いたか!頑張る!
中学生の女子ってさ、やたら手紙の交換とかしたがるじゃん?
大木はそれに目をつけたらしい。
どうやって入手したかはわからないけど後々、手紙の内容のコピーが教室や職員室に全部張り出される事件が起きたらしいです。
真犯人は結局わからなかったけどクラスの全員が犯人は大木以外いないって確信もってたらしいよ。
でも、それすらも大木の復讐劇の一部で実はもっとひどいとこにあいつの本質はある。
クラスの女子ボスをA・Bとしよう、ある日Bの筆跡でAの悪口を綴った文章が教室に落ちているのが見つかった。
丸っこく特徴のある字だったので誰もが信じてしまってたそうだ。
送り先は不登校から復帰したいじめられっ子(この子をCとする)だったらしい。
内容はこう、頻繁に職員室に通うCに
「最近Aが調子乗ってるからCあいつにいじめられたってちくっちゃえよ」的な感じだったんだって。
もちろんBは否定したがそんなの無駄だった。
なんでかはわかってる通り、Cが認めたからだ。
ただその時はまだ友情パワーなのかなんなのか、ギスギスした感じはしても不信感くらいで留まってたらしい。
そしてそれから数日後、次はA子のシューズがなくなる事件が起きた。
もちろんA子は憤怒、標的はC子。
いじめられた腹いせにやったと決め付けられその日一日、露骨なまでないじめが行われた。
が、翌日その状況が一変する。
教室に写真が張り出されたのだ。
B子がA子の下駄箱に手を伸ばすシーンの。
泣きながらいいわけをするB子、違う違うと言ってももう誰も信用しない
女子たちはC子に謝りながら今までいじめてたC子を擁護し始めた。
A子は発強、B子も発強。
教室内でナグりあう女子たち、それを眺めて賭けを始める大木。
教室内の鍵を全部締め切りやってきた教師達を締め出す。
結局最後は教師がベランダの窓を割って中に入ってきて終了したそうだ。
そして結果的にB子は不登校になった。
不登校になってから数日後、大木は全てを暴露した。
クラスの苛立つ女子達をばっさばっさと煽ったらしい。
大木「あれー、昨日まで仲良しコヨシだったB子はどこにいったのー?」
A子「はぁ?関係ないでしょ?どっか消えろよ」
大木「どうしたよ、下から赤いナイアガラ飛び出してんのか?」
A子「喧嘩うってんの?」
大木「うん、喧嘩売ってるよ^^」
こんな感じで口論は始まったらしい。
教室の男子は恐ろしさのあまりに傍観していたらしい。
大木「お前らさ、まだB子がA子の靴隠したと思ってんの?www」
A子「は?あんたも写真見たでしょ?」
大木「これなーんだ^^」
学ランの中から踵の潰れたシューズを出す大木。
騒ぎ出す女子、逃げ出す男子。
大木「俺がもってたんだよねーwwww勘違いで一人不登校にした気分はどう?ww」
A子「は!?じゃぁ写真はなんなの?」
大木「お前とB子の下駄箱のシューズの位置を変えといただけだよwwwそりゃお前のシューズが入ってたら入れ替えにいくだろB子もwwww」
A子「あんた・・・ふざけんなよおおおおお!!!!!!!」
ナグりかかる女子に容赦なくアイアンクローをかます大木、この辺はさすが中学生って感じ。
大木「お前って本当に馬.鹿だねww信用しなかったのはお前ww追い込んだのもお前な?www」
A子「痛い痛いいたいいたい!!!!」
大木「どうだった女子のみなさん、大好きないじめで今までの大好きな親友を不登校に追い込んだ気分は?」
↑これは同じ中学校で伝説の名言として語られてる大木の名言らしい。
レジェンド
大木に惚れる
やべぇwwww
その後、もちろん問題となり教師に連行される大木
教室の女子は7割は泣いてたらしい。
教師に連れ出される大木は
「お前らが無能で解決できなかったいじめ問題を俺が同じことして解決してやったのに何が駄目なんですか?ありがとうって言えよ?」
って煽ってたそうだ。
当時はみんな中学生だからみんな大木がかっこよく見えたっていってた。
その一週間後くらいにC子をいじめる旨のことが書かれた手紙が教室に配布された。
これが最初に言ってたやつ。
結果、クラスの女子の交友関係は卒業前まで復旧することなく、終わったそうだ。
正直、昔の話を大木の中学の同級生に聞いた話で俺は見たわけじゃないから話半分だと思ってる。
でも同時に、大木っていう人間はそれくらいを簡単にやってのける人間だってのもわかってるから俺としては信じちゃいました。
どう捉えるかはみなさん次第です。
以上、不良時代の大木のエピソードでした。
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