CB子の正体を知った、もう彼女とは付き合えない、私とやり直したいと言
い出しましたが、こちらはとてもそんな気持ちになれませんでした。
モノ扱いされたとしか思えなかったし、そもそも選択肢としてやり直しは
有り得ませんでした。
X美も私の味方でした。P太を睨んで
「あんた何ふざけた事言ってるのよ。私の時とはケースが全然違うでしょ?」
「Z郎も。地味子を何だと思ってるのよ、思いあがりもいい加減にしなさい!」
「地味子、こいつらどっちもダメだわ。Z郎くんは論外。P太にもあきれたよ。
CB子が男グセ悪いって話、ちゃんと忠告したよね?S事件やR事件も話した
よね?それでこのザマ?人の話を聞いてなかったの?」
X美の糾弾オンステージが展開し、P太もZ郎も沈黙、CB子はなぜか私を睨
みっぱなしという状況になりました。
私はもうどうでもいいから早くこの場を離れたくて、X美に帰ると言いました。
私たちは途方に暮れたようすの三人を見放し、揃ってファミレスを出ました。
帰り道
「X美、わざわざどうもありがとう。P太もZ郎もどっちもいらない。付き合いき
れないよ」
「ごめんね、P太なんか押し付けちゃって。まさかあんなにおバカだったとは」
「私も忠告してもらってたのに、CB子の好き放題にさせちゃった。隙があり過
ぎだよねー」
「もうあんなのと付き合うのは時間の無駄だから、別のいい人探しなよ。そっち
のほうが絶対幸せになれるよ」
そんな会話をほのぼのと交し、P太は失ったけどX美とは仲良くなれたから結果
オーライかな~と思いました。
修羅場についてはこれでおしまいです。
後日談
その後、部活メンバー内では密かにP太を「お供えクン」と呼び、彼とCB
子をくっつけておけば他の彼女もちが狙われずに済むと見なしていた事
も判って、P太は速攻でCB子と別れたそうです。
そのうえしばらくはよりを戻したいと騒いでいました。
「俺が悪かった。CB子に迫られてついその気になった」
「CB子は、付き合い始めはすごくいい子に見えて、セ○クスもけっこう良
くて、はまっちゃったんだ」
「Z郎が、自分と地味子がいい感じになっているって言ってきた時は、正
直ラッキーと思った。上手く乗り換えられるって自分に都合のいい事考
えた」
「もう目が覚めた。あんな手にひっかかった俺はバカだった。これからは
地味子を大切にするから以前に戻って欲しい」
聞けば聞くほど情けなくなってくる言い訳の連発でした。私は無理の一
点張りで対抗、X美にも相談したところ
「まだ懲りないか」
と彼女は激怒して、新彼(実はP太にとっては部活OBにあたる人)まで
巻きこんでのダブルパンチで
「地味子に近づくな」
とP太に厳命してくれました。
Z郎は多少マシというか、恥じているらしく私を見かけると自分から離れ
るようにしていました。
大学在学時にはそれっきり彼氏はできませんでしたが、社会人になっ
てからそれなりに恋もして、いまはそこそこです。
これで本当にお終い、ROMに戻ります。ありがとうございました。
P太は多忙を理由に私と会おうとしない、その割にコンパにはよく出る、連絡も途絶えがち。典型的な状態
・・・・だったのに>>729のピー太のそのイイグサ。
フタマタかけてた上にコンパにまで行っといてよくそんなことが言えるなこらー!
お疲れさんです
次は幸せになるんだぁぁ
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