あれから10年経って、伯母から知らされた母のタヒ。
その10年の間に私は結婚し、子供を授かった。
夫も家庭に恵まれなかった人で、私の気持ちをよく理解してくれる。
ふたりで話し合って式は挙げず入籍だけにした。
結婚したことは報告だけはしようとしたが、電話番号が変わっていて
新しい番号を知らされていなかったことが母からの絶縁の意思表示だと理解し
それ以降一切連絡はしなかった。孫が生まれたことも。
伯母に聞けばわかるんだろうけど、そこまでする気になれなかった。
何故そこまで私を拒否するの?
父と母の問題で振り回されただけの、まだ小学校にも上がっていなかった子供の
私の言葉がそんなに許せないの?
そう思ったら、それまでの母を求める気持ちが一気に憎しみに変化した。
お櫃の中で眠る母の顔は険しかった。
まだ60代半ばのはずなのに眉間と額に深く刻まれた皺。
タヒ化粧を奇麗に施してもらっててもそれは隠せなかった。
葬儀は私と伯母夫婦だけで済ませた。
子供には私の親はもうタヒんでると言ってあるし、
夫には子供を見ててもらって、私ひとりで帰省した。
伯母にはずいぶん非難されたが、遺骨はお寺に預けてある。
自宅に持って帰るつもりはない。
このあとどうしようかまだ決めてもいない。
こんな黒い気持ちを抱えたまま、子供をちゃんと育てられるんだろうか。
子供は可愛いし、この子の為なら命を投げ出してもいいとすら思える。
何故私はこの子のように愛しい存在になれなかったんだろう。
>>228
長い。
でも一気に読めた。
ご両親2人とも無責任にさっさとタヒんでずるいよなあ。
お母さんの苦しい気持ちも分からなくもないが、
それを娘に向けるのは違うと思う。
まあ、その遺骨はさっさと無縁仏にでも入れて忘れちまいな。
あなたはお母さんとは違う。
ちゃんと子供を愛して育てられるよ。
自信持て。
お母さんのこと好きだったんだね
お母さんに見てもらいたかったね
お母さんに笑ってほしかったんだね
お母さんの心にトドメをさしたのが自分だと自覚して謝罪までしたのに、
扉を開けてもらえなくて寂しかったね
なくなってすらも自分を拒否してるって分かってるから遺骨に手を出せないね
辛くて苦しくて寂しいままの小さな頃の自分が心から消えてくれないね
そのままでいいと思う
お母さんごめんなさい、でも私は寂しかった
産んでくれてありがとう、さようなら
手を合わせて心の中で言うだけで十分な供養になるよ
ダメな父親や愛/人に渡さず奪還した子供があなたでしょ?
その事実だけであなたは確かに愛されていた
>>234
いやいや、奪還したなら責任もって愛せよって思うわ。
奪還しといて苦しめてどうするよ。
>>228
何のために元鞘に戻ったのか今となっては分からないけど、
私は憎んで憎んで憎んで憎んでもいいと思う。
あなたがやったこと(言ったこと)には何の罪もないと私は思う。
だって、そう言わせるような状況を作ったのは親たちじゃないのさ。
5~6歳の子供に愛/人だの浮気だの分かるわけないんだし。
そして反面教師にして、うんとお子さんを愛してあげてほしい。
おーぷん的な意見になってしまうけど、
そんなご両親なら、介護が必要な年齢になる前に
さっさと逝ってくれたのは最後の娘孝行だったとも言えるよね。
これからは自分の家庭のことだけ考えて
幸せになっておくれ。
コメント
産んだ人は糞旦那に浮気されて心が死んだんだね、その種でできてる子も同じく嫌悪してたんだろうね。
最悪だわ。