間男が合計で５人いることが判明。その瞬間、頑張ってる嫁→ただの汚物に脳内変換されたよ。

以下、弁護士さんの反応です。
『まずパパさん。先日お送り頂いたメールを確認しましたが、この内容で離婚訴訟は１００％勝てます！』
『メールは証拠能力が弱いと言われていますが、それは内容が抽象的になりやすいからで、パパさんが確保してくれたメールは真っ黒ですから完全アウトです。』
『それと、パパさんのおっしゃる通り、間Ａ～Ｃについては、相手が自白でもしてくれない限り、公式に黒に持っていくのは難しいです』
『間Ｄには責任追及できますが、シラを切り通される可能性が大なので、今の証拠のままでは厳しいと思います』
『今、興信所を探しているとおっしゃっていましたが、もし現相手のＥのみに責任追及するなら、興信所は必要ないと思いますよ。』
『Ｅさんは妻子持ちで持ち家ですかぁ…。これなら裁判にならずに全て終わりますね！ｷﾘｯ』
『着手金？○○さんからの紹介もありますけど…この内容で勝負に出るんでしたら、着手金は要りません！最終的な示談金にもよりますが、
仮に示談の２００万で落ち着けば、総額６０～７０万で済みますよ。もちろん終わった払いでやりますよ♪』
『示談（訴訟）費用は何も心配いりません！とりあえず、親権取得込みの離婚を成立させることを最優先でやりましょう！』
『今のお子さんの年齢だと、裁判になった場合パパさんに親権はかなり難しいですけど、うまく条件を突き付けて、
協議離婚で親権を取得できるよう、作戦を一緒に考えましょう！』
『作戦は覚えましたね？いきなりやるとアガって失敗してしまうかもしれませんから、今ここでロープレを何度かやって
場慣れしておきましょう！』
『今ここで、こういう言い回しをすると、こう返してくる事が予想されますから、こういう風に言い回してみて下さい！
はい、もう一回！』
『うん、これでたぶん大丈夫！実際その場の話し合いはここまでキツイ切り返しは出てこないし、
あれ？っという感じでサクサクっとこっちのペースで終わるから、そんなにガチガチにならなくて大丈夫ですよ～♪』

紫煙

これだけ濃密に付き合ってくれて、午前中の早い時間から昼過ぎまで付き合ってくれて、
『パパさんごめんね～、いちおう法律相談って名目で少し頂かなきゃいけないんだけど、
○○さんからの知り合いだっていうから、今日の分と・次回協議離婚がこじれた場合の追加相談の保険ってことで、
込み込みで１万円でいいかなぁ…？』
と、まさかの破格の良心設定の金額が…。モチロン、喜んで支払いました。

事務所を出る時に、
『パパさん、実は私もあなたと同じくらいの子供がいます。だから、もし妻が不倫していた…というのは、
私個人的にも絶対に許せません。』
『パパさんは、見た目がちょっと怖いな…と、実は思っていたんですけど（笑）、今日実際こうやって話してみたら、
パパさんの優しさとか誠実な人柄っていうのがすごく出ていたので、私的にも安心しました（苦笑）』
『パパさんは奥様に対して優しすぎるところがある。大げさだけどこれから奥様に対して戦争するんです。
その上で、パパさんの優しすぎるところは逆に足を引っ張るだけなんです。』
『だから今回だけでいいから、薄情者！と言われるくらいドライにならなきゃダメですよ？
じゃないと、パパさんが心配している通り、息子さんが奥様にｷﾞ.ｬ.ｸ.待されかねないですよ！？』
『もし、何か困った事があったら、夜中でもいいから私の携帯に連絡下さい！１人で抱え込んで無茶しちゃダメですよ？』
と、言われた瞬間…

受付の綺麗な若いおねーちゃま２人が側にいるのも忘れて、その場で再び大号泣してしまいました…。

梨園

弁護士有能にして人格者やな支援

で、Ｘデーがやってきた。
子供はウチの知り合いにお願いして、嫁を近所の喫茶店に連れ出した。
作戦通り、証拠自体は見せずに淡々と事実の突き付けと離婚の話を切り出す。

で、俺が下調べした、

?俺が養育した場合の行政支援の手当＋嫁から貰えるであろう養育費算定額
?嫁が養育した場合の行政支援の手当＋俺から貰えるであろう養育費算定額

この２パターンの資料を見せて、俺が養育したほうがメリットが高いことを示し、
養育費については息子が小学生に上がるまでは請求しない。
息子への面会についても、明文化しない→制限をかけないことをアピールしつつ、
嫁に納得させた上で、親権が俺になっている緑の神様に署名・捺印させた。

親権問題が一番揉めるかな…と思ったのだが、意外にも親権問題が一番最初に片付いた。
養育費については、今後面会できないのはヤダから、小３から払わせて欲しい。
慰謝料は今手持ちがほとんどないから…と、最後の最後まで揉めたのは金銭だったので、

?　間が金銭的に揉めずに合意書作成までいけば、嫁には慰謝料は貰わない。
?　養育費の支払い義務が発生した後、息子が２０になるまで払い続ければ慰謝料は全額免除。
　　ただし、途中で養育費支払いが滞った場合は、慰謝料支払い義務が発生するよ？
?　公正証書にしてもいいけど、公正証書にするんだったら嫁がその費用を全額持ってね？
　　でも、公正証書にしてメリットがあるのは俺だけだよ？

というような感じで、淡々と示談交渉は終了。
その後嫁と別れて市役所にＧＯ！離婚届を提出した。

さぁ、息子を迎えに行って帰ろうかな？と、市役所を出たらまさかの弁護士さん登場ｗｗｗ
『パパさん、交渉パーフェクトでしたよ！なんでパパさん士業の資格持ってないの？
　あの内容だったら、うちですぐにでも即戦力ですよ？』
と、最大限の労いの言葉を掛けられた。

そう、俺は全然気付かなかったんだけど、
弁護士さん、いざ話し合いがこじれた場合に、すぐに同席できるようにと、
俺に内緒で話し合いの場所に来てくれていて、俺にバレないようにすぐ後ろについていてくれたらしい。

この話し合い自体は無報酬なのに、なんでここまで良くしてくれたんだろう？と素直に疑問をぶつけると、
『あー、夜の予定がドタキャンになってしまいましてね、文字通りヒマ潰しですよ♪』
『それにこの後、パパさんには大きな交渉が待ってるじゃないですか？
実際に自分の目と耳で交渉内容を把握しておけば、私自身相手に強気で交渉できますし♪』
『それに、もしも奥様がシラを切りとおして、パパさんが手詰まった時にはすぐに手助けできるじゃないですか？♪』

『とにかくパパさん、これで敵はＥさんだけに絞れましたよ！
これはパパさんが今日スムーズに奥様と交渉してくれた賜物ですよ！』

『Ｅさんとの初回交渉、日程的に私は同席できないと思いますので、
このペースでなんとか乗り切って下さい！
くれぐれも…決して感情的に熱くなったりしないでくださいね？』

なんともまぁ、頼りになる弁護士さんだ。
しかし、この人は絶対敵に回したくないなぁ…とも思ったよ。ｗ