戸を閉めた後、洋室の戸を開けた音が聞こえましたので、
Sの様子を見に行ったと思いました。
やめるという発想は無いのかと思いましたが(笑)
しばらくすると
「やっ、もう駄目」っという嫁の声が聞こえていました。
Oやめる気ねぇな…
「駄目だって」「駄目」と言う嫁の声は
「あっ」「うーん」という声に変わってきました。
そんなこんなのうちに「どさっ」という音と「あっ」という声が聞こ
えてきました。再開のようでした。
はっきりいって こっちももうびんびんです。こんな時だけ大きくなる
のもどうかな・・と思いますが、そんなもんですよねE.D.って。
聞こえる声の大きさと、位置関係が変わり、
今度は嫁の長座布団の上で開始したようです。
私の長座布団の位置は戸から全くタヒ角になっていますが、
嫁の長座布団の位置はその右側に直角に配置してあるので、
(イメージ沸きます?)
ほんの少しの隙間から覗く事ができます。
タイミングを見計らって覗こうと思いました。
見られても、聞かれてもいないのに寝返りを打った振りをして、
戸の方に向き直り、隙間が見える方向に対していい位置を確保する
事に成功しました。
俺、必至だな、と心で笑い、泣いてました。
おそらくこれが寝.ト.られスキーの真骨頂なのでしょう(笑)
続けます。
そのようなことをしている間に
「ぱん、ぱん、ぱん」といった音が聞こえてきました。
Oは再び嫁に打懇込みを開始したようでした。
さすがにまだ目をあけることができずに悶々としていましたが、
嫁の声が大きくなるにつれ思わず目を開けてしまいました。
戸の隙間から見えたのは、まさに嫁が
打ち込みをされている局面でした。
しかしながら、Oの背中ばかりが見え
嫁の姿を全く確認する事が出来ませんでした。
嫁の動向で確認できるのは、Oの腰の動きに合わせて発せられる
「あっ」とか「うっ」という声だけでした。
この位置であれば嫁の顔、体を確認する事はできませんが、
まあ仕方ないかな。
と、思っていましたが、次のOの動きに目を疑いました。
Oは嫁の腰に手を掛け、抱き起こす動作に入って行きました。
再び下から突き上げる腹づもりのようです。
Oが抱き起こすにつれ、
顔、胸、腰と嫁の体が少しずつあらわになってきました。
と同時に、私にあった少しばかりの余裕は完全に無くなりました。
ただ、嫁の顔、体を直視していました。
嫁の顔は喜びにあふれていましたし、
体はOの上で白肌までは行きませんが
きれいに見えるものでした。
私が嫁の体を確認するまでに至った後、
嫁は腰をOの両手に支えられ下降と上昇を繰り返していました。
何分立ったでしょう。
嫁は
「駄目、もう駄目だから」
「駄目、駄目」
と言い始めました。
これは、嫁の逝く時の言葉です。
ちなみに私はこれを数回しか聞いたことがありません。
(苦笑)
「ああ、駄目」を何回繰り返したでしょう、
嫁はOの体に倒れかかってきました。
多分逝ったんだと思います。
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