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タイムカプセルを掘り出したら、女の子との写真が出て来た。【3/3】

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282: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:29:00.35 ID:VdnwIpvF0

すげぇ熱い!

284: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:30:11.17 ID:B2vOdpra0

>>282,283 がんばってます

そう思うと、いてもたってもいられなくなって気がついたら婆ちゃんの部屋の前に
立ってました。

そして声を掛けようと思ったら中から話し声が聞こえてくるわけです。

286: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:31:31.88 ID:UQWNsULIO

ばあちゃあああん

287: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:32:29.62 ID:B2vOdpra0

>>286 両親のいないオレにとっては何よりも大事な婆ちゃんです

婆 「……そうかい、後輩さんはあの子のことを考えてくれてるんだね。
   ありがとうね」
彼女「でも……私、先輩に酷いことしてしまったのかと……だからもう
   嫌われてしまったんじゃないかと……」
婆 「大丈夫だよ。あの子は後輩さんのことが好きで堪らないんだよ。
   だから悩んでるんだと思うよ。あんなんだけど優しい子だからね」

288: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:32:49.84 ID:tQjxNIod0

聞いてはいけない話....なのでは

291: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:34:23.03 ID:B2vOdpra0

>>288 そうかもしれません

290: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:33:44.36 ID:UQWNsULIO

ばあちゃあああん
ばあちゃあああん

291: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:34:23.03 ID:B2vOdpra0

>>290 やさしいですよ

俺は襖越しに声をかけることにしました。

俺 「あのさ……ちょっといいかな」
婆 「おやおや、そこに居たのかい。入って来るかい?」
俺 「いや、それはマズイでしょ」
彼女「……」

292: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:35:36.42 ID:B2vOdpra0

俺はさっきまで考えてたことを話すことにしました。
今、きちんと話さないと、また後悔すると思ったから。

俺 「あのさ、うまく言葉にできないんだけど……俺、中学の頃に後輩さんが居なくなって
   悲しかったんだよね。だから、後輩さんと再会できただけで凄く嬉しかったんだ。
   でも、もうそれだけじゃ満足できなくなってしまってさ……」

293: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:36:51.80 ID:B2vOdpra0

そこまで話した時に頭の中で何か急に映像が閃いたんだわ。
それは彼女に渡した写真。そして裏に書いた文字……
あの日、俺は顔を真っ赤にしながら一文字一文字丁寧に書いたんだよ。

『次に会えたらボクの彼女になってください』ってね。

もう厨二病全開。恥ずかし過ぎ。

294: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:37:25.73 ID:B2vOdpra0

俺 「あのさ、後輩さんに渡した写真って覚えてる?」
彼女「……はぃ……ちゃんと持ってます……」
俺 「その裏に書いた言葉も覚えてる?」
彼女「…………はぃ……」

295: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:38:05.33 ID:B2vOdpra0

俺 「会えたよね……」
彼女「はぃ……」

俺 「だったら……ボクの彼女になってください」

296: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:38:56.04 ID:xqKBbF3v0

ゴクリ・・・

297: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:39:16.18 ID:tQjxNIod0

言えたじゃん!

298: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:39:17.01 ID:S/Ojq3YO0

ふぅぅぅぅぅぅ

299: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:39:19.64 ID:giMjQyqT0

きたあああああああああああああああああ

300: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:39:19.68 ID:lfpV/kNG0

しあわせになってくれ(´;ω;`)

301: 1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30 (土) 02:40:06.96 ID:B2vOdpra0

>>296,297,298,299,300 言えました。10年以上掛かりましたけど

次の瞬間、襖が突然開いて彼女は泣きながら飛び出してくると俺に抱きついてきました。

彼女「先輩、先輩、私、ずっと不安で、先輩は私のことなんかもう忘れてるんじゃないかって。
   私は、私は……先輩が大好きですっ!」

302: 名も無き被検体774号+ 2013/03/30 (土) 02:40:28.25 ID:UQWNsULIO

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