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嫁と間男2が間男1を恐カ.ツ.していた【3/4】

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49: 名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/08 (金) 13:58:55.26

何でもかんでもネタ認定やめろ

俺みたいに楽しみにしているヤツだっているんだからよ

50: 名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/08 (金) 15:13:31.02

普通このテの経緯話は読んでて涙ぐまない?
中津川のはまったくそういう感情がわかないぜ

55: 名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/08 (金) 17:05:20.50

不法侵入したうえ、天井裏まで調べちゃう興信所。
見ず知らずの女に、部下を堕月台させたことまで喋っちゃう常務。
美人で有能で金持ちで高慢ながら、自分の金と時間を使ってヘタレ主人公に献身的に接するミンミン。

うん、ネタじゃないな。現実だよ、これはw

58: 名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/08 (金) 18:19:45.16

ドラマ化決定!

87: 中津川 ◆jIzn4ThRRKxt:2011/04/08 (金) 20:20:12.42

昨夜は大変でした。修羅場なんだからしょうがないのかもしれませんけど。

迎えの車に連れて行かれたのは、某ホテル街、嫁と上司がいるらしいホテルから少し離れた場所の車の中。
そこで、先に来ていたミンミンと合流。さすがに彼女もこんなことに経験があるわけも無く、口数少なめ。
ただ幾分、肩に力が入ってるっぽかった。そして淡々と今日以降のことを説明してくれてた。

彼女が言うには、今日この後、俺と嫁との間に離婚についての、ある程度の合意が出来ようと、出来まいと、家には帰らないこと。
そして、会話は極力しない、ミンミンの知り合いの弁護士が代わりに話をつける。

どうしても、嫁と話す必要がある場合は、電話でなるべく簡単に、そして結論は出さない。弁護士に相談してから。
こんな感じだったかな、ただミンミンの予想では、嫁はそんな簡単には離婚には応じないはずだと彼女は言ってた。

俺は、ここ数週間の展開が速すぎて、正直心と頭が全く付いていけなくて、なんだか現実の出来事には思えてなかった。
自分のことなのに、どこか他人事のような妙な感じがここのところずっとしてる。

興信所の人間は全部で3人、ホテルの出入り口で張り込んでいる2名と、俺とミンミンを乗せた車の運転席に1人。

88: 中津川 ◆jIzn4ThRRKxt:2011/04/08 (金) 20:21:26.36

11時を少し回ったところで、運転席の興信所員に連絡があった。
俺たち3人は急いで車を降りて、ホテルの入り口に向かった。すると数十メーター先で、ひと悶着起こっていた。

予定通りに、もはや姿を隠すつもりも無いカメラを持った先発隊に、嫁と上司が凄い剣幕で噛み付いている。

俺は駆け寄りながら嫁に声をかけた、すると嫁は、はっとしてこちらを振り返って、一気に顔面蒼白。
上司もこちらを見てたけど、何が起こったのか全く理解できていない様子だった。

俺は、情けない話だけど、何か言わなくちゃって思ったけど、固まっている嫁を前にして、俺も固まってしまった。
俺と嫁は、見つめあったまま、お互いに何も言えずに、ただただガチンガチンに硬直しているだけ。

一番年長の、興信所員が嫁と上司に向かって、どこか別の場所で話が聞きたいと言ってた。

しかし嫁は、俺よりも数瞬遅れてきたミンミンに気が付くと、一瞬にしてこれまで見たことも無いような険しい表情になると、
クワッと目を見開いてミンミンを睨みつけ
「女狐、お前の仕業ね、絶対許さない!」
そう言うと、ワナワナと肩を震わせていた。

89: 中津川 ◆jIzn4ThRRKxt:2011/04/08 (金) 20:22:11.54

ミンミンは、嫁の怒りに燃えた視線に対して、嘲笑を浮かべた表情で、ふざけた感じで言い放った。
「何言ってるのよ、自業自得でしょ?普段からろくなことしてないからこうなるんじゃない、バカじゃないのあんた」

嫁は目をギラつかせながら「覚えてなさいよ、絶対に後悔させてやるから」と吐き捨てるように言うと踵を返して
「あの、少しお話を」と必タヒで声をかける興信所員の言葉を無視して立ち去ってしまった。

嫁の、あまりに激しい剣幕に、誰も引き止めることが出来なかった。
しかし、この展開は、俺たちにとってはかなり予想外で、興信所の人たちも困惑していた。

仕方なく、事の成り行きと、嫁の豹変振りに心底驚いた様子で、無言のまま固まっている上司から話を聞くことにした。
しかし、上司は我に帰ると、忙しいだの、この後予定があるだの御託を並べて、何とかこの場を立ち去ろうとした。

しかしミンミンの「ご協力いただけないなら、場合によっては裁判とか早い話、表ざたにしますよ」という恫喝に屈して、
すごすごと、近所のファミレスまでついてきた。もうガックリと、濡れた犬みたいにしょげ返った感じで。

90: 中津川 ◆jIzn4ThRRKxt:2011/04/08 (金) 20:23:19.41

30代後半の上司の話は、ごく普通の、どこにでもあるような話だった。
職場が同じだから、だんだんと親しくなった。いけないと思いつつも、積極的な嫁に引きずられてこうなってしまった。
ただ、これが初めてで、もうこれっきり嫁とは縁を切るつもり。
どうか内密に、穏便にすませて欲しい。家族(奥さんと子供二人)には絶対に知らせないで下さい。

まあこんな感じで、俺が言うのもなんだけど、どこにでもいる気の小さな会社員といった感じの人だった。
質問は、ほとんど興信所の人がしてて、たまにミンミンが口を挟む感じで、俺はただ黙って聞いてた。

会話は録音された上で、事のあらましを自筆で書かされて、署名捺印のうえ上司はやっと帰された。1時間弱ぐらいかな。
そして、興信所の人とミンミンが少しだけ今後のことの打ち合わせをして、彼らも帰っていった。

後に残ったのは、ミンミンと俺だけになった。俺はなんか、惨めで情けなくて言いようの無い自己嫌悪で落ち込んでいた。

はっきりと自分の目で、嫁の現実を見てしまったせいだろうと思う。
ただ、そのせいで本当の意味で吹っ切れた気はした。結局俺は、嫁と結婚して一緒に暮らしてただけで、嫁のことが何にもわかってなかった。

はっきりと、嫁とは終わりにする覚悟みたいなものが出来たと思う。きっとミンミンは煮え切らない俺に、
腹を決めさせるために、現場を直接俺に見せることに拘ったんだと思う。

そして、彼女のその考えは正しかった。俺はこのなんとも心寒い今夜の体験をしなければ、未だに心を決めかねていたかもしれない。

サレ夫
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