すごく長い上、読みにくかったら申し訳ない。一応メモでまとめてある。
一年前に父がなくなった。
タヒ因は心臓発作。
父は金にすごく緩く、母に大変苦労させていた。
事業を起こし、大きな失敗をして借金をこさえていたが
技術的にはかなり上位に食い込む実力があったため、色々なコネでなんとか仕事をして
一般的なサラリーマンよりも稼げていた。まぁとは言っても借金の返済の方が上回っていたけど。
俺は長男(26)で、次弟(24)と末弟(18)がいる3人兄弟。
一番下の末弟は現在高校生でもうすぐ受験。
持ち家は土地が母と祖母名義、建屋が父名義で両方共に抵当に入れられていたため
母の土地をなんとか残す?ため、父と母は離婚。
父はその後、自己破産か何かをする予定だったらしい。
これは母からの伝聞で詳しいことは知らない。
父の生前は、母は母の土地と父の建物に末弟とともに住んでいて、
父は仕事の出向先に近い場所でアパートを借りて住んでいた。
母も特殊な技術職で、それなりの額を稼いでいた。
それでも父のこさえた借金の一部を肩代わりしていたし、
弟も高校生だしでなかなか厳しい生活だったけど。
俺と真ん中の弟は仕事場が近いこともあり実家とは共に別の所で同居してる。
ここまでが前提。
426: 425 2013/05/30 (木) 10:13:10.52 0
俺はその日早朝出勤で、朝6時くらいから会社に詰めて作業をしていたんだけど
携帯電話に伯母(父の姉)から電話があった。
お父さんが倒れた・・・。
俺は一瞬なんのことかわからず、「え?どういうこと?」
というと「じーちゃん(5年前にガンで鬼籍)の所に行ってしまった・・・。」と。
俺の頭の中はわりとクリアで、この言い方がすごく「浸ってんなぁ」と思ったのをよく覚えている。
会社の先輩方に事情を話し、すごく親身になってもらっている社長にも
早朝にかかわらず連絡を入れて早退。
父の遺体が安置されている病院へ電車を乗り継いてかけつけた。
伯母はまだきていないようで、一番乗りだった。
霊安室に通されて、父と面会。
俺がはじめに思ったのは「お前これから末弟とお袋どうすんだよクソオヤジ・・・。」だった。
しばらく現実に頭の思考が追いつかず、父の遺体を見て茫然自失となっていると
一人の女性が入ってきた。
全く面識はなく「?」だったが、その女性は俺がいるのを認識してすぐ出て行った。
部屋間違えたのかな?なんて思ってたんだが。
霊安室にいつまでいてもしょうがないし、色々状況も整理できていないし、
弟やお袋にも連絡入れなきゃいけないしと思い
とりあえず霊安室をあとにして、霊安室前のロビーでお茶を飲むことにした。
霊安室の奥まった所の自販機でお茶を買った時にでも入ったのか、
ロビーで座って伯母を待っていると先ほどの女性が
また父の霊安室から出てきた。
俺はだいぶ訝しげな顔で見ていたんだと思う。
その女性は少し困った顔をしながら「○○くん(俺の名前)だよね?」と言ってきた。
そうですよ。どちら様ですか。と返事をして、俺はこの時うすうす感づいていたんだ。
予想通りというか、読んでる皆もだいたいわかると思うけど、この女性は父の不倫相手だった。
(厳密には離婚しているから不倫相手ではないが、そう思った理由は後述する)
これが第一の修羅場。
この不倫相手をA(仮名)とする。
Aは、なんと父を看取っていた。
父は、仕事の近くだからという適当な嘘をイイ、このAと同居していた。
シんだ日、父はこのAとともにベッドで寝ていたらしい。
その後、しばらくして伯母と、さらにK察官がきた。
自宅でのシボウのため事情聴取をするとのことで。
Aが話をしている最中俺は真横で座って聞いていた。
俺が知らない父の話が、Aの口から出てくるのがすごく気持ち悪くて
吐きそうになったが堪えた。
上記のシんだ時のことも事細かに話をしていて、
同じベッドで寝ていた話をされて本当にやばかった。
それでも俺は知っておかなきゃいけない。と思い、なんとか冷静に受け答えをした。
これが第二の修羅場。
その後、伯父も後追いでやってきたり、
伯母と伯父と今後について話をしたりと色々とひっちゃかめっちゃかだった。
この時点で、なぜか伯母や伯父、まして父方の祖母からも母への連絡がされていなかった。
俺はとりあえず母の弟である叔父に連絡を入れ、俺の次弟にも連絡を入れて今後を相談。
母方実家は俺の実家近所に住んでいることもあり、
母方の祖母(祖父は鬼籍)に連絡を入れて母についていてもらうことにし
次弟に即実家にいき、祖母宅で母に状況を説明。ついでに俺との連絡役を申し付けた。
母の精神的な負担を考えると、実家で一人の時に電話で伝えるのが少しこわかったんだ。
俺はK察での処理やら、父の仕事の処理やらに奔走。
そのつど次弟と連絡をとってなんとか収集つけることにした。
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