必タヒで冷静さを保とうとしている嫁でしたが、動揺は隠せませんでした。
憎々しげにミンミンを睨み据え嫁
「これが何、だからどうしたって言うの?さっさとお金払いなさいよ」
しかし最後のころはもはや、あまりにも動揺していることが傍目からもわかりました。
それに答えてミンミン
「あなたのハ.ン.罪行為の証なんじゃないの?これ?表に出してもいいのこれ?刑事事件でしょ!」
沈黙している嫁に、さらにたたみかけるように、ICレコーダーを取り出して再生させるミンミン
前の会社の上司の、恐カ.ツ.された発言が再生され、そして最初の相手の常務の話しまで。
ICレコーダーの再生が終るまで、その場の誰もが無言でした。
少し間があいて、嫁
「・・・・・・・・・・・・それで、好きなようにすれば?私はあんた達がお金払うまでは離婚しないから」
その言葉を聞いたミンミンはおもむろに、携帯を取り出し電話をかけました。
相手は前の会社の上司です。
「聞きわけが悪い見たいだから貴方から説得してもらえます?お願いします」
そうして、嫁に携帯を差し出しました。もちろん事前に打ち合わせ済みの行動です。
上司は、ことが公になれば自分は嫁をK察に、恐カ.ツ.で訴えるって脅す段取りです。
きたきたー
嫁はしばらく電話を聞いていましたが、突然切るとミンミンにつっ返しました。
そして嫁
「あんたってほんと最低の女だよね、やることがいちいち薄汚いわ」
「こんなバカ男が欲しいならどうそ差し上げますわw」
そして俺のほうを向いて
「あなたってほんとどうしようもないバカだよね、こんな女狐のどこがいいの?一生苦労するよ」
「まあ私には関係ないから、好きにして」
そして俺達が差し出した、離婚届と財産分与協議書に署名押印しました。
内容は、結婚してからの貯金は半分ずつするってだけですが。
まあしかし、俺達の完全勝利です。
とうとう俺はあの悪辣な嫁から解放されて、金なんかじゃ計り知れないほどの宝を得るチャンス
を得ました。俺はそれで満足です。
離婚届はその後すぐに役所に行き、提出しました。
四円
一旦借り住まいに帰った後で、ミンミンと俺達の想いでの居シ酉屋に向かいました。
しがらみから解放された、俺とミンミンはもう最高に幸せで、盛り上がりました。
昔話にも花が咲き、楽しい時間でした。
そしてお互いに、ある程度シ酉が回ったころに彼女が言いました。
「でも兄貴、本当によかったね、離婚が成立した日に言うのはなんか変だけどさ、おめでとう」
そして俺は彼女の瞳を見つめて言いました。
「うん、有難うな、それといろいろ苦労させてごめんなミン」
俺は初めて彼女を本名の名前で呼びました。
その瞬間、はっとして俺を見つめた後で俯きながら、でも口元は笑っててミンミン
「・・・・・・今、なんて?・・・ええっと、大丈夫全然苦労なんかじゃなかったし・・・・・」
なんか意味不明の言葉を重ねる彼女のほっぺに俺はチュってしました。
びっくりしながら、突然顔を真っ赤にして俯いてしまった彼女がめっちゃ可愛かったです。
そして居シ酉屋を後にした俺とミンミンは、俺の借り住まいに向かいました。
部屋に帰るなり俺は、ミンを抱き締めました、もう我慢が出来なかったです。
思えば俺は、学生時代からこの瞬間を自分でも気がつかないうちに待ち望んでいたような気がします。
愛しくて愛しくて、もうたまりませんでした。
彼女はただただ大人しく俺に抱かれるままにしててくれました。そして俺の口に軽くチュってしてくれました。
少し落ちついた俺とミンは、ソファーの椅子に座っておしゃべりしました。
楽しい時間でした、そして深夜になって俺もミンも眠くなってきて、交代で風呂に入りました。
さすがに一緒はまだ俺達には無理です。
俺の長袖の肌着とジャージーは彼女にはやはり大きくてダボダボでした。
ミンは身長が168センチありますが、それでも俺との身長差が20センチ近くありますから。
ともかくなんかアンバランスな感じで可愛かったです。
2人が風呂からあがると俺は、再びミンを抱きよせてキ.ス.しました。
俺が彼女を抱き抱えて、ベッドに運ぼうとすると彼女は「ねえ、○○待って」てんかい
って言って、知り会ってから初めて俺を、バカとか無知じゃなくて名前で呼びました。そして。
「今夜はまだしないで、お願い。私こうれでも初めてだから・・・・・・・・」
「○○とのことをちゃんとお父さんに話してからじゃないと・・・・・反対されることはわかってる、でも・・・」
それから俺とミンはいろいろ話をしました、同じベッドで横になりながら、ミンに手枕しながら。
まあそんな感じで、俺とミンはまだ結ばれてはいません、ミンの親や兄上のこと。
新会社のこと、いろいろな問題がまだまだ山積しています。
ただこの先どんなことがあっても、俺とミンは一緒です。
俺は心から彼女を愛しています、彼女もまたこんな俺を愛してくれています。
まだまだ俺達には茨の道ですが、頑張ります。
愛するミンを幸せにするために。
また展開があればお邪魔させて頂きます。
心配していろんあアドバイスを下さったみなさん、心から感謝します。
それでは一旦俺の報告は終りにさせていただきます。
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