修羅場としてはプチですが、あまりに怖かったのを思い出して。
趣味で知り合った友人Aは、喪な私に対して、
若い時の藤原紀香みたいな派手な美人だった。
ある日、突然電話がかかってきて、
今自分の彼氏とご飯食べてるから私ちゃんも来ない?と言う。
私も彼氏といるから…と言うと、
彼氏くん見たい!連れてきて!って強引に言われたので、
彼氏に了承貰ってAカップルと合流することに。
当時、私たちカップルは喪同士で
初彼女初彼氏同士付き合いたてだったのもあり、彼氏は私を溺愛してた。
2人になるとニコニコして「私ちゃん可愛い~」とかすごい言う。
ちなみに私はちんちくりんでお世辞にも美人でも可愛くもない。
多分、彼氏の方もタヌキの顔が可愛いとかそういうベクトルだと思う。
Aカップルは美男美女だった。
A彼はEXILEのアキラ?みたいな感じ。
喪な私たちは圧倒されつつ、Aたちのいた個室に通され、一緒に食事。
食事中にA彼氏の携帯に着信があり、席を外した時に、Aもメイク直しに行った。
彼氏と2人きりになって、美男美女だね~別世界だね~と言ってると、
その話の延長で彼氏の「私ちゃんも可愛いよ!」が始まる。
俺にとっては私ちゃん世界一!みたいなアホなことを言ってる時にAが帰ってきた。
急に引き戸があいて、恥ずかしいこと言うから聞かれたじゃん!
と思っていたら、何故かAは鬼の形相。
化粧ポーチを個室の床に叩きつけて「はぁ?!こんなだっさい子が可愛い?!
一応個室だし、Aたちが離席中の時のこと。
唖然としてたらA、私彼に直接掴みかかった。
「私の方が可愛いでしょ?!可愛いって言いなさいよ!
こんなブスの彼女恥ずかしいでしょ!」と叫ぶA。彼氏呆然。
そのまま呆然としてりゃいいのに、
喪なもんだから変なとこで真面目なのとテンパったのとで
「いや、俺は私子の彼氏なんで!私子が可愛いです…」とかへにょへにょ言う。
ヒートアップしたAが、ストラップのジャラジャラついた携帯を
私の顔面にぶん投げてきて、すんでのところで避けたら
A彼が帰ってきてA彼の脛あたりに当たった。
「いって、お前何してんの!」とA彼が言うと、
この男が私よりこのブスの方が可愛いって言った!ありえない!
とA彼にヒスりながら説明。
A彼も、え、別にいいじゃん…みたいな感じで呆然。
A彼が戻った後も私彼氏に「訂正しなさいよ!私の方が綺麗だって!」
と食ってかかって手に負えない。
A彼がなんとか宥めて連れ帰ってくれた。
Aと共通の友人に後で聞いたところ、彼女はすごい美人なのに整形したがっていて、
美しさに異様なこだわりがあり精神科通院歴があるとのことだった。
(本人はもう寛解したとしてあっけらかんと共通の友人に話してたみたいですが)
その後、Aからは「発言を訂正させるから彼氏の連絡先を教えろ」
と命令口調のメールが何回も来たけど、怖すぎて、
趣味仲間に事情説明と根回しした後、携帯変えてCOした。
趣味仲間に、ブスのくせに私がA彼に色目使ったとか、
私彼氏が自分に気があってしつこいとか触れ回ってたようで
一部根回しが行き届かなかった人に誤解されCOされたりしたけど、
数年経ってますます基地が露呈してきたらしい。
その時切られた友人もAに辟易してCOしたらしく、
今更わざわざ謝ってきたので思いだして書き込み。
ちょっと我儘な面はあったけど、
普段は普通だしほんとに見惚れるほどの美人だったのに、
あまりの豹変ぶりが白雪姫の継母みたいでほんとに怖かった。
彼氏とは結婚して今は旦那になってますが、久々にこの話をしたら
「なんで俺、テンパってあんな場面で私ちゃんのほうが!とか言ったんだろう…」
と赤面してたのは面白かったです。
A怖えーな
年取ったらどうなるんだろ、整形したっておっつかんだろうに…
似たような子が大学にいたよ。
顔は美人、胸はデカい、腰はほっそり、背は高くて美人でキレイ。
すごくおシャレで常に流行のど真ん中で、
見た目だけで言ったらどこの芸能人?って感じそのまま。
その他のスペックもすごくて、親が会社経営のお金持ちでお嬢様。
大学進学を機にマンションプレゼントしてもらって一人暮らし。
家事大変だよねって言うとそうでもないんだって。
だって週に2回お手伝いさんが来るから。
なのに家事もできるんだよ。
彼女が作ったお弁当、これどこのデパ地下で買ったの?
ってくらいに見た目も味もハイレベル。
どこの世界に桂剥きできる女子大生がいるんだよ!
頭も良くて、ほんとはもっと上の大学に行けた。
でも彼氏と離れたくないからうちに来た。
こんな高スペックを誇るのに、頭の中は病んでいた。
サークルの男子が彼女が出来たとひやかされれば、いきなりベタベタしだす。
男子が女子を褒めていたら「私はもっとすごい!」と熱弁し出す。
女子が「あの子かっこいいよね」と褒めていたら、即座に声かけて寝る。
誰かがちょっとでも褒められたら許せないらしく、絶対に対抗してくる。
それも見え見えの嘘をついてでも。
「この間言ってたことと違うよね?」とつっこんでも、
誰かが褒められると頭に血が上って思考がおかしくなるみたいで
嘘に嘘を重ねて収拾つかなくなる。
最初は男も女も周囲に人が大勢いたけど、
一年経つ頃は無料風○扱いの男子以外近寄らなくなった。
サークルも辞めて別のサークルに入って、また追い出されてを繰り返していたらしい。
そうなっても理由をわかってなくて「私はいつも妬まれて嫌われる」と言っていた。
「全部誤解なのに」と。
彼氏でもない男の膝に乗ってベタベタして、
まさか食堂でセクロスする気!?と焦った自分を前に、
「彼氏以外の男の人には興味ないのに。
あたしの彼氏に色目使ったでしょって言われちゃうの」と言っちゃう。
世の中すごいのがいるもんだと思ったよ。
そういやその子も、高級住宅地に実家があって、自分用のマンション持ちでした。
趣味仲間と、光熱費高くて~とか
家賃安くて便利なエリアってないかなあ?と雑談していたら
「A子、おとーさんが払ってくれてるからそういうのわかんないんだよね。
どうでもよくない?」とか言ってたので金持ちは浮世離れしてるな…!と思ってたけど、
なんかお金持ちの美人のほうが病みやすいとかそういうのがあるのかな…?
父親が金持ちで金があるから器量のいい嫁をもらって美人な娘が産まれて
金にあかせて蝶よ花よと育ててればまぁどっか何かが狂ってきちゃうんじゃないかな?
自立心や独立心とかはナシで過剰な自意識だけは念入りに育てられるわけだしね。
家が金持ちでも例えば大学はわざと遠方にやって仕送り額の中でやり繰りさせるとか
そういう方向で自立心を育ててる家の方が多いとは思うけどね。
たぶん、我慢するって回路が育たずにタヒ滅するとそうなるんだよ
コメント