私は弟と父に「母を許してまた一緒に暮らしたい。」事を伝えた。
父は真剣な顔で「誰かを許すという事は、今後絶対にその事を持ち出して責立てたり、非難してはいけない。それが出来るか?」
私と弟は「出来る」と答えた。
父はニヤッと笑い。「じゃーいこう!」
「え?今から?」
「こういうのは早い方がいいんだ」
3人で車で母の部屋に向かった。修学旅行の前の様なウキウキした気分だった。母の部屋はとなりの市だった。
母は突然の訪問に驚いていた。
「どうしたの?とりあえず入って」
「いや、ここでいい。確認したいことがある。」
父は私たちを見てから、母の顔をみてゆっくりと
「お前は母として自分を犠牲にしてでもこの子達を守る覚悟があるか?」
母は私たちそれぞれの顔を見つめて
「あります。自分の命に変えても守りgyふじこ!」エグエグしていて最後の方は言えてなかった。
父は私たちを見て
「家族は1日でなれるもんじゃない。お互いを思いやって毎日少しずつ家族になっていくんだ。それが出来るか?」
私は深く頷いた。
父はもう一度母の方を向き優しく
「帰ろう」
と言った。
私は母に手を伸ばして
「家に帰ろう、お母さん」と言った。
私は弟に「あんたもやれ」と目配せして弟も母に手を伸ばした。
母は私たちと手をつないだまま号泣した。私は母を抱きしめた。
母はなんか言ってたけど、全然聞き取れなかった。それでも「うん、うん」と返事をした。
私たちは家に帰った。母は家に帰ってもずーっと泣いていた。
その夜はリビングに布団をひいてみんなで寝た。
布団に入って母といろんな話をした。
「私子も弟も本当に優しい。」母は言った。
「お父さんに似たんだよ、親子だから」私は言った。
「家族みんな一緒にいる。これって奇跡なんだね。」母は言った。
4人家族に戻り私は高校生になった。母はいつも幸せそうだった。
それから10年以上たち私はもうすぐ母になる。親になる決意を忘れないためこれをまとめました。
>>528
泣いた(´;ω;`)
元気な赤ちゃんが生まれる事祈ってます
コメント
許すと言うのは簡単でもあり難しくも有るのね。家族の絆と男女の絆は、脆くも強くもあるのね。今は幸せで何よりです。
確かに、血の繋がりよりも、子供に対する愛情です。
この一家が幸せになる呪文を唱えます。
女って楽よね
お父さんスゲエ男…いや凄い人間だね。最善最高の言動だとは、理屈では分かっていても、感情が邪魔をして、とてもじゃないが自分には無理。お幸せに。
女って楽だなぁー
元夫の便所になってガキ捨ててもノート書いとくだけで許されるんだからw
あーうらやましーw
俺も今日の帰りにノート5冊くらい買っとくかーw
この母、本当に自分から元夫と切れたんだろうか?
よく子の前に顔出せたなクズ同士のたれ死ねば良いのに