おやすみ」
みたいな感じでぶっきらぼう。
翌朝帰ってきた玉木。
悪いな、と思いつつ、携帯をのぞいてみた。
すると、日村と二人で部室(六畳くらいの畳)でいたことが判明。
でも、部室には部員全員鍵持ってるのでいつでも出入りできるし、密室とはいえない。
もやもやして問い詰めると、
玉木「なんで携帯とか見るわけ?信じられないの?何にもないに決まってるじゃん。俺こそもう私子のこと信用できない。」
みたいなことを言い出して、より一層けんか。
あぁ。もうこの恋もそろそろ潮時かなぁ。なんて思ってた。
そんなとき、部で、部員の自己紹介ブックみたいなのが配られた。毎年配られるんだけど、みんな卒業文集みたいに思い思いに
おもしろいこと書いて、笑いの種にするってやつ。
その中で、日村の一人暮らしの住所が判明。
私はもうその時は、「玉木は私より日村がいいのかもな。」と思ってたから、
友達と夕飯いったときに、自己紹介ブック見ていて、
友人「あ?!このお店、日村の家と近いぽいよ?!」
私「まじ?これから玉木がお世話になるかもしれないし、下見しとく~?」
友人「おもしろいー!ちょっと帰りに外観だけでも見ていこうよー!」
ってな感じで、軽い感じで日村のアパート探しが始まった。
もちろん、いやがらせとかするつもりもないし、ただ暇だったので、暇な学生が遊びで宝探ししてる気分だった。
案外すんなりアパートは見つかって、特におもしろくもなく解散した。
数日後。
毎週土曜は玉木は必ずバイトがある。そのバイトに必要なスーツが私の家にあったのだが、
前日の飲み会に行った玉木が帰ってこない。
玉木はバイトだけは何がなんでも時間通りいくし、休むことを恥だと思ってるタイプだったので、絶対おかしい。
バイトだけは、誇り(?)を持ってて、私がどんなけ体調悪かろうが、ほっておいてさっさとバイトに行くタイプ。
おかしい。
バイトに必須のこの一張羅を取りに来ないなんてありえない。バイトの日に寝坊とかもありえない。(絶対アラームかけてる)
メールしてみる。
玉木「あぁ。昨日は、飲み会のあと、バイト先の先輩に偶然会ってさ。そのまま先輩んちで飲んで、起きたとこ。 先輩んちのスーツ借りてバイトいくから、大丈夫だよ。」
私は、女の勘で、もしや。と思った。
もしかして、日村の家にいるのかも?根拠はなかった。
また部室かもしれないし、友人宅かもしれない。
でも、それなら、以前までなら必ず取りに帰ってきてたはず。
ほんとにバイト先輩んちの可能性もあるかも。でも・・・
気づいたら、自転車に乗って、日村アパート前まで来てた。
玉木の自転車、ありませんように・・・
裏の自転車置き場まで入ってみる。
・・・あった。私の貸してる自転車だ。間違えようもない。
もう、気が動転していた。
もしかしたら、他の後輩もいて、家飲みしていてそのまま雑魚寝しちゃったのかもしれない。
でも、二人きりかもしれない。
そもそも、家飲みなら私になぜ嘘をついた?
しかももうバイトの時間きてる。休んだんだ。
意を決して、私は日村のアパートのチャイムを押した。
数秒後。
日村がインターホンに出た。
日村「え!?私子さん?!なんで・・・?!」
(ドタバタドタバタ・・・背後で音がする)
私「日村ー。急に来てごめんねー。玉木来てるよね?!もうそろそろバイトに行かないと、やばいんじゃない?
