眠れなくなり、うつ病かと思ったが病院に行く暇などない。
40度の熱が出た時も、緊急外来に行って仕事に来いと言われるくらいだ
時間をくれるわけがない。
そんな時、彼女ができた。
取引先の関係者だったが、いつの間にか付き合うことになった。
バツイチで、小さい娘がいるといっていた。
写真を見せてくれたが、とてもかわいい女の子だった。
彼女を呼び、在留期限が切れるまで同棲していた。
将来のことを話し始めた時、今の会社を辞めてほかの会社に
移るまで時間がほしいと伝えた。その時はそれで話が終わったが
胸糞話じゃないといいな…
>>778
多分、そうなります
ある日、いつも通り帰宅すると人気がない。
あたりを見回した。理解した。
家を出て行っていた。炊飯器には今朝炊いたご飯が残ってた。
冷蔵庫には彼女が作ったおかずが残ってた。
それ以外の彼女の痕跡がすべて消えていた。
机の上にメモがあった。
「心配しないで」
携帯は持っていないはず。
家電の履歴には知らない番号が残ってた。
電話してみたが出ない。
市内中探したがいない。
バス会社、駅にも聞いたがそれらしい人はいなかったらしい。
彼女の実家に連絡してたが、何も連絡がないらしい。
そのうち、数日が過ぎた。
K察に行くと、事件性がないと動けないから、
自費でポスター作って貼ればいいと言ったので、
タヒ体にならんと探さないということかと聞くと
その時になったら連絡するという、面倒くさい表情が
ありありと見える対応。
すべての知り合いに連絡をとり、何かわかったらいつでも連絡を
くれるよう頼んで、さらに数日が過ぎた。
仕事の連絡きたんで、よろしければまた後で書き込みます。
んじゃ、続きを書く。
うざかったら言ってくれ。すぐ消えるから。
数人から情報が来た。
とある町にいるらしい。どうやら通訳みたいな仕事をしているみたいだ。
彼女の実家にも連絡した。聞くと、本人から連絡があったらしく、
自分が聞いた情報と一致した。悩んだ挙句、クビを承知で上司に状況を話し、
一日だけ休みをもらった。行先は彼女を見かけたという街だ。
行く前に彼女に関係するものをすべて捨てた。
使っていた食器、タオル、布団、そして彼女が座っていた絨毯。
いつもなら片道4時間かかる道のりを、車で2時間で走った。
恐怖心なんてない。事故でタヒんでもしょうがない。
そう思いながら走った。感情が消えていた。
その時から鬱気味だったのが、本当に鬱になったと思う。
街に着き、目撃された場所を探したが見つからなかった。
着いて半日が過ぎ、手がかりもない。
あきらめたかけた時、電話が鳴った。見覚えのない番号だ。
出ると、彼女だった。自分は大丈夫だからと言ってきたので、
偶然近くの町にいるから、会って話すことがあるから、
とあるゲートの前で待つというと、わかったとの返事。
時間は言わなかったが、時間のある限り待つつもりだった。
どのくらい時間がたったろうか、彼女が来た。
車に乗って。助手席に座って。
車から降りて、携帯で話し始めた。
視界に入っていないのか、相手にしてないのか、自分のそばを通り過ぎた。
話し終わるのを待ち、彼女に話しかけた。
自分「こんにちは」
彼女「こんにちは」
自分「久しぶりですね」
彼女「そうだね」
自分「今あなたは何をしていますか?」
彼女「今、仕事をしているの。後にして」
自分「仕事の後でも先でもない。今話せ」
彼女「でも」
初めて女をナグった。平手打ちした。
少しして、驚くほど冷静に話し始めたと思う。
自分「お前は何も言わずにいなくなり、見つけたと思ったら普通に仕事をしている。
わかりやすく話せ。」
彼女「あなたが怖かった。ここに着いて連絡しようと思ったが体調が悪くてずっと寝込んでた。ずっと知り合いの男のところにいて、体調が良くなったから、働き始めた。」
自分「ただの知り合いが、見返りもなくお前を面倒見て、携帯まで持たせてくれた。しかも仕事まで斡旋してくれたということか?」
彼女「・・・・・・・」
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で、何が言いたいの?
オチどこー?