いつもは目を覚ましても、目覚めるのに少し時間が掛かるは私ですが、
この時はもう1秒かからなかったのではないでしょうか。
すぐに状況を飲み込むことが出来ました。
時計を見ました。2時半、私が床についてから子1時間です。
うそぉーと思いながらも、どうしようもないもどかしさが
私に迫ってきました。
と、同時に非常に冷静な自分もいたような気がしていました。
DKには中央にテーブルがあり、私・嫁用の長座布団が一枚ずつ、
お客さん用の座布団2枚が囲むように配置してあります。
聞こえる少声の大きさ、位置関係から、私の長座帳布団で、
戸一枚挟んだすぐそばで行っていることが容易に理解できました。
続けます。
しかしながら、とても飛び出してやめさせる状況ではなかったです。
チキンなもので・・。
でも、耳の感覚は研ぎ澄まされ、全てのものを聞きとろうとしていました。
嫁の「うっ、うっ」と言う声が聞こえて来ると同時に、
「パン、パン、パン、パン」という声、
音が聞こえるようになってきました。
その音は、なくなったり、続いたりと交互になっており、
Oが休みながら嫁に突き刺しているんだろうと思いました。
何回目かのOの攻撃時に
「ちょっと待って、駄目だから、なるべく静かにして。。」
「大丈夫だから、あれで起きなきゃ起きないって」
「でも・・・」
との妻とOとの会話が聞こえてきました。の声でした。
おいおいおい、あれってなんだよ?と思っているや否や、
再びOの攻撃が始まったようで、妻の声は段々大きくなってきました。
十回程度繰り返した後、もぞもぞと音がしました。
位置を変えている様でした。
次の瞬間、妻の声が少し上から聞こえる用になってきました。
突き上げられているんだな・・と思いながら、
私が最も好きな体勢で行っている事に少し嫉妬を感じていました。
今から考えると、おせーよ、ってことになると思うんですが・・
妻の声は次第に大きくなり、同時に布団と
足のこすれる音っていうんでしょうか、
「ざっ、ざっ」って言う音が聞こえるようになってきました。
そこで、少し物音を立てて見る事にしました。
なるべく自然に、妙に冷静な自分は、
寝がえりをうつ振りをして戸を叩く。
ことを実行しようと思いました。
ドンという音を建てました。
次の瞬間、妻の声、ざっと言う音は消え、
「しーっと」言う声が聞こえてきました。
妻の声です。「ちょっと待って」と言うや否や立ち上がり、
戸を開けていました。
私はやばっと思いましたが、素早く目を閉じ、
ばれていないようでした。
とはいえ、この時に起こしてくれれば、
この後のことは無かったと思うのですが、
妻にはその気持ちが無かったようでした。
Oの「大丈夫?」とのひそひそ声に、
妻は「大丈夫、だと思うんだけど・・・」
と心配しているようでした。
基本的に私は寝たら起きません。
妻もそのことを踏まえて大丈夫と言ったのだと思いました。
続けます。
閉める前にチラッと薄目を開け、状況を確認しました。
っていうか殆ど無理でしたが。
嫁はいつも家にいるときは長めのタンクトップを好んでおり、
今日もそれを着けていました。はいていたはずのスカートは
着けてないように見えました。
その下もか?脱がされてないの?ブ.ラは?等と冷静に考える自分が
いました。
おまえは馬鹿か?等と自頂に言い聞かせながら。
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