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彼女のメール送信履歴、着信履歴共に『浮男』だらけ

サレ男
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653: 646 2011/08/05 (金) 17:13:00.64 ID:zv3AWFx6O

戻りました。
ここからはちょっとゆっくり目に投下します。

その後の携帯チェックにより、元子と浮男は毎週土曜日に元子の部屋に泊まっている事が判明した。
俺は職場に無理を言って日曜日に有休をとった。
作戦の決行は、日曜早朝。

【作戦実行の為に用意した物リスト】
・バケツ
・水風船
・ゴミ袋
・デジカメ(念の為)
・使い捨てカメラ(念の為)
・別携帯(新規)
・CD-R
・ニューヨーク・ヤンキースの帽子

【下準備】
まず土曜夜に上記のグッズを持って、元子の最寄駅近くの漫喫で時間つぶし(車持ってないので)。

丑三つ時を過ぎた所で元子の部屋近くの公園へ。

バケツの中にゴミ袋を広げ、公園の水道で水風船を膨らまし、その中へ。

夜明けと共に元子の部屋へ。

元子の部屋の前に着き、緊張が走る。
元子が玄関にチェーンをかけていたら、作戦は失敗。
元子の部屋に浮男がいなかったら、作戦は失敗。
ゆっくりと合鍵を挿し入れ、恐る恐る扉を開ける。

654: 646 2011/08/05 (金) 17:19:38.14 ID:zv3AWFx6O

チェーンかかってない、イェス!
玄関に男物の靴(俺のじゃない)、イェス!!
第一段階はクリアした。

薄暗い部屋の中を、そろりそろりと進む。
ネ果でお休み中の元子と浮男発見!
知らない男とネ果で寝ている元子を見ても、何も感じなかった。
それよりも、作戦を遂行する事への緊張と興奮が勝っていた。
そっとバケツを下ろし、デジカメで寝顔をパチリ。
使い捨てカメラでもパチリ。
別携帯でもパチリ。
フラッシュとシャッター音(携帯は一応スピーカーを指で押さえて音量抑えた)で元子が起きそうになってちょっと焦る。
元子は「一度寝たらどこまでも寝る子」なので、起きるとしたら浮男だろうと思っていたので尚更。
しかし二人は起きず。
昨夜(と言うよりさっきまで)のお楽しみの影響だろうか。
作戦第二段階完了。

すやすや天使の寝顔の二人をよそに、作戦は次のステップへ。
脱ぎ捨てられた浮男の衣服を探り、携帯、財布、鍵などの貴重品を出し、服はバケツの脇へ。
ほんと起きない。
どんだけ頑張っちゃったんだお前ら。
かくして第三段階もクリア。

そしてここからが大詰めだ。
俺はヤンキースの帽子をかぶり、持参したCD-Rを元子のCDプレイヤーにセット。
音量を平時の倍にして、再生ボタンを押す。

656: 646 2011/08/05 (金) 17:23:46.46 ID:zv3AWFx6O

流れてきたのは、METALLICAの「ENTER SANDMAN」。
メジャーリーグを代表するクローザー、ニューヨーク・ヤンキースのマリアノ・リベラ投手の登場曲だ。
大音量で響くヘヴィメタルに、流石の二人も目を覚ました。
ここで、俺は電気を点けた。
起きぬけで事態が飲み込めない二人に、
「おはよーございまーす!!」
と、水風船を投げる、投げる、投げる!
正に寝耳に水!!(たぶん違う)
「シャァラ!!ウラッシャァシャラァシャ!!!」
テンションが上がりすぎ、天山よろしく叫びながら投げつけまくる事約1分(たぶん)。
すぐに弾切れ。
最後は合鍵も投げつけておいた。

ナチュラルハイで目がイッちゃってる(たぶん)俺を見て凍り付いてる二人。
すぐさま俺は別携帯を取り出し、
「はい、こっち目線くださーい!」
とパチリ。
左手に持ってるデジカメでもパチリ。

で、浮男の服を空になったバケツに突っ込み、ゴミ袋(浮男の服入り)だけ引っこ抜いて逃走!
流石に浮男も我に返ったか、叫びながら全ネ果で追いかけてきたが、間一髪間に合って元子の部屋を出る事に成功。
部屋を出る時、まだ曲が終わってなかったので、おそらく準備抜いた作戦全体の所要時間は約10分。

657: 恋人は名無しさん 2011/08/05 (金) 17:25:35.11 ID:8B36z+6v0

ネタでもいい
こういう笑える復讐は大好きだ④

659: 恋人は名無しさん 2011/08/05 (金) 17:29:05.78 ID:g//N3Aw40

非常に頭の悪い復讐だwww

660: 646 2011/08/05 (金) 17:29:24.37 ID:zv3AWFx6O

その後、元子の最寄から一駅先まで走って逃げた。
道すがら、浮男の服はゴミ捨て場にポーイ!!
昼前までファミレスに潜伏。
元子から電話とメールの嵐だったが電源切って無視。
元の携帯を解約し、別携帯から番号・メール変更連絡。
元子と共通の友人・知人には先程撮った画像を添付し、「浮気されたんで別れました。」と送信。
部屋に帰ったのは昼過ぎ。
元子や浮男が待ち伏せしてるかも、と警戒していたがそれはなし。
達成感と虚無感と、それまでの緊張で疲れがどっと押し寄せて来て、シャワーも浴びずに寝てしまった。

チャイムの音で目が覚めたのは17時過ぎ。
…来たか。
そっとドアスコープを覗くと、やはり、憔悴しきった表情の元子、と、その後ろに浮男(なぜか服着てた)。
やってて良かった、鍵交換。

痺れを切らしてドアを叩き始める元子。
扉の向こうで、
「ほんとにいないんじゃない?」
「じゃあ帰って来るまで待つ。」
とか聞こえた。
もう話す事なんて何もないのに。
俺は、そっと玄関を離れ、PCを立ち上げた。

プリンターで先程デジカメで撮った写真の中から、一番写りの良かった寝顔写真を印刷。
付箋に「お幸せに」と書いて写真に貼り付け、扉の隙間からそっと差し出した。
その瞬間に扉をガンガン叩かれた。
流石に近所迷惑なので、一時間してやめなかったら出て行こうかとか考えながら、発泡シ酉片手に玄関で仁王立ち。
しかし、ノックも俺を呼ぶ声も、20分もしない内に止んだ。
最後の方はかなりヒステリックになっていたが、浮男が止めたらしく、二人はすごすごと帰って行った。

サレ男
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コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    部屋水浸しは十分物損だけどな

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