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父「○○という名の女は、本当に我が家には鬼門だな...」【1/3】

サレ男
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105: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/09/28 (日) 18:02:42.06

既男だが、ガキから独身時代までを書いても良いかな。
このスレは今、平穏でネタ少なそうだから、少しずつ投下していくが、
色々ありすぎた人生で、長文になるかも。
現在は40代後半、既婚小梨だ。

俺は子供時代、母親に虐.待.やネグレクトされていた。
母親は、言う事を聞かないと暴.力はもちろん、
子供の大切な物を目の前で破壊し、その恐怖を子供の心に植え付けて、


精神を支配するクズだった。

おかげで、子供時代の玩具はもちろん、子供の頃の思い出の品物は一切無い。
書籍も含めて、全部壊されて捨てられている。
退職した先生からもらったシャーペンを目の前で壊された時は、
心の方が壊れるかと思ったくらい。
ノートや教科書もビリビリに破かれた事もある。

自分が小学5年の秋になると、父が夜勤の夜に母親が出かける事が多くなり、
夕食を作ってくれなくなった。
「自分でご飯を炊け。500円札を置いておくから、とんかつでも買って食え」
という事が多くなった。
逆らえず、渋々従っていたが、いつしか朝食も作ってくれなくなった。

夜遊びのシ酉が残って、朝、なかなか起きてくれない。
精神的に支配されていた自分は、母親の了解無しに勝手に朝ご飯を食べると、
母親から制裁されると思っているから、どうにか母親に起きて貰おうと頑張ったが、
「うるさい!」と言って大型の目覚ましでナグられた。
目から火花が出た。
だらーって額から血が流れてきて、ショックで泣きながら学校へ登校した。

 

106: 105 2014/09/28 (日) 18:04:27.32

母から目覚ましでナグられた日、学校から帰宅したら、また500円札が置いてあった。
500円札を持って外に出ると、俺は無意識に、ふらふらと夕暮れの中を徘徊した。
とんかつを売ってる肉屋の前を通り過ぎ、ふと気づくと、H君の家の塀の前にいた。

H君は1~4年生まで同じクラスの仲良かった子で、
H君のお母さんは凄く家庭的で優しい人だった。
お勝手から美味しそうな匂いがする。

じっと見てたら「俺君?」と呼びかけられた。
目の前にH君のお母さんがいた。
「どうしたの?」


と心配そうに尋ねてくれる。
 


何も言えず黙っていると、
「ご飯食べていく?」と聞いてくれた。
その言葉を聞いてたまらなくなって、
涙がぽろぽろと出てきて、そのまま家に逃げ帰った。

その夜、夕食は食べず、布団の中で泣きはらした。
ご飯を作ってくれず、言う事聞かないと宝物を壊して笑うヤツ。
自分の本当の母親は、あんなヤツじゃない、他にいるんだ、そう思うようにした。
そうすると、少し気持ちが楽になった。

107: 105 2014/09/28 (日) 18:06:35.72

ある朝、母親が居なくなった。
時々、父の夜勤の時に家に上がり込んでいたKという男と母親の現場を、
早上がりで帰ってきた父に見つかったようだった。
父に追い出され、Kの元で母親は暮らすようになった。

母親が家を出て数週間後、父の夜勤の日に母親が家に居た。
家の鍵は変えてなかったから、父の居ぬ間の帰宅だったはず。
しかし、父は何故か家に居て、昼間からシ酉を飲んでいた。

何故、父が居て母が居たのかは当時判らなかったが、
子供ごころに、両親が揃っているのが嬉しかった。
だが、母親はすぐに帰った。

その数週後、6年生に進級して間もなくだったが、学校から帰ると
また母親が居て、家の中を家捜ししていた。父は日勤で居なかった。
母親は、俺に見つかるとさっさと家を出て行った。

それから数日後、父が顔色を変えていた。
我が家が不動産屋に売りに出されていたらしい。
母親に権利書を持ち出されたが、実印は父が親戚に預けていて、寸前で防いだらしい。
俺が生まれた頃、父は人一倍働いて家を建てた。
その家をKと母親が勝手に売ろうとしていた。

続きは後日書きます。

109: 105 2014/09/28 (日) 19:11:26.76

あと何個か書いて、続きは明日にします。
書けば書くほど長くなりそうだが、ウザかったら言ってください。

父はKや母親に対し、何らかの法的手段を執ったはずだった。
土曜日の午後、自分は学校から帰ってきて家に居た。
父は夜勤明けで寝ていた。

Kが、柄の悪い男達数人を連れて家に来た。
寝ていた父を起こすと、父が応対した。
父は、俺を家の奥の部屋に居るように命じた。

ドナり声と「ぼくっ」という音が居間から繰り返し聞こえた。
Kが「人間のクズ」と父を罵っていたのが聞こえた。

そのうち静かになったと思うと、父の嗚咽が聞こえた。
自分は心配して居間の父の元に行った。
父はシ酉を一人で飲んでいた。顔は数カ所腫れていた。

あんな父の泣き声を聞いたのは、初めてだった。
男としての、悔し泣きだったはずだ。

事情は良く教えてくれなかったが、家を売らせないようにするために、
やはり父は何らかの法的手段を執り、それに腹を立てたKが
父に制裁しにやってきた様子だった。
小学6年の俺でも、Kの方が人間のクズなのは判っていた。
父に取っては、あの日が人生最大の屈辱と修羅場だったに違いない。

サレ男長編
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コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    お父様は脇が甘くて間抜けな方だわ

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