とりあえず、日村に話があるんだ。入れてくれる?」
日村「・・・はい。(オートロック扉開く)」
そのまま日村の部屋のある3階に向かって、階段を上る。
上から駆け降りてくる足音。
玉木が真っ青な顔して、降りてきた。
踊り場でかちあう。
玉木「ま、まぁ。とりあえず落ち着こう!」
私「・・・(落ち着くのはあんただろ)」
玉木「とりあえず帰ろう?」
私「え?私、日村と話しがあるんだけど?なんで帰らなきゃいけないの?」
玉木を振り切って、日村宅前へ。
ピンポーン
日村が真っ青な顔してパジャマ姿で出てきた。
私「ごめんね。朝早くに。ちょっとお邪魔していいかな?」
日村「・・・どうぞ。」
部屋に入ると、1Kの部屋だった。
女の子らしい、リラッ○マとカピ○ラさんグッズだらけの、ピンクな部屋。
窓際には布団。
この時点で、私、かなり発.狂.してた。
私「なんで?」
玉木「え!?」
私「なんでここにいるの?ってこと。」
玉木&日村「それは・・・(口ごもる)」
私「バイト、休んだんだね。日村といるために。」(私、この時点で泣きそう。私が風邪のときも休んでくれなかったくせに。)
玉木「違うんだ!ほんとに何もなくて。昨日はさしで飲もうって話になって、それで飲んでたんだけど、
明け方まで話してて、そのまま寝ちゃって。そのまま私子に言ったら誤解されると思ってふじこqぬヴぃjを:あn・・」
私「・・・もういいよ。別れよう。」
玉木「え!?」
私「だって、私より日村といたいんでしょ?はっきりして。私と日村。どっちをとるの?」
玉木「・・・ごめん。」
私「・・・そ っか。分かった。一発ナ.グ.らせてくれる?」
玉木「・・・うん。」
私、泣きながら、思い切り玉木にビンタしてやった。
なぜか玉木も泣く。
そしてさらになぜか日村も泣く。
私「日村。よかったじゃん。ずっと玉木のこと好きだったんでしょ?私、もういらない。あげるよ。よかったね!」
日村「(泣く)」
私「それじゃ・・・。帰るよ。玉木の荷物は、またまとめておくから、私のいないときにでも取りに来て。」
私、結局、浮気されて、乗り換えられちゃって、馬鹿みたい。ほんと、ダメンズウォーカーだわー私www
とか思いながら部屋を出ようとした。
すると・・・
ガシっ!!!
私の腕がすごい力で掴まれた。
何?!
と思ったら、
なんと日村が泣きじゃくりなが ら私の腕にしがみついてた。
その時点で私頭真っ白。何この状況??
日村「ふぇっ。ふぇっ。私子さん・・・日村のこと、嫌いにならないでください~(号泣)」
私「・・・はい??」
何が起こったかと思ったよほんと。
この状況で、自分は悪人にはなりたくないってわけ??
いや別に、彼を寝とられたからって、部活でいじめたりは私しないけど?
っていうか、このままこの子、部活に居座るつもり?
え?なんで?
一瞬で、思考がぐるぐる回ってた。
私「・・・わかった。嫌いにはならないよ。でも、私は部活辞めないよ。」
とだけ言い残して、出てきた。
あれ?私、彼氏をとられた立場だよね?
なんで、私が悪者みたいな言われ方してるの??
