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父「○○という名の女は、本当に我が家には鬼門だな...」【3/3】

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120: 105 2014/10/03 (金) 19:15:35.47

翌日、少し正気に戻った俺は、彼女に理由を説明するように言った。
その翌日、彼女は殊勝にも家に来た。

「どうしてこうなった?」

彼女に説明を求めた。
だが何を聞いても、ごめんなさい、としか言わない。
開き直ったわけでも無く、思わせぶりに、
まるで自分が自己犠牲してるかのような素振り。

そんな素振りを見せられたら、余計に理由を聞かなければ納得出来ない。
でも、まだ俺は現実が呑み込めず、「理由は良いから、戻ってきてくれ」と頼んだ。
気持ちを落ち着け、将来を考えるようになってた事も正直に言った。

彼女は「考える」と言った後、気を失ってしまった。
元々彼女はメンヘラな所があって、何かあると気絶に逃げる傾向があった。

彼女を介抱しようとして肩を持ったら、気がついた彼女は体ごと拒絶した。
ショックだったが「帰ります」と言うので、クルマで送って行こうとしたら
彼氏が外でクルマで待ってる、と言った。

怒りの感情を○して、俺は外に居る彼氏を部屋に上がらせた。

横になってる彼女を彼氏が介抱する。
俺の介抱は拒絶したのに、彼氏の介抱で愛撫シーン開始。
彼氏の手が腰に回って、ため息漏れてる。

見てられなかった。
イ本の関係が出来上がってるのを、俺の部屋で見せつけられたよ。

カッとなった俺は大声を上げて、
「ここに並べ!!」とドナり、二人を平手打ちした。

121: 105 2014/10/03 (金) 19:30:37.10

そこからまた、記憶が飛ぶ。
気がつくと、涙流しながらワープロを打っていた。
何でこんな仕打ちをするのか、恨み節のような文章を書いては消していた。

俺の何が悪かったんだ。俺はお前の為に必タヒになったけど、無職になったら即乗り換えるのかよ。
そんな事ばかり書いていた。
書き直して書き直して、それで結局、どうして裏切ったのか教えてくれと書いて送った。

彼女と父と住むつもりで建てた家で、居候時に彼女が残していった荷物がまだ沢山有る中で、
気が狂いはじめた。

電話しても、「ごめんなさい」としか言わない。
理由を教えてくれ、と言っても、ごめんなさい。
直接言えないなら手紙を書いてくれ、と言ったら書くという。

でも、何日待っても手紙は来ない。
ほとんど眠れないまま、メシも喉を通らず、
彼女との3年を思い出して、気がくるう。
楽しかった思い出は刃となり、前の彼氏の残したツケで苦悩した思い諸々が、
自分をいたぶる。

現実感が無く、夜、彼女の家に行った。
3Fの角の部屋。明かりが消えた。階段をゆっくり上がると、
ドア越しに、うふふ、と甘え声でベッドトークしている声が聞こえた。

手紙書く暇は無くて、イチャイチャする時間はたっぷりあるんだな。
自分が生きているのが痛くて、辛くなって、タヒぬ事を考え始めた。
女なんかもう、信用出来ない。みんな母親と同じだ。

でも最後に、彼女への綺麗な気持ちを書いて、ラブレターとして送ろう。
生きていた証として、彼女の心に刻みつけよう。
楽しい思い出だけ覚えてタヒんだら、もう苦しくないよな。
彼女と住むつもりだった部屋で、3年間の楽しい思い出を泣きながら書いた。

122: 105 2014/10/03 (金) 19:36:51.33

そんな俺を父が見ていたのに、気づかなかった。
翌々日、ラブレター送って、これからどうやってタヒのうか考えていた時に、
60歳になったばかりの父が、俺に話しかけてきた。
一気に十歳は老けた顔をしてやつれていた。

