間男「この前は俺もすごく良かったよ、今度いつできる？」 汚嫁「もー、そればっかりーｗ」【２／２ 攻撃開始＆離婚編】【長編】

以下要約のつもり。
弁護士は12時に来て貰って作戦の再確認。
13時前から人が集まり始める。まずは嫁、義父母が到着。
嫁、目が腫れてたよ。おはようとだけ声を掛けておいた。

次いで間男、間嫁が到着。そして呼んでないのに間父、間嫁父。
自「どうもはじめまして間男さん、2度目のご来訪ありがとうございます。」
間「（こっちを睨んで）・・・どうも」
初めて実物見たけど、これで爽やかに笑ったらそらモテるだろうなーって印象。
間嫁さんから念のためにと間男のLINEやりとりの写真を渡されたが
昨夜自分で確保できた分の証拠だけで充分、ありがとうございますと告げる。
間男もLINEのメッセージ消してなかったんだな。自分で確保できたから
良かったけど、確保できてなかったら強い証拠になるところだった。

合計11名の大所帯で示談開始。
まずは弁護士から。自分の代理人であることを告げ、今日の要旨を皆に説明。

嫁「どうして！離婚しないって言ったじゃない！」
自「検討するって言っただけだよ。なんなら昨日の録音聞くか？」
自「じゃあ、嫁さん、間男さん、何か言い分があればどうぞ仰ってください。」

嫁の方を見ると青ざめてるだけ。
自「何もありませんか？ではこちらを御覧下さい。」
弁護士が興信所の調査報告書を間男、間父、間嫁父に。もう1冊を自分父母・義父母に渡す。
目を剥きながら目を通してく両親’s。一通り読み終わると、頭の下げあい開始。

義父「この度はウチの娘がとんでもない事を仕出かしました、申し訳ない。」
間父「こちらこそ愚息が申し開きの無い事を致しました、申し訳なく思っております。」
自分「私の嫁の管理が甘いばかりに間嫁さんには申し訳ないことを致しました。」
間嫁「こちらこそ申し訳ありません。一度目を許してしまった私に責任があります。」

自分父母空気・間嫁父プルプルしてた。

間男は捏造だの何だの騒いでいたが間父に一喝されて大人しくなった。
嫁さんにLINEの証拠押えられてるのにね。
その横で間嫁父が鬼の形相で間男睨んでた。
義父母は深い溜息ついてたよ。

弁護士が再び自分の希望（慰謝料・親権）について。
間に慰謝料600　

間「ただの遊びったのに慰謝料600！?」
嫁「子供とも貴方とも離れ離れになるのは嫌！」
義父「コーム君、これはいくらなんでも法外じゃないか？」
間「上等だよ！徹底的に争ってやる！」直後、間嫁さんのビンタが炸裂したと思う。

自「こっちも出るとこ出たって構わないんですが、お望みとあらば」
間父「申し訳ありません、裁判だけは勘弁してやってください！」
間父「コームさんのお怒りごもっともです、ですがどうかそれだけは。」

間父土下座。ここから公務員たる云々かんぬん。間男さすがにちょっと怯んでる。
どうも間父は元公務員で、間男は身内びいき？？の様なもので就職できたらしい。
間父は間男の立場で裁判になる事の怖さを間男以上に知っている風だったよ。

間父の土下座乱入で少し場がｇｄった。少し落ち着いてから
弁「では次にこちらの証拠を皆さん御覧下さい。」

ここで金曜にまとめたLINE内容を纏めたペーパーを弁護士が配布。数足りなかった。
自「じゃあ嫁さん、間男さん、最新の8/6分を各パートで朗読して貰ってもいいですか？」
間・嫁「・・・・」
自「できませんか？では私が朗読しますね」

自「じゃあ次に最初の関係を持ったと思われる4/5の分を。」
ここからペーパーの内容朗読し始める。自分、壊れたラジオみたいに読んでたと思う。

嫁「もういやああああああああ！(号泣」
弁「間男さん、こちらはあなた方の不貞の事実、期間、回数の証拠を全て押えています。」
弁「言いたい事があれば伺います、先程の証拠には奥様が取られていた記録も含まれて居ます」

ここで義父が介入。
義父「コーム君分かった、分かったから。もう止めてくれないか。」
義父「コーム君がどれだけ傷ついたか、よく分かった。娘には君の要求を飲ませる。だから。」
自「○○(義父)さん、俺はまだこの二人からこの場で直接謝罪の言葉を聞いてないんですよ。」
自「要求を飲ませるとかそんな事の以前に、まず娘にさせることが有るでしょうよ。」
自「俺だって自分の子供が悪い事したら叱りますよ。」

ハッとした顔で動いたのは嫁父と間父だったと思う。
義父「嫁！早く謝りなさい！コーム君、済まなかった。」
間父「さっさと頭を下げんかこのボンクラ息子！誠に申し訳ありませんでした。」
嫁「ごめんなさい、私がどうかしていました。それでもこれだけは信じてください、貴方と子供を愛しています。」
間「申し訳ありませんでした（かなり不服そうに」
間「慰謝料は払う。けれど600は高過ぎる、ただの遊びだったのにおかしいだろ・・・」
ここで間父が間男なぐる。