私が後輩を私念でいじめる人に見えたんだ。
と、ちょっとショックだった・・・
これが私の修羅場体験です。
結局この後、厚顔無恥にもその足でその日の飲み会に日村が来て、珍しく私が自由参加の飲み会に来てるから
他の部員は理由を聞いてくるじゃない?別れた旨を伝えると、みんなわかってくれたんだけど、
日村はその飲み会、居座り続けたよ。どんだけ飲み会好きなの。
その日の飲み会は、他の部員は居づらかったはず。
私グループと日村グループで、なんとなく分かれて飲んだよ。
いや、「今日くらい自重しろよ!」
と思って、○ってるふりしてトイレで、聞こえるようにそんな感じのこと叫んでしまったけどね。
その後、数日して玉木は部活を辞め、日村 と私だけ残ったwww
日村は、突然練習中に泣きだして男子の注目を集めたり、さも私からいじめられているかのような態度をするので、
正直かなりめんどくさかった。けど、私がここでほんとにいじめたら、日村の思うつぼだと思って、平静を装ってた。
いるんだよね。こういう、女子に嫌われるタイプ。自分がどうしても非劇のヒロインしたいんだな。
男はころっと騙されて、「日村ちゃんどうしたの~?」ってちやほやしちゃうし。
男子に説明しても、あまりわかってくれないw
女子にしか分からないもんなんだなーと、こんなに間近でそんな女を見たことなかったので、びっくりしたよ。
結局日村は11月頃まで部活に居座り続け、でも突然、仲良しの子と共に部活を辞めた。
勉強に 集中したいからだって。あほくさ。
その間、日村との日々はあまり楽しくなかったのか、修羅場からわりとすぐに玉木からロミオメールwww
結局3カ月ほどして、日村と別れたらしい。
玉木「あれはほんとに何もしてない。チューしかしてないと神に誓う!私子とはマンネリだったけど、
ほんとに好きなんだ。久しぶりに好き好きな態度を取ってくれる女の子がいることが嬉しくなってしまって。
気になってしまっただけなんだ。私子とは違う話題で話が盛り上がるのが嬉しく思ってしまっただけなんだ。
でも、ほんとに愛してるのは私子だけ!はっきりわかった!」
という言い訳を散々言われ、観念して復縁しちゃったよ・・・w
ほんとダメンズウォーカーです ね、すいません。
しかし、その玉木も、別口でまた浮気をして、結局別れたけどね。
一度浮気をした男は、またするっていう、教訓を身をもって知ることができましたよwww
以上、長くてすみません。
黒い気持ちの部分とか、なかなか部員の友達にも話せなくて、もやもやしてたので、
吐き出せてすっきりしました。
今はもうこの修羅場から5年以上経っていて、幸せに暮らしてます。
ありがとうございました。
>>33
顔だけで人選んでるからそういう事になるんだよ。
今でもそうなんだろうけど。
>>34
そうですね。イケメンと付き合えて、浮かれてたんだと思います。しっかり中身もみないと結局だめですね。
若いと、顔比重高い気がしますが、今はもうあまり顔重視してないです。
玉木と付き合う前の当時の私に会えたら、顔より中身!と、小一時間話して聞かせたいと思います。
>>33
おつ!
これからのあなたの人生に幸あれ
日村と玉木は地獄におちる
>>35
二人のその後は分からないですが、きっといいことにはなってないでしょうね。
というか、そうであってほしいです。wwww
全レスはできかねるのですがすみません。
自分に○ってる指摘、そうかもですね。私こそ自重しろですね。
お目汚し失礼しました。
凄いな、そんな事にまで噛み付かざるをえない
精神をお持ちなのね。
>>33
おもしろかった! あと文面が分かりやすかったのも個人的には嬉しい
自分でも書いてるのでチクチク刺す気はないけど貴方も結構アレなとこあるね・・・w
乙です
「イケメンだから」という理由で浮気を許してしまうタイプは
往々にしてプライドの高い見栄っ張り
自分の幸せのためではなく自分の見栄のために男を選ぶけど
本人はそれが自分の幸せと直結すると信じて疑わない
まあつまり、性格悪い女が陥りがちな失敗ということだな
>>44
確かに同意する。わかっていても、結局顔で選んじゃうんだよね。
イケメンに限るとかじゃないけど、
社会人じゃなかったら、
顔というか雰囲気というか以外に判断て難しい気はする。
イケメンで中身カスとか、美人で性格悪いとか、子供の頃は思うけど、
社会に出たら、
容姿含みイケメンや美人は必ずしも決してカスでも性格悪い訳でもなく。
なんとなくチートだなと思う事はあっても。
性格はいいけど、外がちょっと…って例ってあまり会うことが無い。
性格いいひとは外にもちゃんと出してくると言うか。
学生時代はまた違うと思うんだけど。
>>50
少なからず、表情に人格出るしね
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