「○○という名の女は、本当に我が家には鬼門だな...」

父はそう言うと、大声で泣き始めてしまった。
母親と彼女は、同じ名前だった。

父は、俺の憔悴ぶりを見て、自分で彼女の行動を調べた。
父も深く傷ついていた事を知った。
その後、父が暴れ出し、止めるうちに親子でナグり合いの喧嘩になった。

俺は、本当にこれが現実なのか、わからなくなっていた。
歩いていても、床がぐにゃぐにゃした感じがした。

気がつくと、また彼女の部屋に向かっていた。
まだ日中で、彼女も彼氏も会社にいる時間だった。
合い鍵で部屋に入る。

男物のスーツが壁にかけてある。
キッチンに歯ブラシが二つ。
彼女が俺用に買っておいたのは無くなっていて、代わりに彼氏用の歯ブラシと彼女の歯ブラシ。
テーブルには、彼氏のクルマの駐車場の契約書。保証人には彼女の名前。

俺がタヒのうとしてるのに、こいつらは着々と明るい未来に向かって進んでる。
俺、いや、我が家の不幸を踏み台にして、こいつらは楽しくイチャイチャ乳繰り合ってる。
俺だけがタヒぬのは、犬タヒにな気がしてきた。

もう、どうでも良いと思っていた事だったが、
最後の最後に確認をしたくなった。

122: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/03 (金) 20:41:38.53

ヘタクソで面白くもない長い小説披露して、恥ずかしくないの?

124: 105 2014/10/03 (金) 20:56:59.07

小説かw
20年ちょっと前の話を、事実だけ書いてるんだが、下手くそなのはすまん。
思い出すと感情が制御出来なくて、まとめられない。
事実書いても、見る側はやっぱつまんないよな。
迷惑なら止めるよ。

125: 105 2014/10/03 (金) 21:52:34.63

結末を端折るとさ、この後、年下彼氏と彼女が夜中にナグり込みに来た。
まあ、俺が彼女の裏切りの動機を吐かせようとして、
慰謝料払えって言って、払えないなら借金全部自己破産しろって迫った。

やられっぱなしでは自分が浮かばれないと思って、
何かしらのケジメをつけさせたかった。

それでキレた二人が夜中にナグり込み。
結局、俺と彼女の共通の先輩が仲裁入ったんだが、
ナグり込みが一生のトラウマになってしまってね。

暴.力を直接受ける事は回避できたが、
新築した家の玄関での出来事だったんで、玄関見る度に思い出してた。

俺の親父も、母の間男にナグり込み掛けられてて、
父子そろって同じ名前の女に裏切られ&ナグり込み。

俺は数年間、壊れちまって、女性を信用出来なくなった。
まあ、それでもその後結婚はした。

姉さん女房で気が楽だったが、やはり心の奥底で信頼出来なかった。
「もしお前が浮気したら、俺は離婚して自サ.ツ.する」そう言って、結婚した。
妻は同居の父の世話も良くしてくれて、良い嫁になってくれた。
(去年の父の葬式でも、本当に良くやってくれた。)

だが、子供は作れなかった。
妊娠知っても、絶対に疑い出すと思ったから。
かつて、俺の父が俺の血を疑ったから、
疑われる子の気持ちを知っていて、作れなかった。

本当は子供を作って、賑やかで暖かい家庭、
ガキの頃から夢見ていた家庭が欲しかったはずなんだ。
俺が優しい母親に恵まれなかったんで、
子供を優しくあやしてる女房見て、幸せに浸りたかったんだけどな。

今もそうだが、妻の帰りが遅い時、どうしても平静で居られなくなる。
インナーチャイルドっていうのか良く判らんが、昔の心の傷がうずく。

最近トラウマが復活してたんで、その勢いで書いちまった。
元彼女のその後は、需要があれば書くが、無ければこれで終わる。

つまらない話を読んでくれた人、ありがとう。

サレ男
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コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    最後にあたたかい気持ちになれた。
    なんか俺が救われた。

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