夫婦生活が数年間なかったこともあり、ぼくは彼女の肌をむさぼるように求めました

シタ夫
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631: 617 2010/08/28 23:43:15

ただ、誘惑には勝てませんでした。
ぼくの誕生日から3ヶ月後ぐらいに、ぼくらは初めてハダカで抱き合いました。

何度も抱きしめ、抱きすくめて、長いキ.ス.をしました。
「一度きりだからね」と彼女は何度も言いました。
彼女の感じどころはわかっていたので、いつもよりゆっくり、優しく、そこをさわりました。
耳元の吐息は、まわりを気にしなくてはならないカラオケBOXとは少し違った気がします。

夫婦生活が数年間なかったこともあり、ぼくは彼女の肌をむさぼるように求めました。
言葉や理屈ではなく、抱き合うと本当に幸せを感じ、満たされた気持ちになりました。
「一度きり」の約束なんかはどこかにいってしまい、その後もぼくらは何度も何度も抱き合いました。

632: 617 2010/08/29 00:00:15

そうして、週に一度の食事とホテルのデートを2年ほど続けたある日、彼女が「話がある」とメールしてきました。
別れ話だとすぐわかりました。

ぼくは離婚は全く考えていませんでした。
彼女のことは本当に好きでしたが、やはり子供のことを考えると踏み切れませんでした。
彼女にもそれを伝えていました。

夜寂しいときも、彼女からはメールや電話はできないし、将来的に結婚もできない。
好きだけど続けるのはつらい、と。
泣きながら言われました。
ぼくがわかった、と言うと「平気なの?」と泣きながら抱きついてきました。

ぼくは平気だったわけではないのですが、大人の男として別れてあげる時だと思って、クールを装ってました。
でも抱きつかれてしまって、感情があふれてしまいました。きつく、強く彼女を抱きしめました。

633: 617 2010/08/29 00:02:42

でも、その翌週の合瀬で、ぼくは「お別れするの、延期しない?」と切り出していました。
寂しくて仕方がなかったのです。
彼女は少しうれしそうに「私も別れるの無理かな、と思った」と言ってくれました。

そうしてぼくらの関係は3年を超えました。
週に一度、平日の仕事終わりだけの関係でしたが、よく続いたな、と思います。
ただ、マンネリ化してきたのも事実で、ぼくは少しずつ、仕事中にぐるなびなどで店を探したりするのが面倒になってきていました。

彼女もそれに気づいていたようで、些細なことでメールでけんかになりました。
また、最後まで言いませんでしたが、彼女がデート代をほとんど払ってくれないこともぼくをがっかりさせました。
お金を出さないと会ってもらえないように感じたからです。

634: 617 2010/08/29 00:06:00

そんなある日、何が原因かわからないのですが、彼女から泣いている様子のメールが届きました。
ぼくは「泣かないでー」と返したのですが、「落ち込んでる人間に言ってはいけないこと!そんなこともわからないの!サヨナラ」と返ってきました。

あまりに理不尽なキレっぷりにぼくはあきれてしまい、メールを返しませんでした。
彼女から「ごめんなさい」というメールが届きましたが、それも無視しました。

その頃、彼女はtwitterをやっていました。
twitter楽しいよ、やろうよ、と言われてアカウントを教えてもらったのですが
ぼくはどうも馴れ合いの雰囲気が肌にあわず、ほとんどやりませんでした。

ぼくがメールを無視していたので、何日か連絡がとだえた時、何気なく彼女のtwitterをのぞきました。
すると「こっちが思っている反応を返してくれる人でないと付き合っていくのは難しい」とあきらかにぼくのことを言っているつぶやきがありました。
「エスパーじゃないんだから、無理に決まってるだろ!」ととにかく腹が立ちました。

彼女はよくメールでキレて「サヨナラ」をよく使うようになってもいました。
ぼくはその度に辟易してしまい、この一件で別れることになってもいい、とも思いました。

635: 617 2010/08/29 00:11:30

そうしてぼくが連絡を絶って10日間ほどたったある日、会社のパソコンにメッセンジャーで「わたしのこと避けてますか?」と届きました。
その頃はもう怒りがおさまっていたので、「そんなことないよ。ご飯いく?」と返し、いつもの二人に戻ったように思いました。
でもそうではなかったのです。

彼女にはtwitterでたくさんのフォロワーがいて、特に男の子が多いようでした。
アイコンに顔写真を載せていたのがその理由だと思います。
その中の一人が、ちょうど僕が連絡を取らなかった間に、まめにメッセージを送ってきて仲良くなり、携帯の番号とアドレスを交換したそうです。
こうなると後は王道の流れです。
「今度会いませんか?」となり、相手の男の子(彼女から見てもかなり年下です)に非常に気に入られ、告白されてしまいます。

636: 617 2010/08/29 00:13:52

最初は「すごい気に入られてねー」「私のこときれいだ、かわいいって」とまんざらでもないけど、相手する気はないという感じだった彼女の口ぶりが、ある日突然変わりました。
当たり前のことなのですが、その彼はいつでもメールや電話ができるし、土日も会えるし、もちろん結婚だってできる。
趣味が合うことは元々twitterでわかっていて、話もあうし。
何より、若い男の子と遊ぶのは、40にさしかかった妻子持ちのぼくと遊ぶよりも、素直に楽しかったのだと思います。

「その子のこと、本気で考えようと思う」というメールが届くのにさして時間はかかりませんでした。
その後、ぼくとは3回ほど会い、ホテルにも行きましたが、やはりぼくに興味を失っていることは明白でした。

彼女とホテルに行ったすぐ後の週末、twitterをのぞいてみると、「今日はおでかけです!」の後、何も書き込みがありませんでした。
次の書き込みは翌日の晩でした。
彼と泊まりだな、と直感しました。

このあたりで、胸のキリキリが最高潮に達し、頭も重くなって、心も体も失恋状態となりました(失恋するとそうなりますよね?)。
彼女からは何も言ってこないため、黙っていようかとも思いましたが、我慢しきれませんでした。

シタ夫
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