間父「大変失礼しました。慰謝料は何としてでもお支払いさせます。」
間父「学生時代も、就職する時も楽ばかりさせてきたのが間違いでした。親として責任を感じております」
間父「ですが、どうか金額についてはご容赦を、何卒お願いします。」
間父「先だっての裁判回避のお願いに重ねて恥を忍んでどうかお願いたします。」
間父土下座。この時点で金額はどうでもよくなってた。
自分「裁判は嫌だ、慰謝料は減額しろ、随分とそちらに都合の良い言い分ですね。」
自分「まあ分かりました。それでいいです。但し、慰謝料については一括で。それと
　　　○○（間と嫁の勤め先）へは私共の離婚の報告に伺わせてもらいます。これについて
　　　異論を挟まないで頂きたい」
自分「これが最大限の譲歩です。それに対して何も言わないという事を誓約していただきますが
　　　宜しいですか。もちろん私から間男さん・嫁に処分を求める事は無いことをお約束します。」
弁護士見るとかなり苦笑いしてた。

こちらも嫁に余計な知恵が着く前に電撃戦で片をつけなければと思ってた。
裁判、特に嫁サイドが弁護士を雇うパターンを一番恐れてたよ。
間男との裁判を避ける理由は無かったけどこう言う意味では避けなければならなかった。
書いてて変な話だけれど。
だから間男側の要求もそれなりに聞いて早期決着のための落とし所を予め準備してた。
サレた側が長引けば長引くほど不利になるなんて、やっぱりおかしいよね。
結果的には無駄だったんだけどね。

間父「・・・分かりました。それで結構です。」
自分「さっきから殆ど喋ってないけどアンタどう思ってんの。父親の土下座見て何も思わないの？」
間「・・・」

自「間嫁さんはどうされますか？」
間嫁「私も離婚します。嫁さんにも慰謝料を請求させて貰います。」
間「！ちょっと待ってくれ、ただの遊びだったんだよ！考え直してくれ！」
間嫁「うるさい！あんた達は遊びで二つの家庭を壊したんだ。元に戻せるなら考え直す！」

間嫁さんもここで泣き出す。間男初めて項垂れてた。
言うつもりだった台詞を間嫁さんに言われてしまった自分。

弁「嫁さんもよろしいですか？」
嫁「・・・私は離婚したくありません、コームさんと子供と離れたくありません・・・」
この時点で内心かなりヤバイと思った。この流れはマズいって。

その矢先に義母が発言。そして親権確保の最大要因。
義母「嫁ちゃん、いい加減にしなさい。」
義母「コームさん、まずは嫁の母親として謝罪します、ごめんなさい。」
義母「嫁ちゃん、もう諦めなさい。子供と引き裂かれるのが辛いのは私だって分かる。」
義母「でもね、それだけの事を嫁ちゃんはしたの。そしてそうなったのは貴方を育てた私にも責任がある。」
義母「4ヶ月も、あなた何してきたの？コームさんと子供を裏切っていたのよ？」
義母「今、コームさんと子供と居たいって言うのはあなたのただの我がままでしょう。」
義母「1度や2度の間違いなら誰にもあるかもしれない。けれどあなたが居ないとき、コームさんは
　　　一生懸命家事も育児もしていたの。いつも手伝って貰って済みませんって言ってたの。」
義母「今のあなたに子供をちゃんと育てられるとは思わない。一度ちゃんとケジメをつけなさい。」
義母「ケジメをつけて、誠意を持って生きて、そこで初めてコームさんと子供に向き合いなさい。」
嫁号泣。自分も泣いてたと思う。義母が再構築前提で話してる感じがしたけど。
そういえば自分の父母に比べると、義父母はロマンチストで口達者だったよ。
弁「嫁さん、よろしいですね？」
嫁「はい・・・」

ここで弁護士が打合せしてた落とし所の慰謝料それぞれ間450一括嫁300分割での減額を提案して
嫁親サイド、間親サイドが了承したよ。
間父「私共の身勝手なお願いを聞いて頂いて有難うございました、誠に申し訳ありません。」
義父「本当に済まない、何としてでも必ず償わせるから。」

弁「他にまだ何か言いたい事がある方はいらっしゃいませんか？」
弁「ありませんか？では今までのお話の内容を示談書にします。」
弁「コームさん、嫁さんについては離婚協議書を後ほど作成致します。こちらは公正証書にさせて頂きます。」

ここで事前に用意しておいた落としどころの方の示談書を弁が多少内容変更して打ち出す。
間父に促され自分、間男がそれぞれ署名、捺印。

そしてここでやっと嫁に預けていた離婚届を返して貰う。
嫁、署名してなかった。義母に促され署名。証人欄が未記入だったので
自分父と義父に署名して貰う。親権欄が自分になっているのも確認。